エンジニア単価の相場を会社員・フリーランス別で発表します
エンジニアを目指したいと考えたときに、やりがいや手に職をつけたいと考える方が多いと思いますが、もっとも気になるのはエンジニアの単価ではないでしょうか。
エンジニアと一言にいっても、多くの職種がありスキルも多種多様になります。
この記事では、言語別にエンジニアの単価の相場について紹介していきます。
会社員エンジニアとフリーランスエンジニアをそれぞれ分けて単価の相場を調査いたしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
エンジニアの単価の相場は言語や職種、スキルや会社によって違う
エンジニアの単価の相場は使用している言語や職種、個人のスキル、会社規模によって異なってきます。
外資系や大手企業のエンジニアは、中小企業と比べると3~8割程度単価が高くなることもめずらしくありません。
スキル面においても、個人の能力に加えエンジニア上級職になればチーム全体を管理するだけでなく、新規クライアント獲得など顧客とのやり取りも出てくるため単価が変わってきます。
このように様々な条件によりエンジニアの単価の相場は決まってきます。
会社員エンジニアの単価の相場【言語別】
会社員エンジニアの言語別の単価について見ていきます。
なおこのデータはTECH Street(2020年プログラミング言語別年収ランキング)を参考にしており、20〜50代の平均年収を12で割って数値を算出しています。
Java 44万円
PHP 41万円
Python 45万円
Ruby 44万円
JavaScript 42万円
C# 43万円
Go言語 42万円
Swift 40万円
C言語 44万円
COBOL 44万円
Java 44万円
Javaはエンジニアではなくても普段パソコンに触れている方なら知っている言語ではないでしょうか。
そんなJavaエンジニアの単価相場は約44万円となっています。
Javaでは主にゲームやAndroidのアプリケーション、Webサイト、IoTシステムの開発といったことができるプログラミング言語になります。
Javaで作られた代表的なゲームでいうとMinecraft(マインクラフト)が有名です。
PHP 41万円
PHPは、Webサービスやアプリケーション、システム開発に使われており、PHPエンジニアの単価相場は41万円となっています。
PHPでは、オンラインショップなどが作成できるため、ここ最近は外出自粛の影響もあり実店からオンラインショップを開設するお店が増加傾向にあります。
PHPを習得することで、HP制作やブログなども作成できるためフリーランスや独立を考えている人はPHPのスキルを身に着けておいて損をしないでしょう。
Python 45万円
Pythonはここ最近エンジニアを目指す人が多く人気のプログラミング言語になります。
Pythonの単価相場は45万円となっており、今回紹介するプログラミング言語の中でもっとも高い単価となっています。
Pythoが話題になっている理由の一つとして、人工知能や機械学習(AI)の開発に用いられていることが関係しています。
Pythonでは、Webサイト制作やゲーム制作、ブロックチェーン開発などに加えデータ処理・分析・解析に強いプログラミング言語になっています。
今後需要が高まると予想されるため「どのスキルを勉強していいかわからない」と考えているならPythonがおすすめです。
Ruby 44万円
Rubyは、Webやスマートフォンのアプリケーション、SNSの開発などができる特徴があり単価相場は44万円となっています。
ここ最近では様々なサイトで見かける、チャットボットのような機能も実装できることから人気が高まっています。
Rubyは日本で開発されたプログラミング言語でRubyを使ったサービスではCOOKPADやHuluが有名です。
また、映画『サマーウォーズ』のシーンの中でもRubyが登場することから話題となりました。
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JavaScript 42万円
JavaScriptでは、Webサイトに動きつけることやアプリケーション作成などが可能になり単価相場は42万円となっています。
Webデザイナーやエンジニアを目指す人の多くが身に着けているプログラミング言語になり、HTMLやCSSを習得した人が次に学ぶスキルとしてJavaScriptを選択する方が多くいます。
JavaScriptはHP制作には欠かせない技術で、エンジニアを目指す人や「プログラミング言語ってどんなもの?」と思っている初心者の方にぜひ学んでほしいスキルになります。
C# 43万円
C#では、デスクトップ・スマートフォンのアプリケーション開発に加えゲーム、VR・AR・MRコンテンツの開発などに使用されており単価相場は43万円となっています。
C#では様々なサービスの開発を行えるためオールラウンドな言語です。
使い方次第では”できないことがない”とまで言われているプログラミング言語で人気があり、ネット上には情報が多いため学習をしやすいメリットがあります。
デメリットとしては、様々なものを開発できる一方で膨大な容量を使うため、パソコンのスペックが低いと学習が難しい場合があります。
AI関連の開発とは相性があまり良くないので、AIにも興味がある人は別な言語を学ぶことが望ましいでしょう。
Go言語 42万円
Go言語は、Googleが開発したプログラミング言語でシンプルで記述しやすい特徴があります。
Go言語の単価相場は42万円となっており、主にWebサーバー・Webサービスの構築やスマートフォンのアプリケーションの開発、ドローン開発などを行うことができます。
Go言語を使ったサービスではYouTubeやメルカリ、ぐるなびなどが有名です。
Swift 40万円
Swiftでは、Apple製品のアプリケーションを開発できるプログラミング言語で、単価相場は40万円となっています。
元々はiOSアプリを開発する際はObjective-Cという言語を使うことが一般的でしたが、表記がわかりにくい点がデメリットとしてありました。
それをもっとシンプルに記述しやすくしたものがSwiftになります。
Swiftはコードがシンプルで使いやすいため、初心者でも学びやすいプログラミング言語と言えるでしょう。
C言語 44万円
C言語はプログラミングをしたことがない人でも一度は聞いたことがあるプログラミング言語ではないでしょうか。
そんなC言語の相場単価は44万円となっています。
プログラミング言語の中でも人気が高く比較的に単価も高い傾向にあります。
C言語は主に組み込みシステムの開設や業務システムの開発、OS開発などが行えます。
C言語は需要が高いことから、身に着けておくことで仕事を獲得しやすくなるでしょう。
COBOL 44万円
COBOLは1950年ごろ開発された昔からあるプログラミング言語で単価相場は44万円なっています。
COBOLは、事務処理や帳簿の出力、計算処理などができるプログラミング言語になり、金融機関や政府機関などの事務処理で利用されています。
昔からあるプログラミング言語のため、COBOLを扱えるエンジニアは40~50代が多く、若い世代が少なくなってきています。
案件が少なくCOBOLのエンジニアを目指す方が減っている現状ではありますが、長年使われてきたプログラミング言語のため、いきなり新しい技術に切り替わることは考えにくいと思われます。
そのことから、メンテナンスや改修などを行えるエンジニアが必要になるため、将来性があると言えるでしょう。
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フリーランスエンジニアの単価の相場
フリーランスエンジニアの単価の相場について見ていきましょう。
こちらのデータについてはレバテックフリーランス単価相場を参考に記載しております。
Java 69万円
PHP 72万円
Python 77万円
Ruby 80万円
JavaScript 72万円
C# 67万円
Go言語 82万円
Swift 79万円
C言語 66万円
COBOL 60万円
会社員の平均単価に比べるとフリーランスエンジニアのほうが明らかに高いことがわかるのではないでしょうか。
「フリーランスエンジニアとして目指すほうがいいのでは?」と思ってしまうほど単価に差がありますが、フリーランスエンジニアが絶対にいいとは限らないんです。
詳細については次章で詳しくお伝えします。
フリーランスエンジニアが会社員エンジニアより年収が高くなる理由は?
フリーランスエンジニアの単価相場は会社員エンジニアよりも高い傾向にあります。
その理由として、会社員の場合だと固定給の場合がほとんどで年収を増やすことは難しいですが、フリーランスでは仕事をすればするほど稼げる金額は大きくなってきます。
つまり、頑張った分だけ自分の収益になるというメリットがある一方で、スキルが乏しい場合には収入が低くなってしまうリスクもあります。
そのことから会社員は給料が安定しますが大幅な収入アップは見込めなく、フリーランスは収入は不安定ですが、大きく収入を伸ばすことも可能になります。
スキルに自信がある場合には、フリーランスとして挑戦してみてはいかがでしょう。
スキルに自信がない場合は、まずは会社員エンジニアとして働きながらスキルを磨きましょう。
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エンジニアとしてスキルを積んで単価を上げる努力をしよう!
会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの単価の相場についてお伝えしてきました。
どちらもメリットデメリットがあることを理解していただけたのではないでしょうか。
エンジニアとして大きく稼ぎたいと考えるなら、フリーランスがおすすめです。
そのためにはスキルや経験を積んで単価をあげられるエンジニアを目指しましょう。
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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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