エンジニアの求人選びで注意すべきポイントと注意点を説明します！

エンジニアを目指すにあたって、インターネット上に掲載してある求人情報を確認する方は多いのではないでしょうか。

インターネット上には数多くのエンジニアの求人があり、悩んでしまうことがあると思います。

この記事では、エンジニアの求人を選ぶ際の注意点とポイントについてお伝えしていきます。

エンジニアに企業が求めることは？

企業がどんなエンジニアを求めているのか詳しく見ていきます。

エンジニア未経験での就職や転職といった方にも参考になる内容になっています。

即戦力として働ける

IT業界は人手が足りないと言われる今、即戦力として働けるエンジニアは採用される可能性が高いです。

エンジニア経験がある方と未経験の方を比べてしまうと、企業としては経験者を採用する場合が多いです。

しかし、いくらスキルが高くても性格や年齢、経歴などをトータル的に判断し、必ずしも経験者が採用されるとは限りません。

向上心がある

企業が求めるポイントはいくつかありますが、もっとも重要なことは向上心です。

エンジニアとして働く際、始めからスキルや知識が最初から身に付いている方とは限りません。

働きながらスキルを高める必要も出てきますし、IT業界は日々成長し続けています。

情報を自ら積極的に取り入れることや新しいことに進んでチャレンジしていく気持ちがある方を企業は必要としていることが多い傾向があります。

考える力がある

ITエンジニアとして働くことは、エラーや故障、トラブルといった問題が日常的に起こりえます。

「なぜそのような問題が起きたのか？」「原因としてどのようなことが考えられるのか？」といった問題を考え解決できる能力がある方を企業が求めています。

自分の意見を言える

自分の意見を持ち、それを上司に伝え提案できる人です。

仕事において「自分ならこうするな」といった考えを持ち、受け身ではなく自分の意見を物怖じせず言える積極性が必要でしょう。

「間違ったことを提案し怒られたらどうしよう」という考えではなく、「間違ってもいい」といった気持ちで自分の意見を積極的に言えるスキルもIT業界では求められます。

コンプライアンスを守る

最近では、顧客情報の流出や情報漏洩などコンプライアンスの管理が問題視されることが多いです。

特にITエンジニアは情報セキュリティに関するコンプライアンスが厳しい業界になります。

情報漏洩などトラブルがあると企業のイメージダウンに繋がりかねません。

企業はコンプライアンスの意識が高く理解が深い人を求めています。

コミュニケーションスキルがある

エンジニアのイメージとして「黙々と仕事ができる」と考えている方も少なくないと思います。

ですが、エンジニアは1人でサービスを作ることはできません。

エンジニアの職種によっても異なりますが、チームで行うことが基本です。

エンジニアとしてのスキルが高くても、コミュニケーションスキルが低いと仕事を円滑に進めることは難しいでしょう。

逆にエンジニアとしてのスキルがなくても、コミュニケーションスキルが高ければ、企業に求められる場合もあります。

エンジニアの求人選びのポイントと注意点

エンジニアを目指す際に、求人選びに悩む人が多くいます。

「いざ入社してみたら、思っていた職場と違う」とならないためにも、求人選びのポイントと注意点についてお伝えしていきます。

企業の大きさ選ぶ

・大企業
・中小企業
・ベンチャー企業

大きく上記のように分けることができます。

就職や転職を考えるうえで、企業の特徴を把握することは必須になります。

1．大企業の特徴

「社会的信用が高い」「福利厚生が手厚い」「給与が高い」など

2．中小企業の特徴

「幅広い業務に携われる」「転勤が少ない」など

3．ベンチャー企業の特徴

「最新の技術を取り入れている」「新しいことに挑戦できる」など

上記は一例であり、企業によっても異なります。

就職先の企業規模によってエンジニアとしての働き方が変わってきます。

「1つのスキルを深堀したい」「いろんな業務に携わりたい」など明確に決めておくといいでしょう。

福利厚生で選ぶ

働くうえで福利厚生も大切になります。

福利厚生を理解していない人も多くいますが、活用することで充実した環境で働けるような内容もあります。

あると便利な福利厚生として、

・住宅
・社宅や寮、住宅手当などの補助レジャーや旅行
・レジャー施設や旅行の優待券など
・資格取得
・資格取得のための書籍代や受験料の支援
・特別休暇
・休暇がとれる制度

ほんの一例ですが上記のような福利厚生があります。

働くなら福利厚生が充実している職場を選ぶこともポイントになります。

教育制度の充実さで選ぶ

エンジニア未経験の人には教育制度が整っている企業はおすすめです。

教育制度が整っている企業は、長期的に働くことを見越し会社の中枢を担う人材を求めています。

万が一、再就職になった場合でもそこで得たスキルを活かすことができるでしょう。

注意点について

エンジニアの求人の注意点について2点お伝えします。

・未経験歓迎には気を付ける

エンジニアの求人情報を確認すると、「未経験歓迎」と書かれた求人を見たことがあるのではないでしょうか。

エンジニア未経験の方なら、魅力的な言葉に感じてしまうと思います。

しかし、未経験歓迎の言葉には、未経験者を採用をしているだけで企業が教育をしてくれるとは限りません。

「自身でスキル習得を行わないといけない」「就業までにスキルを習得してほしい」といったことも考えられます。

気になる求人がある場合、入社前後の流れを調べる必要があります。

・勤務先を確認する

エンジニアは本社で働くという固定概念があるかもしれませんが、実はそうでないケースもあり、取引先のオフィスに勤務することもあります。

そのような働き方は「客先常駐」と言われており、フリーランスで働く方もこのような働き方をしている人がいます。

エンジニア未経験でいきなり、客先常駐で働くことはめったにないと思いますが、可能性は少なからずあります。

客先常駐のデメリットとしては、上司がいないことが多いため、わからないことがあった場合に確認することができない点があります。

そのようなことから、勤務地も必ず確認しておきましょう。

エンジニアの求人の募集要項は？

エンジニアの求人情報において注意してほしい企業の募集要項があります。

・職種が細かく書かれていない
・誤字脱字がある
・精神論の言葉は危ない

上記3つのことが募集要項で気を付けて確認する点になります。

職種が細かく書かれていない

例えば「インフラエンジニア」と記載があったとしても、細かい職種まで書かれていない場合は注意が必要です。

インフラエンジニアの中でも、「ネットワークエンジニア」「サーバーエンジニア」など細かく分かれます。

こういった企業に就職した場合、自分の理想の仕事でない場合があるので注意しましょう。

誤字脱字がある

ITエンジニアは、様々な開発言語があり「Ruby、PHP」といったスペルを正しく記載できていない場合は、人事の方が仕事内容を理解していないまま募集している可能性があり信頼性に欠けます。

精神論の言葉は危ない

「根性」「やる気」「気合い」「挑戦心」といった精神論や根性論をのような言葉が使われている場合はブラック企業の可能性もあるので気を付けましょう。

希望のエンジニア求人を見付けよう！

エンジニアの求人を選ぶ際の注意点とポイントについて解説をしてきました。

エンジニアの求人選びは、就職した後に後悔しないために慎重に選ぶ必要があります。

今回紹介した内容を踏まえて求人情報を確認してみてください。

おかねチップスの求人機能「サクサク仕事探し」では、今ならITエンジニアの仕事の募集が沢山掲載されているので是非ご覧になってみてください。

文／おかねチップス編集部
監修文／おかねチップス編集部