マーケターの平均年収はいくら?年収を上げるために必要なスキルや方法も紹介します
「マーケターってどれくらい稼げるの?」
マーケティングという仕事に興味が湧き、このようにマーケターの年収が気になっている人も多いのではないでしょうか?
早速結論ですが、マーケターの平均年収はおよそ530万円です。(2023年5月時点、indeedを参照)
しかし、一口にマーケターと言っても、SEOコンサルタントやSNS運用などさまざまな手法があります。また、未経験者とベテランマーケターでは、当然稼げる額も変わります。
そこでこの記事では、マーケターの仕事別平均年収やマーケターに必要なスキル、年収をアップさせる方法まで詳しく解説します。
マーケターの年収はいくら
マーケターの平均年収は、求人情報専門サイトのindeedによると、およそ530万円です。
しかし、マーケターの種類によっても年収が異なります。ここでは、3種類のマーケターと未経験マーケターに分けて年収を解説します。
これからWebマーケターを目指そうと考えている方も、ぜひ参考にしてください。
SEOコンサルの場合
SEOコンサルタントの平均年収は、430万〜620万円ほどです。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、GoogleやYahoo!といった検索エンジン上での表示を最適化することです。最適化することで、Webサイトへのユーザーの流入増加につながり、売り上げ向上や問い合わせ数増加といった目的の達成に貢献できます。
SEOコンサルタントは、検索上位表示のための施策を打ったり、売り上げ増加につながる導線設計などを手がけたりするマーケターのことです。
企業のWebサイトだけではなく、個人ブログでも活かせるのがSEOコンサルタントのスキルです。SEOコンサルタントの仕事は、売上に直結するため成果をあげればインセンティブが発生する可能性もあり、大きく稼ぎたい方におすすめです。
Web広告・運用マーケターの場合
Web広告・運用マーケターの平均年収は、500万〜700万円ほどです。
Web広告とは、インターネット上に配信される広告のことで、以下のような種類があります。
リスティング広告
ディスプレイ広告
SNS広告
動画広告 など
Web広告の仕事では、未経験者OKの求人も多く、マーケターになったばかりの人が取り組みやすい仕事です。
広告文章の作成やデータ分析など仕事範囲は広いですが、効果が目に見えてわかるのでやりがいのある人気職種です。
SNSマーケターの場合
SNSマーケターの平均年収は、400万〜500万円ほどです。
SNSマーケティングとは、FacebookやTwitter、InstagramといったSNSを活用したマーケティングの総称です。クライアントが運営するSNSアカウントを代わりに運営し、クライアントの目的である集客や売上につなげるマーケティング手法です。
SNSはそもそもの顧客単価が低いため、マーケティング業界のなかでは年収が低い傾向にあります。
未経験のWebマーケターの場合
未経験のWebマーケターの平均年収は、300万円前後です。
マーケターとして活動するには、スキルはもちろん、過去の経験も重要です。そのため、経験が浅くスキルも少ない未経験マーケターは、年収が低くなる傾向にあります。
これだけは付けておきたいマーケターに必要なスキル
マーケターとして活動するには、以下のようなスキルが必要です。
データ収集力
アクセス解析スキル
マネジメント力
コミュニケーション力
ロジカルシンキング
パソコンスキル
Web制作スキル
マーケティングの基礎知識
マーケターの仕事は、商品やサービスが売れる仕組みを作ることです。売れる仕組みを作るためには、顧客調査や競合他社調査を行い、集めたデータを分析する必要があります。
また、マーケターは画面上の数値データだけを見て仕事をしているイメージがありますが、決して一人で仕事をするわけではありません。クライアント企業と打ち合わせをしたり、社内の他部署と連携を取ったりする必要があります。そのためマーケターにとって、コミュニケーションスキルも重要なスキルの一つです。
マーケターに必要なスキルに関して、より詳しい内容は以下の記事を参考にしてみてください。
▶︎webマーケターに必要なスキルとは?資格でスキルアップしよう
マーケターが年収をアップさせる方法はあるのか
マーケターが年収をアップさせる方法として、以下の4つがあります。
・向上心を持ってスキルを磨く
・企画力を上げる
・知識量を増やす習慣を付ける
・得意分野を伸ばす
それぞれ詳しく解説します。
向上心を持ってスキルを磨く
マーケティングの仕事は、常により良い結果を求めてスキルを磨き続けることが大切です。
マーケティングは専門的な知識を必要とするだけではなく、変化の激しい市場で結果を出し続ける必要があります。そのため、新しい知識を身につけたり、トレンドを追いかけたりしないと、すぐに周りについていけなくなります。
現状に満足せず、より良い結果を追い求めるのがマーケターのあるべき姿です。
企画力を上げる
マーケターは、クライアントに対して目的を達成するプランや売上を上げるための道筋を作る必要があります。
そのためには、以下のような内容を踏まえた企画を提案する力が問われます。
クライアント企業の強み・弱み
市場におけるポジション
ライバル企業の動向
顧客ニーズ
必要なマーケティング手法 など
企画力は当然マーケティングの成果にもつながりますが、クライアントを納得させる際にも必要なスキルです。
知識量を増やす習慣を付ける
知識量の多いマーケターの方が、年収が高い傾向にあります。
そのため、常に知識量を増やす習慣を身につけることが大切です。
知識量を増やすには、以下のような方法がおすすめです。
・書籍を読む
・動画で勉強する
・セミナーを受講する
・マーケティングスクールに通う
・SNSを使って情報収集する
今では無料で学べるコンテンツもあるので、自分に合った学習方法を見つけてみましょう。
得意分野を伸ばす
本記事で紹介したようにマーケティングには、SEOマーケティングやSNSマーケティング、広告運用などさまざまな手法があります。
すべての分野に満遍なく精通している状態よりも、自分の得意分野を一つ作る方が年収が上がる可能性が高いでしょう。
例えば、SNSマーケティングに特化したマーケターになり、誰にも負けないスキルや知識を身につけると「SNSマーケティングを任せる場合は〇〇さん」と認知してもらえます。
得意分野を作り認知されれば、営業することなく顧客が増える可能性が高く、年収も上がりやすいでしょう。
転職して年収を上げる方法もある
マーケターとして活躍する道筋として、転職をする方法もあります。
現在、マーケターの需要は高まっており、多くの企業がマーケターを必要としているのが実情です。そのため、未経験でもマーケター職を募集している企業は多くあります。
未経験の場合、転職直後は年収が下がる可能性もありますが、マーケターとしてキャリアアップすることで年収をあげられる可能性は十分にあるでしょう。
転職することで、マーケティング業界の内情や案件の取り方、仕事の進め方がわかるため、これからマーケターとして頑張りたいと考えている方にはおすすめの方法です。
転職を視野に入れている方は、ぜひ「サクサク仕事探し」を活用してみてください。
正社員の募集をしているマーケティング職も多く掲載されており、条件に合う希望の会社が見つかるのではないでしょうか。
マーケターは平均年収を超えて稼げる可能性がある
この記事では、マーケターの年収について詳しく解説しました。
マーケターの平均年収は、およそ530万円です。日本のサラリーマンの平均年収が460万円前後ですので、マーケターは平均年収を超えて稼げる可能性があるといえます。
ただし、以下のようにマーケティングの種類によって年収が異なります。
マーケティングの種類 | 平均年収 |
SEOコンサル | 430万〜620万円 |
Web広告・運用マーケター | 500万〜700万円 |
SNSマーケター | 400万〜500万円 |
未経験マーケター | 300万 |
未経験マーケターの場合は、スキルや経験・実績がないため、年収も低くなりますが、経験を積み成果を出すことで、稼げるようになるでしょう。
転職してマーケターを目指したい人は、「サクサク仕事探し」を活用してみてください。
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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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