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株はいつから始まったの?株式証券取引所の疑問を解決

株はいつから始まったの?株式証券取引所の疑問を解決

株は今や投資の定番ですが、株式投資がどのようにして生まれたのか、知らない方は多いのではないでしょうか。

現在では株式は証券取引所を介して取引され、株価の変動により生まれる値上がり益や配当金で利益を生み出す投資家も多く存在します。

投資に興味をお持ちの方は、今の投資の仕組みの起源が生まれた歴史を知り、現在の投資のトレンド・やり方についても知っていきましょう。

今回は日本で株式投資がいつから始まったのか、その歴史や起源について解説します。

株式投資の歴史から現在主流となっている投資方法まで解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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日本の証券取引の起源

日本で株をはじめとした投資に挑戦するなら、基本的には証券取引所を介して金融商品の注文を行います。

現在のこの仕組みがどのようにしてできたのか、その仕組みや現在に至るまでの流れについてご覧ください。

江戸時代に証券取引の起源が生まれる

日本の証券取引の起源は江戸時代、17世紀末頃に生まれた米の先物取引だといわれています。

先物取引は大阪の堂島で始まり、当時は商人たちで賑わっていました。

当時から徐々に債権や国債の発行も取り入れられましたが、当時は資本取引があまり浸透せず、ごく一部の商人や権力者のみ。

そして大正後期の20世紀に差し掛かった頃、日本は第一次世界大戦・第二次世界大戦により戦禍に苛まれ、国内株式は大暴落し証券取引もほとんど行われなくなります。

明治に証券取引所が誕生

日本初の証券取引所が誕生したのは、1978年(昭和11年)5月のことです。

日本は幕末にあたる時代で、鎖国が終わり急速に文明開花が進むなか、ヨーロッパの証券取引所を参考に作られました。

設立には第二次世界大戦後のGHQによる政策も大きく関わっており、民主主義化に伴い民間への証券取引も推進。

徐々に金融商品の取引が民間にも広まっていき、取引の安定化を目的に、1978年に証券取引所が設立されました。

証券取引所の設立当初から株式投資は行われていましたが、当初は株式会社の数も少なく、ほとんど注文取引は行われませんでした。

何故ならこの時代、日本では株式発行で会社の運営資金を調達するのではなく、銀行から直接融資を受けるほか、士族が受け取った金禄公債を販売し即資金を調達する転売市場が盛んだったからです。

そのため証券取引所の設立当初は、金禄公債の売買取引が中心に行われていました。

高度経済成長期に入り投資ブームに突入

証券取引所の設立と日本の高度成長に伴い、1980年代は多くの海外投資家が日本株を買い漁ります。

これにより日本国内でも投資ブームに突入し、同時にバブルが到来。

物価が急激に上昇しましたが、バブル崩壊と同時に不良債権が大量に発生します。

これにより日本の景気低迷期が到来し、2022年に至る現在も景気・不安定な日本経済に対する不安が続いています。

日本初の株式会社はどこだったのか

日本では、最初に株式会社が誕生し株式の発行・注文取引が始まったことをきっかけに証券取引所が誕生し、現在の投資の形へと移り変わりました。

そこで気になるのが、日本で初めて株式会社として経営をスタートした企業はどこなのかです。

日本初の株好き会社は第一国立銀行でした。

株式会社としての設立は1873年(明治6年)のことで、証券取引所が誕生する5年前のことです。

ですが、歴史的にも有名な亀山社中(坂本龍馬が設立した貿易会社)も、経営に際して株式会社のような形を採用していました。

そのため厳密には亀山社長を日本初の株式会社と考える説も存在します。

最初に上場された株式

証券取引所の設立後、日本で初めて上場した株式は以下の4つです。

・第一国立銀行

・東京株式取引所

・兜町米商会所

・蛎殻町米商会所

以上のように、基本的には日本の金融経済を司る銘柄が中心で、以降も銀行・公共交通機関など生活に欠かせない企業が次々と上場し、現在に至ります。

2022年の上場株式数

証券取引所での株式の注文取引、株式会社という経済活動の登場は、新興企業も事業発展を目指しやすい形として徐々に広まりました。

証券取引所の設立以降、株式会社の数は爆発的に増え、東京証券取引所の取扱銘柄は世界トップクラス。

上場企業の数は2022年時点でおよそ3700社にも上ります。

この数字は海外の投資家からも注目されており、日本の証券取引所での注文取引は国内外から行われています。

初心者が簡単に株式投資を始める方法が知りたい!投資をゼロから解説

インターネットの出現と普及で信用取引が活発に

日本国内での株や投資はいつから始まったのか、歴史的背景について解説しました。

日本の株式投資市場は1970年代に大きな動きを見せ、株式会社は急速に増加、日本の経済成長にも大きな影響を与えます。

現在では日本国内の株式銘柄はおよそ3700にも登り、その市場規模は世界的に見てもトップクラスです。

さらに近年では、ネット証券の登場に伴い国内投資市場はさらに活発化しています。

誰でも気軽に証券口座を開設し、自宅から好きな時間に投資活動できるようになり、国内の投資人口は急速に伸び続けています。

これから投資を始めるのであれば、ネット証券を利用しスマホやパソコンで気軽に投資に挑戦できる環境を整えるのも良いでしょう。

投資方法は株式投資のほか、NISAや債権などさまざまな種類があるので、ぜひあなたに合った投資方法を見つけてみてください。

文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部

おかねチップス編集部

おかねチップスは、毎月30件以上の記事配信と業界人へのインタビュー記事等を多く取り上げており、創刊1年で月間25万PVと22万UUの購読者数へと成長。
20代後半から40代後半にかけた、ビジネスマンがメインであり、フリーランス、パラレルワーカー、スタートアップ等の読者層が多数。数多くの著名人にも登壇頂いていると同時に各種専門記事については、記事の信頼性を最新性を担保するために、税理士や各業界のプロフェッショナルを監修に迎えたうえで、各記事を編集・校閲・確認を経て制作。

おかねチップス:https://okanechips.mei-kyu.com/

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