プロジェクトマネジメントに関するおすすめ資格を紹介します

おすすめのプロジェクトマネジメント資格は何？、マネジメントマネージャー資格を取得するメリットは何？と気になっている人は多いのではないでしょうか？

この記事では、おすすめのプロジェクトマネジメント資格やプロジェクトマネジメント資格を取得するメリットなどについて説明します。

プロジェクトマネージャーを目指す人やプロジェクトマネージャーとして働いている人は、ぜひ参考にしてください。

おすすめのプロジェクトマネジメント資格

プロジェクトマネージャーを目指す人やすでにプロジェクトマネージャーとして活躍している人におすすめのプロジェクトマネジメント資格を紹介します。

PMP試験

PMPはプロジェクトマネジメント・プロフェッショナルの略で、プロジェクトマネジメントに関する国際資格です。

世界で認知度が高く、IT業界や建設業界などプロジェクト管理が必要な業界では評価されやすい資格です。

PMP試験はプロジェクトマネジメントの経験が豊富な人を対象としており、受験資格として学齢と実務経験での制限があります。

また、資格取得後は3年ごとに更新する必要があり、更新のために研修を受ける必要があります。

合格率は80%以上ですが、受験資格の条件が厳しいことが特徴です。

PMPの受験資格は下記のとおりです。

・高校卒業またはそれに相当する資格保有者。直近8年間に5年以上かつ7,500時間以上のプロジェクトマネジメント経験

・大学卒業またはそれに相当する資格保有者。直近8年間に3年以上かつ4,500時間以上のプロジェクトマネジメント経験。

さらにプロジェクトマネジメント研修の学習実績が35時間必要です。

AWS認定資格

AWS（Amazon Web service）認定資格は、AWSが行っているベンダー試験です。

AWS上でアプリケーション開発を行うためのスキルや知識を認定する資格で、クラウドサービスのAWSを扱うことができるスキルを持っていることを証明することができます。

AWS認定資格は基礎レベル、アソシエイトレベル、プロフェッショナルレベル、専門知識の4つのレベルに分けられ、全部で12種類の資格が用意されています。

アソシエイトとプロフェッショナルでは、アーキテクト・運用・開発者の3つの認証バッジで知識を証明可能です。

AWS認定資格は試験会場（オフライン）でも受験ができますが、オンラインですべての試験をオンラインで受験することも可能です。

Salesforce認定資格

Salesforceは営業の効率化やマーケティングオートメーションをサポートするクラウドサービスです。

Salesforce認定資格は、Salesforce製品を使用するスキルを証明することができるグローバルな資格となります。

Salesforce認定資格は、管理者／CRMコンサルタント・開発者／アーキテクト・マーケティングの3つに分類され、どの分野も取得の難易度は高めです。

実務経験がなければ問題文で使用される用語も分からないため、未経験者が受験する場合はSalesforce認定アドミニストレーターからチャレンジすることがおすすめです。

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験は、経済産業省が管轄する独立行政法人情報処理推進機構（IPA）が行っている情報処理技術者試験の1つです。

ITストラテジストとして働くためには資格は必要ありませんが、ITストラテジスト試験に合格することで実務経験5年分のスキルを証明することができるとされています。

ITストラテジスト試験の合格率は約14%とされており、非常に難易度が高い試験です。

また、この試験に合格すると年会費がかかりますが日本ITストラテジスト協会に正会員として入会することが可能です。

ITコーディネータ試験

ITコーディネーター試験は特定非営利活動法人ITコーディネーター協会が行っている資格です。

ITを活用できるように経営者の立場からアドバイスやサポートを行うのがITコーディネーターの役割です。

ITコーディネーター試験の合格率は70%から90%となっており、必要な勉強時間は平均50時間となっています。

合格しやすく需要がある資格のため、経営戦略に興味のある人や企業の経営状況をサポートしたい人におすすめの資格です。

受験資格もなく、試験も年に3回実施されているので比較的受験しやすいでしょう。

その他のプロジェクトマネジメント資格については、こちらの記事をご確認ください。

プロジェクトマネージャーに有利な資格は？取得難易度も併せて解説！

プロジェクトマネジメント資格を取得するメリット

プロジェクトマネジメント資格を取得すると、プロジェクトマネジメントの知識を証明したり、キャリアアップに役立ったりします。

こちらでは、プロジェクトマネジメント資格を取得するメリットについて説明します。

知識やスキルを証明できる

実際にプロジェクトマネジメントの経験があったとしても、どのような規模のプロジェクトで、どのような役割を担当していたのかを客観的に証明することは難しいものです。

ですが、プロジェクトマネジメントに関する専門資格を取得していれば、スキルや知識を客観的に証明でき、転職においても応募企業にアピールすることができます。

また、知名度が高く、難易度の高いプロジェクトマネジメント資格であれば転職で評価されやすい傾向にあります。

資格手当が出るケースもある

企業によってはプロジェクトマネジメント資格を取得することで資格手当が出ることがあります。

資格手当には、取得時に1度だけ手当が出るものと、毎月の給与に上乗せされるものがあります。

難易度が高い資格であるほど資格手当が高額になり、毎月給与に上乗せされるケースであれば年収アップにつながります。

また、SEやプロジェクトリーダーとして働いている場合にプロジェクトマネジメントの資格を取得すると、スキルや知識が評価されてプロジェクトマネージャーに昇進して昇給する可能性もあります。

転職やキャリアアップに役立つ

プロジェクトマネジメント資格を取得していると転職活動での書類選考や面接でスキルや知識を評価されやすくなります。

企業によって仕事内容や仕事の進め方が異なるため、転職希望の会社にプロジェクト内容を説明しても面接担当者に上手く伝わらないこともあります。

ですが、プロジェクトマネジメント資格を取得していれば、客観的にスキルを証明できるので、自分の能力をアピールしやすくなります。

難易度の高い資格を取得しているほど、転職活動で評価されやすくなるでしょう。

プロジェクトマネジメント資格を取得してスキルアップを図ろう

プロジェクトマネジメントを目指す人におすすめの資格は、PMP試験やAWS認定資格、Salesforce認定資格、ITストラテジスト試験などです。

プロジェクトマネジメント資格を取得することで、プロジェクトマネジメントに関する知識やスキルを客観的に証明することができます。

また、資格手当のある企業であれば、対象の資格を取得することで年収アップにつながる可能性があります。

資格を持っていることで転職活動で評価されやすくなったり、キャリアアップがしやすくなることもメリットといえます。

難易度の高い資格を取得するほど、プロジェクトマネジメントとして評価されやすくなるので、しっかりと計画を立てて資格取得を目指しましょう。

文／おかねチップス編集部
監修文／おかねチップス編集部