【最新版】企業のエンジニア年収ランキングを発表します!!
エンジニアを目指すうえで気になるのが年収ではないでしょうか。
エンジニアになりたいと考えるのであれば、年収を知っておきたいところですよね。
この記事では、エンジニアの平均年収を企業別や職種別に紹介します。
また年収が高い企業の特徴についてお伝えしていきます。
企業別平均年収ランキング
企業別の平均年収を紹介していきます。
ランキング | 企業名 | 平均年収 |
1 | 野村総合研究所 | 1,225万円 |
2 | 電通国際情報サービス | 1,047万円 |
3 | SRAホールディングス | 1,033万円 |
4 | Kudan | 1,022万円 |
5 | 三菱総合研究所 | 1,009万円 |
野村総合研究所
もっとも平均年収が高かったのは野村総合研究所でした。
年収が高い理由として、利益率が高いことが関係しています。
日本の大手IT企業の利益率は約3〜6%と言われていますが、野村総合研究所では19.8%となっています。
SI事業やコンサルティング事業がメインであることからランニングコストが優れていることが背景にあるようです。
電通国際情報サービス
電通国際情報サービスは2位という結果になりました。
年収が高い理由として、給与制度が関係しています。
年功序列の賃金体系と社員の平均年齢が30代後半となっているため、若手が少ないことが理由にあげられます。
SRAホールディングス
3位はSRAホールディングスでした。
SRAホールディングスは、金融・エネルギー・製造・流通・教育などの業界のリーディングカンパニーを中心に顧客と安定的な取引を行っているため、多くの信頼を集めています。
現在ソフトウェア開発中心のSIerとして、高い利益率を出していることが高い年収につながっていると思われます。
Kudan
Kudanは、コンピューターやロボットに関する先端技術において、人工知覚(AP)技術を開発しています。
人工知覚(AP)は、次世代コンピューターのユーザーインターフェースとなる拡張現実(AR)や仮想現実(VR)、複合現実(MR)において重要な技術であることから、これからますます発展が期待されています。
現在急成長している企業のため、年収が高いとされています。
三菱総合研究所
三菱総合研究所の平均年収が高い理由としては、電通国際情報サービスと同様に、年功序列や社員の平均年齢が40代となっていることが理由になっています。
若手社員の平均年収だけでみると、そこまで高くないようです。
業種別平均年収ランキング
業種別の平均年収を見ていきましょう。
ランキング | 業種 | 平均年収 |
1 | システムアナリスト | 1,295万円 |
2 | システムコンサルタント(業務系) | 974万円 |
3 | セキュリティコンサルタント | 800万円 |
4 | 社内情報化戦略・推進 | 657万円 |
5 | プロジェクトマネージャー・リーダー(Web・オープン・モバイル系) | 655万円 |
システムアナリスト
ITエンジニアの職種別平均年収の1位はシステムアナリストになります。
システムアナリストが高い理由としては、システム開発の上流工程であることが理由になります。
主な内容としては、クライアントのニーズに基づいてシステムを企画し要件定義、設計を行っていく作業になります。
システムコンサルタント
2位はシステムコンサルタントという結果になりました。
システムコンサルタントは、クライアントの業務内容を分析し、経営戦略や問題解決のためシステムを構築する業務内容になります。
高度なスキルが必要なため、年収が高いとされています。
セキュリティコンサルタント
セキュリティコンサルタントは名前の通り、クライアントのセキュリティ向上のため提案をする業務になります。
コンサルタント関係は、年収が高い傾向にあるといえるでしょう。
社内情報化戦略・推進
社内情報化戦略・推進は、自社がどのような手法でクライアントの問題を解決して利益を増加させていくかを考え提案する業務になります。
様々なスキルが必要になるため、年収が比較的高いとされています。
プロジェクトマネージャー・リーダー
プロジェクトマネージャー・リーダーは、専門的なスキルを身に着けるというよりは、全体を俯瞰して見れる能力やスケジュール管理などが主な業務内容になります。
プロジェクトを円滑に進行させるための高いマネジメントと能力が必要となるため、平均年収が高いと言えます。
どんな企業がランクが高いのかの特徴
それぞれ企業によって特徴が異なり、人気が高い企業の特徴を見ていきましょう
年収が高い
IT業界といえば年収が高いイメージを持っている方も多いと思います。
日本の平均年収は国税庁の令和2年度『民間給与実態統計調査』によると、433万円となっています。
一方のエンジニアを含むIT関連は、経済産業省の調査データ『IT関連産業の給与等に関する実態調査結果』によると、平均年収542万円となっています。
このことからエンジニアは年収が高い傾向にありますが、エンジニアの職種によっても異なり全てのエンジニアの平均年収が高いとは限りません。
年収アップを考えるなら企業が必要としているスキルを身につける必要があります。
大手企業は優秀な人材を確保するために、平均給与よりいい条件を提示していることが多く見受けられます。
スキルが高い人材を確保し企業はさらに成長することで、人気を高めています。
そのことから、好循環になりやすい特徴があります。
売上が高い
IT業界で人気が高い企業は、業績がいい企業になります。
売上や業績に関しては、企業の公式サイトで確認ができるため、業績がいい企業ほど人気が高い傾向があるようです。
では、「売上や業績が悪い企業はダメなのか」というと、必ずしもそうとは限りません。
企業の戦略として、長期的な経営を視野にいれた投資の可能性もあるからです。
企業を選ぶ際には、売上や業績だけでは判断が難しい場合があるため、求人サイトなどの口コミや評価を確認しましょう。
離職率が低い
エンジニアとして働くうえで、離職率が低いことも人気である企業の要因の一つになります。
確認方法としては、企業の有価証券報告書で確認することができます。
離職率が低いということは、安定的に働けることから求職者に人気が高いといえるでしょう。
しかし、離職率が高い企業でも必ずしも危ない企業とは言い切れません。
IT業界では、自身のキャリアアップのため転職や独立していく人も少なくありません。
そういった理由から離職率が高い場合も考えられます。
評判が良い
評判がいい企業は、エンジニアとして実際に働いている方の、満足度が高い特徴があります。
SNSが普及している現代において、口コミや評判はすぐに広がり、評判がよくない会社は人気企業になることは難しいと言えます。
ブラック企業を避けるためにも、気になる企業の情報収集をすることは重要になります。
自分でリサーチが難しい場合は、転職サイトのエージェントを活用することで、ブラック企業を回避できる場合もあります。
企業のエンジニア年収を把握し就職に活かそう
エンジニアの平均年収を企業別や職種別にお伝えしてきました。
平均年収が高い企業は大企業が多い一方で、最先端の技術の開発を行っている企業などが平均年収が高い傾向にありました。
さらに職種別の平均年収のランキングでは、コンサルタントやシステム開発の上流工程の職種の年収が高いことがわかったのではないでしょうか。
今回の記事が転職や就職の際に参考になれば幸いです。
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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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