依頼してくれた人に寄り添うデザインがしたい。
プロフィール です!!
合田 珠未令さん
この人の所属企業・組織
LENSを通して、みる。
我々が考えるSTLONGbrandingは、「企業を強く、永く続く存在にするために課題を発見しクリエイティブで解決する」と定義しています。課題解決は、当然のことながらまず課題の発見から始まり、しっかり課題に向き合い根元から解決するためにクリエイティブの力を活用します。さらにそこにある魅力を徹底的に磨いて、伝えるべき人にしっかり伝えます。つまり、企業がクリエイティブという武器を手にすることによってより強い企業になる、というのが我々が考えているクリエイティブの活用法であり、レンズアソシエイツの活用法です。
入社早々、嬉しかったり、悔しかったり。
―― 入社して数カ月ですが、今どんなお仕事を? 担当のクライアントさまは決まっていなくて、先輩に教えてもらいながらチームの仕事に全般的に関わっている感じです。だから企画書のベースづくりとか、パンフレットやロゴのデザインとか色々やらせていただいています。入社して一番初めの仕事はあるクライアントさまの名刺のデザインでした。私は新卒入社なんですが、初めは修行というか、机を拭いたりとかからのスタートだと思っていたので、いきなりデザインをさせてもらえてびっくりしたし、信頼してもらっている気がしてすごく嬉しかったです。 仕事としてデザインしてみると、学生時代の課題制作とは全然違いました。学生の頃もペルソナや仮説を立てて取り組んでいたけど、やっぱり自分の中だけで完結する話で。クライアントワークとなると当然、自己満足じゃダメなんですよね。実は仕事ですごく悔しかったのが、あるブランドのためにイラストを描く機会があって、自分なりに考えていくつかご提案したんですが、クライアントさまに全く刺さらず…。採用されたものを見たら、私が出したのとは真逆のガツンとしたテイスト。自分では色んな方向性を出したつもりだったけど、全部似てたんですね。提案前に代表の矢野さんも見にきてくれて「もうちょっと幅があるといいね」ってアドバイスをくれたのに、私は、幅って何なのかわからなかったんです。ほんと悔しくて、その後の仕事ではクライアントさまに選択肢を示せるように、とにかくたくさん案を出すことにしました。これからもっと勉強して、デザインの幅を広げなきゃって思っています。
「とりあえず東京」は違うと思った。
―― そもそもLENSを志望した動機は? LENSのことは美大受験のために通っていた予備校の先生から聞いて、デザイナーさんがのびのび活動できる環境で、いいなぁって思っていました。自分が大学4年になって就活する時点でコロナ禍があって、活動が全体に遅れ気味になったんですね。そこにLENSのインターン募集があったので、いいじゃん!と思って応募して、まずインターンとして働きました。その後で改めて選考試験を受けたんですけど、最終面接では緊張して何を言ったか覚えてない(笑)。でも、ブランディングがしたいっていう気持ちも強かったから、LENSに決まってよかったです。 「ブランディングがしたい」というのは、私は目に見えない誰かのためじゃなくて、知っている人、自分に近い人のために何かをつくりたいとずっと思っていて。それならブランディングの会社で、顔が見えるお客さまのために仕事するのが一番いいと考えた、ということです。周りには「就職するなら、とりあえず東京」っていう友だちも多かったけど、私はそうは思わなかった。東京で広告をつくるのも魅力的だけど、それって多分一瞬で忘れられる。それよりも、私は生まれ育った愛知県にいて、依頼してくれたクライアントさまに寄り添って、その商品を求めて買いにきてくれる人のためにデザインをしたいと思ったんです。
カルチャーも含めてLENSが好き。
―― インターンのときと比べて違いを感じたりは? そういうのは全然。インターンのときから皆さん親切だったし、採用試験のときも、最終面接直前に「合田さんなら大丈夫!」って励ましてくれたり。先輩も丁寧に教えてくれて、入社直後はリモートワークだと質問しにくいかも?って不安でしたが、わからないことはすぐ聞けてすぐ教えてもらえるので感謝してます。 初日に「LENSに入ってよかった!」と思ったのが、私、スニーカーが好きなんですけど、初めて席に座って隣を見たら、上司が私が大好きなモデルの復刻版を履いてて。オリジナルはすごくレアで手に入らなくて、でも前からカッコいいよなと思ってて、その復刻版を履いてる人がいる!って勝手にめちゃくちゃ盛り上がって。そういう、好きなものとか、かかってる音楽とか、見た映画とかファッションとか、みんなが話してることとかの波長が合うっていうか、同じカルチャーがベースにあるのがいいなと思う。色んな人がいるんだけど共通点があって、すごく話しやすい。だからチームで仕事するのが楽しいのかなって思います。