エンジニアに必要な能力は?最低限これだけは付けておきたいスキルについて
ここ数年で、将来の安定した収入と生活のために、「手に職をつけたい」とITエンジニアを目指す人が増えてきています。
しかしエンジニアになりたいと思っても、必要な能力は何か、自分でもできる職業なのかがわからず迷っている人も少なくないでしょう。
今回は、エンジニアになるためには何が必要なのかを知りたい人のために、エンジニアを目指すなら最低限身に付けておくべきことをご紹介していきます。
エンジニアに最低限必要な能力
では早速、IT全般のエンジニアにおける最低限必要な能力をご紹介していきます。
エンジニアになる上でとても大事なベースの部分となりますので、しっかりと身に付けておきましょう。
パソコンの知識
最近では、生活していく上でインターネットが必須だとはいえ、スマートフォンやタブレットで事足りてしまうことも多いですね。
パソコンを使わないまま社会人になる人も多いと聞きますが、エンジニアになる上でパソコンの知識があり使いこなせることは最も重要で必要な能力の一つです。
・一般的なパソコンが操作ができる
・メール、ブラウザを使いこなせる
・ブラインドタッチができる
・ソフトウェア、ネットワーク接続など一通りの仕組みがわかり設定ができる
・フォルダの扱いやチャットなどのソフトが使える
・Microsoftオフィス系のソフトが一通り使える
IT関連全般の知識
エンジニアに必要なIT関連全般の知識とは、以下のようなものがあげられます。
・ハードウェア
・ソフトウェア
・ネットワーク
・セキュリティー
・データベース
例えばWebエンジニア、システムエンジニア、データーベースエンジニアなど、それぞれのエンジニアにはこれ以外にももっと深い知識が必要なものもありますが、ITエンジニア全体としては、これらの基本的な知識があることは最低限必要になります。
基礎IT知識を身につける上で一つの目安になるのが、国家資格の基本情報技術者試験です。
基本情報技術者試験のための学習は、ITエンジニアにとってはとても役に立つ内容とされており、この試験に合格することで基本的なIT知識があるという証明にもなります。
ビジネスマナー
・身だしなみ・清潔感
・挨拶
・言葉遣い
・電話対応
・メール対応
・名刺交換
エンジニアは黙々と一人で作業するというイメージを持つ人もいますが、実際はそうではありません。
クライアントとのやり取りも多く、面会・会議・電話・メールなどで相手と良い関係を保ち、気持ち良く業務を進ませるためのビジネスマナーは非常に重要になります。
ビジネスマナーが悪いと印象も悪くなり、良い仕事を逃してしまうことにも繋がりかねません。
とても基本的なことですが、しっかりおさらいをしておきましょう。
コミュニケーション能力
エンジニアは、クライアントとの商談・ミーティング・ヒアリングなど人とのコミュニケーションを取る場面が多くあります。
また、開発はチームで行うことがほとんどなので、チーム内での協力・トラブル対応・指示・報告など、普段から良いコミュニケーションを取っているとスムーズに事が進むことが多いです。
コミュニケーションを苦手とする人も実は多く、そのためのビジネスコミュニケーション講座や書籍などで苦手克服を目指すのも良いかもしれません。
まずは気持ちの良い挨拶を心がけること、そして雰囲気の良い職場を作ることでコミュニケーションもぐっと取りやすくなります。
プログラミング言語の理解
プログラミング言語の理解とは
・プログラムの言語(文法やルール)がわかる
・自分でプログラムを書くことができる
・ツール(エディタ・フレームワーク)を扱うことができる
・エラーを見つける、修正する、改善するなどの対応ができる
開発に携わるエンジニアがプログラミングを理解していなければ設計をすることもできないため、エンジニアにとってプログラミング言語の理解は必須の知識です。
どのエンジニアになるかによって、どの言語を優先して学習するかが変わりますので、まずはどの言語が一番優先して学習するべきものなのかをしっかりと確認しておきましょう。
プログラミングの学習は、オンラインスクール・書籍などで独学・プログラミングが学習できるウェブサイトなどで身につけることができます。
最低でも学習期間3~4ヶ月は必要なので、計画的に学習を進めるようにしましょう。
英語力
なぜエンジニアに英語力が必要なのかというと、PC関連やプログラミング言語は基本英語を使用しているからです。
英語版しかないツールも多いですし、専門用語にも英語がたくさん出てきますので、英語力があるかないかでかなり差がついてしまいます。
他にも、世界的にビジネス展開をしている企業であれば、海外の企業と英語で商談するという機会もあるかもしれません。
基本的には日常会話程度のレベルの英語力があれば良いですが、商談となればやはりビジネスレベルの英語力が必要となります。
エンジニアとしてランクアップする!上を目指す時に必要な能力
エンジニアとしての基本的な能力を身に付けたら、次は更に上の「企業に求められるエンジニア人材」を目指しましょう。
プロジェクトを管理する能力
開発プロジェクトは、計画通りに複数のチームが協力し開発を進め、完成品をクライアントに納品することで1つの目標が達成されます。
設計から納品までのタスク作業を束ね、問題発生時にも柔軟に対応できるエンジニアは企業が求める人材です。
スケジュール管理能力
タスク管理能力
問題解決・対応能力
このような能力を身につけることで、ワンランク上のエンジニアに成長するでしょう。
マネジメント能力
エンジニアにマネジメント能力があることが、開発プロジェクトにおいて重要なポイントとなります。
大きなプロジェクトなどでは、個々の開発メンバーをチームとして組織し複数のチームをまとめて一つのものを作り上げるために、必ずマネジメントできる人材が必要になるのです。
プロジェクト全体、またはチームでの管理・調整、あるいはトラブルやイレギュラーなことにも対応するような柔軟性も必要で、冷静に判断し作業をタスク化・決定・指示ができるエンジニアの存在はとても重宝されるでしょう。
エンジニアでスキルアップしたい!そんな時に必要な能力
資格試験に挑戦する
資格試験は目標が立てやすく効率的に知識が得られます。
自分のスキルレベルを証明するのにも役立つので、苦手分野こそ積極的に資格試験に挑戦してみてください。
・基本情報技術者試験
・ITパスポートなど
エンジニアに役立つ資格についてもっと知りたい人はこちらをチェック!
書籍で勉強する
現在は、数多くの書籍があり、特定の分野の深い知識も書籍から得られる時代です。
仕事をしながらスキマ時間にできるので、マイペースにスキルアップしたい人に向いています。
コストもかからないので、足りない知識があればまず書籍で調べてみるのも良いでしょう。
エンジニアに役立つ書籍についてもっと知りたい人はこちらをチェック!
【まだ読んでないの?!】エンジニアなら読んでおくべきおすすめの本18選!
勉強会やセミナー参加
勉強会やセミナー参加は、仲間ができたり刺激をもらえたりするのでモチベーションアップにも繋がります。
オンラインで無料で参加できるものが多くありますので、気になる方は積極的に参加してみるといいでしょう。
ネット動画で学ぶ
有料・無料どちらもネット上に学べる動画コンテンツがたくさんあります。
Progate(プロゲート)やUdemy(ユーデミー)といった無料で学習ができるサイトもあるので、利用してみてください。
自作してみる
インプットができたら、アウトプットも必ずしてください。
アウトプットすることで学習したことが自分の身になり定着していきます。
アプリなど自作してみると、足りないスキルに気づいたり、もっと良い改善策が浮かんだりと、更なるスキルアップのチャンスもあります。
日頃からスキルアップしたいと思うやる気が大切です
エンジニアの仕事は幅広い知識と経験が必要なので、一気に全て身につけようと思っても無理があるので、日頃からスキルアップを心がけ、出来ることを選択し継続して学ぶ気持ちを持って頑張りましょう。
今の自分にどんなスキルアップが必要なのかがわからないという方は、求人サイトを覗いてみませんか?
最新のエンジニア求人の詳細を見ることで、企業に求められている人材や必要スキルを知ることができます。
サクサク仕事探しなら、IT系エンジニアの求人を数多く掲載しています。是非一度、最新情報をチェックしてみてくださいね。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
知識を皆に
シェアしよう!
エンジニアに必要な能力は?最低限これだけは付けておきたいスキルについて
この記事のシェアをする
こちらの記事は
役に立つはずだよ!
編集部のおすすめ記事