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プロジェクトマネージャー資格取得者は年収が上がるのか?

プロジェクトマネージャー資格取得者は年収が上がるのか?

プロジェクトマネージャーの資格を持っていると年収が上がるの?、プロジェクトマネージャーが取得した方が良い資格は何?と気になっている人は多いのではないでしょうか?

この記事では、資格を取得しているプロジェクトマネージャーの平均年収やプロジェクトマネージャーにおすすめの資格などについて説明します。

プロジェクトマネージャーの資格取得を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

プロジェクトマネージャー資格は年収アップに繋がる

プロジェクトマネージャーの資格を取得することで年収アップにつながるのは、会社で資格手当があるケースや資格を活かして昇進昇級するケースなどがあります。

こちらでは、プロジェクトマネージャー資格が年収アップにつながるケースについて説明します。

資格手当が会社にある

働いている会社で資格手当がある場合には、手当の対象となる資格を取得することで年収アップにつながります。

資格手当は、一時金と毎月の給与に反映されるものの2つのパターンがあります。

一時金は資格を取得した時に1度だけ受け取ることができる手当てで、毎月の給与に反映されるものは月給が増えるので年収アップになります。

会社によっては資格取得に必要な受験料を負担してくれることもあるので、会社に資格手当があるのか、受験料サポートはあるのかを確認してみましょう。

資格を活かしての昇進昇給

会社に資格手当がなくても、プロジェクトマネージャーの資格を取得したことで知識やスキルがアップすれば自然に年収アップにつながります。

資格を取得したことでシステムエンジニアからプロジェクトマネージャーに昇進し、昇給するというケースもあります。

資格を取得して実務に役立てることで、すぐに年収アップにならなくても将来的な年収アップは望めます。

プロジェクトマネージャーの資格取得後の平均年収は

プロジェクトマネージャーが資格を取得した後の平均年収は、取得する資格によって異なります。

こちらでは、プロジェクトマネージャーの資格取得後の平均年収について説明します。

PMP取得の場合

PMPはプロジェクト・マネジメント・プロフェッショナルの略で、PMI(プロジェクトマネジメント協会)本部が主催している国際的な資格です。

PMPを取得すると、プロジェクトマネジメントスキルを知識と実務経験で証明することができます。

資格を取得するだけでは実力があるかどうかは分からないことが多いですが、PMPはプロジェクトマネージャーの実務経験がないと受験ができないため実務能力があることをアピールできます。

プロジェクトの成功はプロジェクトマネージャーの手腕にかかっているため、PMPを取得していることで重要なプロジェクトに起用されやすくなります。

プロジェクトマネージャーの平均年収は約645万円ですが、PMP取得者の平均年収は約965万円となっています。

P2M取得の場合

P2Mは特定非営利法人日本プロジェクトマネジメント協会が認定している資格です。

事業責任者や組織の管理者が受験することが多く、IT企業だけでなく製造業でも活用される資格です。

P2Mは新しい資格のため、PMPよりは知名度は高くありませんが、プロジェクトマネージャーのスキルを証明できる資格です。

新しい資格であるため、資格取得を通してマネジメントに関する新しい知識を得ることができます。

知名度が高くない分、直接的に年収アップにつながるとは言えませんが、学んだことを仕事で活かすことで評価されて年収アップにつながる可能性はあります。

プロジェクトマネージャーが検討したい資格は?

プロジェクトマネージャーが年収アップのために取得がおすすめの資格はプロジェクトマネージャー資格やPMP試験などです。

こちらでは、プロジェクトマネージャーにおすすめの資格について説明します。

プロジェクトマネージャー試験

プロジェクトマネージャ試験は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催している国家試験で、IPAが行っている情報処理技術者試験の難易度の中でも一番難しいとされるレベル4に該当します。

試験は年1回行われ、午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱのそれぞれの試験で60%以上解答する必要があります。

プロジェクトマネージャ試験の合格率は約15%と低く、難易度の高い試験とされています。

プロジェクトマネージャ試験は知名度が高く、合格すればプロジェクトマネージャとしてスキルや知識があることを証明することが可能です。

PMP試験

PMPはプロジェクトマネジメント協会(PMI)本部が行う国際的な資格です。

プロジェクトマネジメント知識体系ガイドに基づいて作成された資格で、海外の団体が主催するため知名度は低めです。

PMPを受験するためには3年から5年のプロジェクトマネジメントの実務経験とプロジェクトマネジメントの研修を受ける必要があるため、プロジェクトマネジメントの経験やスキルがあることをアピールすることができます。

実務未経験者の受検ができないこともあり、合格率は約60%前後と高めです。

国際的には知名度と信頼性の高い資格のため、すでにマネジメント経験があり、キャリアアップを目指す場合におすすめの資格です。

AWS試験

AWSはAmazonが認定しているベンダー資格であり、AWSなどのクラウド専門知識を証明できる資格です。

基本的なAWSの知識と業界知識を証明するクラウドプロテクショナーや運用経験者向けのアーキテクト、運用、デベロッパー分野、AWSの深い専門知識を証明する認定など11の認定に分けられます。

クラウドサービスを利用する機会が多いプロジェクトマネージャーにおすすめの資格です。

salesforce認定資格

Salesforce認定資格はSalesforce製品をつかうために必要なスキルを持っていることを証明できる国際的な資格です。

基本資格と上位資格で構成されており、基本資格に合格した後に上位資格を受験できるようになります。

認定資格は、管理者/CRMコンサルタント、アプリケーション構築者、開発者、アーキテクト、CRM ANALYTICS、PARDOT、MARKETING CLOUD、CPQに分けられ、さらに細かく細かく分類されています。

認定資格の種類が多いため、業務で必要になるものを受験することがおすすめです。

ITストラテジスト試験

ITストラテジストもIPAが行っている国家試験で、プロジェクトマネージャ試験と同じく情報処理技術者試験のなかでレベル4の高難易度資格です。

ITストラテジストは、ITを利用したビジネスプロセス改善の提案や推進をすることが仕事です。

ITストラテジスト試験に合格するとITに関する知識を十分に持っているとみなされるため、エンジニアとして評価されるでしょう。

また、資格を保有していると日本ITストラテジスト協会に正会員として入ることができ、他のエンジニアと交流することができます。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験もIPAが行っている国家試験です。

受験の対象となるのは、高度なIT人材に必要な知識やスキルを持っており、高度IT人材として方向性を確立している人です。

ITエンジニアとして技術だけでなく管理や経営の幅広い知識や応用力を身につけることができます。

試験は4月と10月に行われ、午前の四肢択一と午後の記述の試験で60%以上得点が取れれば合格します。

IPAが行っている情報処理技術者試験は難易度は4つに分けられており、応用情報技術者試験はレベル3に該当します。

年収アップの為にもプロジェクトマネージャー資格を取得してみよう

資格手当がある会社では対象となる資格を取得することで一時的に手当てがもらえたり、月収に手当てが反映されたりするので年収アップにつながります。

資格手当がなくても資格を取得して知識を得ることで、仕事で評価されるようになり昇進などをして年収が上がる可能性もあります。

プロジェクトマネージャ資格やPMP試験などプロジェクトマネージャーに向いている資格を取得して、年収アップにつなげましょう。

文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部

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