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【初心者向け】投資信託の仕組みを丁寧解説!

【初心者向け】投資信託の仕組みを丁寧解説!

投資信託は、毎月資金を積み立てて投資のプロに代わりに資産運用してもらう方法を指します。

購入する金融商品や口数、リスク分散はすべて投資のプロに丸投げできるため、初心者でも簡単に資産運用を始められるでしょう。

しかし、投資である以上リスクは付きものであるため、投資信託を始めるなら、その基本的な仕組みについては知っておくことが大切です。

今回は投資信託の仕組みを、初心者向けに解説します。

投資信託で資産運用を始めるメリット・デメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

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投資信託の仕組みについて

投資信託を利用するなら、投資信託において登場する用語や数字の意味について知っておく必要があります。

以下では、投資信託において知っておくべき仕組み・用語についてご覧ください。

基準価額

基準価額とは、その投資信託の値段を指します。

株式投資における株価にあたる金額のことで、投資信託では基準価額をもとに金融商品を売買します。

例えば基準価額が1万円だった場合、その投資信託は1万円単位で運用益を検討していく流れです。

大きな特徴が、基準価額は1日に1回しか変動しないことです。

投資信託はあくまでも、投資の専門家が数ある金融商品を資産運用した結果の金額を指すため、刻一刻と変動し続ける株価とは異なり、1日ごとの運用結果のみが表示されます。

そのため金融商品の種類をもとに、自分でベストな売買のタイミングを見極めたいと思っても、投資信託ではそれができないことは知っておくことが大切です。

投資信託の口数

投資信託は、基準価額×口数で売買することになります。

つまり基準価額が1万円の投資信託の場合、3万円の資金で購入すると3口分を保有できる仕組みです。

購入できる口数は、その投資信託の基準価額によって変動するため、投資における資金をもとに購入する投資信託を選ぶことが大切です。

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインは日本語にすると売却益を指します。

投資信託の購入時と売却時の金額差により生じる損益を指し、特に購入時よりも売却時の方が基準価格が高ければ、その差額分だけ資産を増やせます。

例えば1万円で購入した投資信託を、2万円に上昇したときに売却すれば、1万円の利益を生み出せるでしょう。

ただし、キャピタルゲインは単純な基準価格の引き算ではなく、その差額から手数料などが差し引かれるため、手数料も考慮して売買の判断をすることが大切です。

インカムゲインとは

インカムゲインは日本語では配当金を指し、金融商品を保有することで生じる利益を意味します。

配当金はもちろん、株式投資では株主優待もインカムゲインに含まれるでしょう。

インカムゲインは保有し続けていれば定期的に配られる可能性があるため、特に長期運用するなら注目したい利益です。

ただし、業績悪化や事業拡大を理由に配当金が突然廃止される場合もあるため、インカムゲインのみに頼りきりにならずに資産運用する必要があります。

投資信託の歴史

投資信託は19世紀イギリスで生まれた投資方法として知られています。

資産運用や投資が個人に広がったと同時に、投資において深い知識を持つ人に資産を預けて、代わりに投資してもらう方法が提案されました。

提案当時は投資組合と呼ばれていましたが、1860年代には会社型の投資信託が生まれ、現在の投資信託の原型が出来上がります。

さらに投資信託が一般化したのはアメリカに伝わったことがきっかけです。

投資信託のシステムがアメリカに伝わると、現代の投資信託に近い株式型や公社債を組み合わせたものが増え、現代の投資信託の形に至ります。

なお、日本で投資信託が始まったのは、1941年とされています。

1941年、野村證券が投資信託による資産運用を認め、投資信託を開始したことをきっかけに日本でも投資信託が広まっていきました。

投資信託のメリットデメリット

投資信託には、メリット・デメリットの両方が存在します。

メリットデメリット
・少額から資産運用を始められる
・投資のプロに金融商品選びを丸投げできる
・複数の金融商品に分散して投資できる
・国内で個人購入できない金融商品も保有できる
・手数料・信託報酬がかかりやすい
・投資である以上元割れのリスクがある
・リアルタイムでの金融商品の売買はできない

投資信託は、少額からローリスクで資産運用できることが魅力です。

基本的には複数の金融商品を投資のプロが組み合わせながら運用してくれるため、投資に関する深い知識がなくても、安定投資を目指せるでしょう。

一方で、投資信託はプロに運用を任せる以上は手数料や信託報酬がかさみます。

手数料・信託報酬は高ければ高いほど、運用益を圧迫しかねないため、投資の際は手数料・信託報酬についてよく検討して利用することが大切です。

投資信託のメリット・デメリットをさらに詳しく解説!

積立投資で上手に活用してみよう

投資信託の基本的な仕組みについて解説しました。

投資信託は、月々無理のない金額を積み立てて、その資産を活用してプロに資産運用してもらう方法を指します。

運用の際は基準価額や運用実績をもとに利用する金融商品を選ぶことはもちろん、手数料や信託報酬についても注目しなければいけません。

無理なく運用できる方法を選んで、資産運用を始めましょう。

またこれから資産運用・積立投資を始めるなら、投資信託はもちろん積立NISAを利用するのもおすすめです。

積立NISAは複数の金融商品を活用して積立投資できるなど、投資信託と同様の特徴を持ちますが、大きな特徴が運用益が非課税である点です。

運用益から引かれるものが少ないため、初めて積立投資に挑戦するなら、投資信託はもちろん積立NISAも検討してみてください。

文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部

おかねチップス編集部

おかねチップスは、毎月30件以上の記事配信と業界人へのインタビュー記事等を多く取り上げており、創刊1年で月間25万PVと22万UUの購読者数へと成長。
20代後半から40代後半にかけた、ビジネスマンがメインであり、フリーランス、パラレルワーカー、スタートアップ等の読者層が多数。数多くの著名人にも登壇頂いていると同時に各種専門記事については、記事の信頼性を最新性を担保するために、税理士や各業界のプロフェッショナルを監修に迎えたうえで、各記事を編集・校閲・確認を経て制作。

おかねチップス:https://okanechips.mei-kyu.com/

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