【2024年最新版】おすすめしたいイベント制作会社19選！

イベントの企画開催は、自社の商品や事業のプロモーションにおいてさまざまなメリットがあり、イベント企画のプロが在籍するイベント制作会社にいれば、より効果的にイベントを開催できます。

しかし、イベント企画においてどのイベント制作会社に依頼するべきか、お悩みの方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、イベント制作会社のおすすめとイベント制作会社に依頼するメリット・デメリットについて解説します。

プロモーションや事業拡大にあたってイベントを企画しているのであれば、ぜひ参考にしてください。

2024年最新版！おすすめイベント制作会社19選

イベントを企画しているのであれば、イベント制作会社に依頼する方法がおすすめです。まずはイベント戦略をプロに相談するならおすすめのイベント制作会社を19社紹介します。

株式会社電通ライブ

株式会社電通ライブは、世界的にプロモーション領域で活躍する電通グループの傘下企業の1つで、主にイベント制作やブース制作を承っています。

特に最新デジタル技術を活用したイベント演出を得意としており、制作ではハイクオリティな映像・音響技術を駆使したエンタメ性に富んだスペース制作を行っているほか、オンラインイベントも多彩に手がけています。

手がけたイベントのなかには、VRやARなどの映像技術を駆使した企画展示やオンラインイベントもあり、映像やデジタル技術を採用したイベントを依頼したい企業におすすめです。

その技術力から、ゲームプロモーションなど映像技術が映えるイベント制作も数多く手がけているため、メディア関連イベントの開催を計画している企業もぜひ相談してみてください。

乃村工藝社

乃村工藝社は展示会や商業施設・博物館の空間デザインを幅広く請け負っているイベント制作会社です。

1892年の創業より130年にわたってイベント制作に携わっており、豊富なノウハウと経験を活かし、創造性と機能性を兼ね備えたイベント企画を提供しています。

制作では在籍するクリエイターたちのデザイン力や企画力に重きが置かれており、独自性に富んだデザインを提案してもらえる点も魅力です。

近年ではデジタル技術を取り入れたインタラクティブな体験を創出するイベント制作も多数手がけており、実績の豊富さを重視するならぜひ注目したい会社です。

EPOCH

イベント制作会社に相談したいのであれば、まずおすすめしたいのがEPOCHです。

EPOCHはイベント開催に関するマーケティング・プロモーションから実際の開催までワンストップで対応しており、イベント制作ノウハウがない企業でも、ハイクオリティなイベント制作を依頼できます。

今まで手がけてきたイベントのなかにはメディアで大きく取り上げられたもの、多くの来場者を記録したものなど多彩で、BtoB・BtoC問わず多彩な企画に対応しています。

なかでもWOWOW&IPSの『やさしくないミュージアム』展示イベントは、国際パラリンピック委員会の情報発信の場として制作され、車椅子に乗って館内をまわる独創的かつ工夫に満ちたイベントとして開催されました。

車椅子に乗る方とって「やさしくない」仕掛けが施された館内にはパラリンピック出場選手たちの活躍が展示されており、告知からわずか3日で予約枠が満席となりました。

メディアでも大きく取り上げられ、エンタメ性に富んでいながら学びも多いイベントとして高く評価されています。

丹青社

丹青社は文化施設の空間デザインや企画展示など幅広いイベント制作を手掛けています。

多様な空間デザインの施工技術とアイデアに富んでおり、特に博物館や企画展示など芸術性が重視されるイベント制作において豊富な実績を持つ会社です。

制作では環境に配慮した施工もおこなっているため、クライアント企業のビジョンを実現するための総合的な戦略を提案してもらえるでしょう。

フロンティアインターナショナル

フロンティアインターナショナルはイベント企画から運営までトータルでサポートするイベント制作会社です。

制作では革新的なアイデアと実行力を大切にしており、企業イベントからエンタメ領域でのショー企画まで幅広く手掛けています。

クライアント企業の目標達成を最優先した戦略を提供するため、独自のノウハウを駆使した高品質なイベントを実現していることが強みです。

博展

プロモーションの支援につながるイベント制作が得意な会社として、博展が挙げられます。

博展は展示会や商品発表会などのイベント制作で豊富な実績を持ち、ブランド価値の向上とビジネスチャンスの創出が目指されています。

制作ではクライアント企業と綿密にコミュニケーションを取り、依頼ごとにオーダーメイドの制作プランを提供していることも魅力です。

イベントのコンセプト設計から運営までワンストップでサポートしているため、イベント制作におけるノウハウが少ない企業にもおすすめです。

株式会社テー・オー・ダブリュー

株式会社テー・オー・ダブリューでは、オンラインから現地イベント・ブース出展まで多彩なイベントに対応しています。

特にメディアでの注目度の高いエンタメ性に富んだイベント制作を多数手がけており、株式会社ポケモンからは複数のイベント制作を請け負っているなど、顧客満足度も高いイベント制作会社であることがわかります。

イベント制作では最新技術も積極的に取り入れており、オンラインイベント『ポケモン竜王戦2024』ではゲーム配信イベントでは史上初のAI配信システムを導入するなど、新たな試みにも積極的に挑戦しています。

そのため、最新技術を用いたオンラインイベントの開催・イベント演出について相談したい企業にもおすすめのイベント制作会社です。

株式会社クロノスジャパン

株式会社クロノスジャパンは、主にBtoBイベントや展示企画の支援を行っているイベント制作会社です。

国際シンポジウムの開催・出展サポートなどグローバルなイベント開催にも対応しており、国内外の展示イベントへの出展や海外進出も視野に入れてイベントを企画したい企業におすすめです。

また、対応しているイベントにはオンラインイベントや配信、ハイブリッドセミナーなどもあり、デジタル技術を活用したイベントの制作実績もあります。

過去には科学未来館で行われた国際シンポジウムの開催サポートも行っており、イベントの運営・進行から配信サポートまで、国際イベントもトータルで手がけていることが特徴です。

通訳や運営スタッフの手配など、イベント開催において必要な準備・設営も任せられるため、国際イベントに際して非常に頼もしいイベント制作会社だといえます。

株式会社ストラーツ

株式会社ストラーツはオフライン・オンラインを問わずイベント開催を支援している会社で、特にオンラインイベントやハイブリッドイベントのプロデュースにおいて、多彩な技術を備えています。

オンラインや配信イベントではプロのカメラマンが撮影を担当し、番組のように視聴者が配信を楽しめる企画を提供していることが特徴です。

また提案力にも優れており、イベントの企画段階ではイベント制作のエキスパートたちが予算内で効果を最大化するためのアイデアを提供しています。

そのため、イベント制作において予算が気になる企業、デジタル技術でイベントを盛り上げたい企業に、ストラーツはおすすめです。

株式会社スパイダー

株式会社スパイダーはイベントの規模・内容を問わず幅広いジャンルのイベント制作に対応しているイベント制作会社です。

多彩なジャンルのイベント制作に対応できるのは、豊富なネットワークをもって依頼内容に最適なプロをチームに編成してイベントの企画制作にあたっているためです。

社名のとおり蜘蛛の糸のようにネットワークを張り巡らせているため、自社の要望に合ったカスタマイズ・戦略を相談できるでしょう。

依頼できる内容は博覧会や式典などさまざまで、過去には記者発表会やサンプル商品の配布キャンペーンなど、開催場所・体験内容を問わずイベント制作を相談できます。

制作では予算を加味して必要な人員・設備を取捨選択することで、無駄のない料金体系と満足度の高いイベント内容を提供している点も魅力です。

株式会社GROWS

株式会社GROWSは、特に社内イベントを通じてのインナーブランディングを得意とするイベント制作会社です。

企業パーティーや周年イベントなど社内を盛り上げる・社員を慰労することを目的としたイベントを多数手がけており、参加者の満足感を高めることを大切に企画立案を行っています。

イベント制作における大きな特徴が料金システムが明確である点で、イベント企画をパッケージ化することで具体的な予算を提示しています。

当日の運営や業務設計のみであれば55万円（税抜）からイベント制作に対応しているため、予算面に不安のある企業にもおすすめです。

株式会社タカラッシュ

株式会社タカラッシュは近年エンタメとして注目度が高まっている、謎解きイベントや宝探しイベントなどの体験型イベントの開催を得意としているイベント制作会社です。

過去に手がけたイベントには地方自治体や企業・公共交通機関の主催する宝探しイベントもあり、地域活性化や観光業の促進を目的にゲームイベントを開催したい企業や自治体におすすめです。

同社では『リアル宝探し』などイベントそのものをブランド化することで、地方自治体や企業で開催される宝探しイベントに統一感を持たせることで、制作会社やブランドそのもののファンも作っています。

誘客や顧客増加をゲームイベントで盛り上げたいと考えている企業・自治体は、タカラッシュが提供するイベントサービスを戦略に組み込むことも視野に入れてみてください。

株式会社エイスリー

株式会社エイスリーは社内外を問わず幅広いイベント開催を手がけており、企画から運営までトータルで徹底サポートすることを大切にしています。

強みの異なるさまざまなイベントディレクターが在籍しており、依頼内容をもとに相性の良いディレクターが付いてイベント制作をサポートしていることが魅力です。

企業とイベント制作・エンタメ企画における才能をつなぐことを理念としている制作会社のため、専門家と綿密に連携しながらイベント制作を進められるでしょう。

また、同社ではイベント制作のほかキャスティング事業やタレント支援にも対応しています。

タレント支援ではイベント制作において最適なポジションでタレントを配置することで露出の場を作ると同時に、よりエンタメ性の高いイベントを企画しています。

株式会社ドリームホールディングス

株式会社ドリームホールディングスは、プロモーションイベントをはじめ社外を意識したイベント開催を数多く手がけているイベント制作会社です。

制作ではイベントのトータルプロデュースだけでなく、イベントの告知やプログラムの一環として公開するデジタル広告や映像の制作にも対応しており、統一感のあるイベント戦略を提供しています。

なかでもイベントPR領域ではメタバースをはじめ最新技術を用いたデジタルコミュニケーション手法も積極的に導入しており、拡散力を意識したプロモーションを採用しています。

拠点のある東京・福岡だけでなく、全国的にイベント制作を承っているため、国内イベントはもちろんオンラインイベントを視野にイベント制作を相談できる制作会社です。

株式会社NEO FRAG.

株式会社NEO FRAG.は規模・ジャンルを問わずさまざまなイベント開催をサポートしている制作会社で、企業イベントやプロモーションのほか、個人向けの結婚パーティーまで対応しています。

ブライダルやケータリングなど個人に重きを置いた企画も多彩に請け負っているため、制作会社と綿密にコミュニケーションを取りながら自分の好みや要望に沿ったイベントを企画提案してほしいと考えている企業におすすめです。

制作では、特に企業の記念パーティーのほか会社説明会や記念パーティーなど、主に社内に目を向けたイベントを手がけた実績が多く、設営運営はもちろん当日の運営やケータリングなど幅広く担当しています。

小規模なイベントにも多数対応しているため、初めてイベント制作会社に相談する企業・個人も安心して相談できる制作会社だといえます。

株式会社バリュープラス

株式会社バリュープラスは、ライブイベントやそれに伴う物販会場の運営・通信販売までトータルで任せられるイベント制作会社です。

そのため、ライブやコンサートイベントの企画はもちろん、ポップアップイベントなど商品PRを目的としたイベント開催にもおすすめの会社です。

物販やポップアップストアの運営と合わせて依頼できるECサイト運営では、データ入力をはじめECサイトでの個人情報や在庫管理業務までトータルで任せられる点が魅力です。

そのため、ECサイト運営における自社のノウハウがない会社のほか、ブース出展など限定的にECサイト運営を行いたい会社とも相性が良い制作会社だといえます。

株式会社カクタス

株式会社カクタスは大阪に拠点を持つイベント制作会社で、関西圏でのイベント制作のほかプロモーション・デザイン領域まで幅広く対応しています。

公共交通機関と連携した地域密着型のイベントも多数手がけているため、関西圏でオフラインイベントの開催を計画する際にもおすすめの制作会社です。

イベント企画では「感動」を主軸に効果的なプロモーション戦略を立案しており、綿密な戦略から実行までワンストップで対応しています。

制作では会場設営だけでなく建設まで対応しているため、屋外イベントなど大規模な企画も相談できるでしょう。

株式会社東京バンケット プロデュース

株式会社東京バンケット プロデュースは昭和38年創業、60年以上にわたり運営実績を持つイベント制作会社です。

イベント企画では社内イベントの制作を中心に数多く対応しており、企業の周年パーティーや定時総会など、小規模かつ参加者の体験・感動に重きを置くイベントの制作を得意としています。

イベント制作では事前の打ち合わせから当日運営・アフターフォローまでトータルで対応しており、担当者が付いて一貫した対応を大切にしています。

担当者が責任を持ってイベントの戦略実績を請け負っているため、コミュニケーションを取りながら綿密なイベント運営を依頼したい方におすすめです。

株式会社イベック

株式会社イベックはオンライン・オフラインを問わず多彩なジャンルのイベント開催に対応しており、トレンドに合わせてインフルエンサーを起用したイベントやVRイベントを手がけた実績もあります。

制作に際してクライアント企業の要望に応じた柔軟な戦略設計を得意としているため、1つのジャンルに捉われない独自の形態でのイベント開催を実現したい企業におすすめです。

また、同社はプロモーション制作に強みを持つvectorグループの傘下企業の1つであり、広告制作や動画制作と並行したイベント制作を依頼したい場合にもおすすめです。

イベント制作・プロモーション戦略に幅広いノウハウを持つ会社のため、プロモーションを主軸に最適な戦略を相談したい企業におすすめの制作会社です。

大手イベント企画会社について

イベント企画会社では、企業の社内イベントや商品展示会・セミナーなど、企業が社内外で開催するイベントの企画から運営まで、トータルで任せられる会社です。イベント企画会社に依頼すれば、開催場所の手配から当日の設営・イベントの企画進行の戦略立案まで幅広く代行してもらえるため、ノウハウがない企業でも安心してイベントを開催できることが魅力です。

特に大手企業となれば、数千人規模の参加者を収容できるイベントの運営や最新技術を用いた企画の準備など、インハウスでは難しいイベントの企画進行も任せられます。大規模イベントやメディアで広く注目されるイベントの開催を目指しているのであれば、ぜひ大手イベント企画会社に相談してみてください。

大手イベント企画会社とは

大手イベント企画会社では、幅広いイベントの企画制作に対応しています。大手だからこその豊富な経験とリソースを活かし、さまざまな規模・形式のイベントを成功させるため、プロによるサービスや戦略を提供しています。

大手イベント企画会社は人材・サービス内容・設備どれを取っても豊富なノウハウとリソースを持ち、信頼感や安心感を持ってイベント企画を任せられます。なかには大規模ホールやアリーナでのアーティストのコンサートなど、大手でなければ会場を手配できない企画もあり、大規模かつ収益力の高いイベントを開催するのであれば、大手イベント企画会社に相談することは欠かせません。

大手イベント制作会社に依頼するメリットデメリット

大手イベント制作会社に依頼するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。イベント企画をプロに任せたいと考えている企業は、ぜひ参考にしてください。

メリット

大手イベント制作会社は多数のプロジェクトを手がけてきた経験を持つ、イベント開催のプロが在籍しています。イベントの企画から準備・演出まで、多彩なアイデアから自社の企画に合ったものを提案してもらえるため、より効果的かつ注目度の高いイベントを開催できるでしょう。

また、豊富なノウハウがあるからこそイベントの企画戦略から運営まで、トータルで任せられる点も魅力です。1社に依頼するだけでイベントの企画から開催まで必要なことはすべて任せられるため、イベント開催が初めての企業・プロジェクトでも安心して成功を目指せます。

さらに、大手イベント制作会社はイベントの企画実行が主な事業内容だからこそ、イベント開催に役立つ技術や設備も多彩に備えています。LEDスクリーンの設置や大規模会場にも対応したサウンドシステムなどの最新機材を備える制作会社もあり、イベント参加者により魅力的な体験を提供できるでしょう。

デメリット

大手イベント制作会社は大規模イベントに対応していることやサービスの質の高さから、料金設定が高めの会社もあります。もちろんその分イベントのクオリティが高まったり開催できるイベントの選択肢は広がりますが、予算が限られている場合は大手以外のイベント会社を視野に入れるのも良いでしょう。

また、大手企業は多数のイベントプロジェクトを同時に手がけている場合もあります。そのため、クライアントの個別の要望にまでは対応できなかったり、対応内容がパッケージ化されていて必要なサービスを受けられない場合もあるため、サービス内容はよく確認しておくことが大切です。

大手イベント制作会社に依頼前に明確にしておくべきポイント

大手イベント制作会社にイベント企画を依頼することにはメリットとデメリットの両方があるため、依頼する際は依頼内容やサービス内容を明確にしておくことが大切です。ここでは、大手イベント制作会社に依頼する際に明らかにしておきたいポイント5つについて詳しくご覧ください。

目的

まずはイベントを開催する目的を明らかにしましょう。イベントを開催する目的として、以下が挙げられます。

・企業やブランドのイメージアップ
・商品サービスのプロモーション
・顧客の定着率の向上
・新規顧客の獲得・認知度アップ

目的によって、イベントのコンセプトや内容は変わります。企業やブランドのイメージアップであれば企業を主軸としたプロモーションを、商品サービスのプロモーションであれば商品の紹介や使用体験を含めたイベントを企画することが効果的です。

目的によってはイベントのキャパシティや内容にも大きな違いが生じるため、目的を明確にしたうえで、大手イベント制作会社にイベント企画について相談しましょう。

ターゲット

イベントの開催目的が定まれば、イベント参加者として招くターゲット層も明確になります。自社が扱う商品サービスや事業内容によってはもちろん、企業や商品サービスの認知度アップであれば新規顧客を・顧客の定着率向上を目指すなら既存顧客を対象としたイベントを開催することとなるでしょう。

それによってイベントの告知方法から、当日に上映する映像の内容や体験型イベントの内容・制作するパンフレットや広告も変わっていきます。特に映像や広告などのデザイン領域は、大規模になれば数ヶ月単位の制作期間が必要な場合もあるため、早期からターゲットを明確にして必要な制作物を確定させることが大切です。

開催時期と場所

開催時期や開催場所を決めておくことも重要です。開催時期や場所によって、参加者の人数や反応は変わります。特に東京都内や名古屋・大阪などの都市圏であれば参加者を多く見積もれますが、地方で開催する場合は参加人数を絞ることとなるでしょう。

また、有名人やアーティストを招くイベントはファンが集まり、場所を問わず多くの参加者が殺到する可能性もあります。何よりも大切なことは、用意したキャパシティに対して参加者が少なく、予算に対して十分な収益や効果を得られない状況を避けることです。

イベントの内容や開催時期・場所をもとに適切な時期や場所を選定して、より多くの参加者に参加してもらえるイベントを企画できる戦略を相談しましょう。

予算

大手イベント制作会社にイベント開催について相談する際は、予算を明確にすることも大切です。イベントの目的や内容だけを伝えれば、想定以上の予算を提示されて、採算の取れないイベント開催に至ってしまう恐れがあります。

そこで、イベントの規模や内容をもとに事前に予算を決めておくことで、自社が捻出できる予算の範囲内で開催できるイベント内容について相談しましょう。特に予算が限られていたり、可能な限り予算を抑えたい場合は、開催したいイベントの内容や目的と予算を提示し、削減できるコストについてイベント制作会社と相談することがポイントです。

相談内容によってはイベントの目的と内容をもとに、イベント開催に関する豊富なノウハウを持つプロから、より最適な企画を提案してもらえる場合もあるでしょう。そのため予算などに限りがある場合は、イベント制作会社からの提案も柔軟に聞き入れながら企画戦略を一緒に練っていくことも大切です。

必要なコンテンツ

イベントで使用するコンテンツを事前に明らかにしておくことも重要です。プレゼンテーションやデモンストレーション用の映像やパンフレット、展示ブースの設営には、クライアント企業が提供するべき情報・商品が数多く存在します。

これら必要なコンテンツをあらかじめ準備しておくことで、よりスムーズなイベント設営を目指せるでしょう。特に動画やパンフレットの制作には膨大な時間がかかる場合もあるため、早い段階でイベント制作会社に情報提供して納期に余裕を持たせることが大切です。

事前の準備により納期や準備期間に余裕を持たせることは、想定外の遅延トラブルを防いだり予算に余裕を持たせるうえでも大切なことのため、イベント制作会社に相談する段階から必要なコンテンツの準備を始めておきましょう。

イベント制作会社の選び方

イベント制作会社にイベント企画を依頼するのであれば、まずはどの会社に依頼するか選ぶことから始めましょう。イベント制作会社を選ぶ際のポイント7つについて、それぞれ解説します。

制作会社の得意分野か

イベント制作会社はそれぞれに企画運営できるイベントの種類が異なります。なかには特定のジャンルを専門に扱っていたり、一部のジャンルで大きな成功を生み出したイベント会社もあるため、自社が開催したいイベントの内容をもとに、その内容を得意とするイベント制作会社を選びましょう。

そのほか、大規模なものから小規模なものまで依頼できるイベント内容はさまざまです。イベントの種類は無数に存在するからこそ、自社が依頼したいイベントに類似したイベントを多数手がけた経験のあるイベント制作会社を選ぶことが大切です。

費用対効果は十分か

イベント制作会社が提供するサービスと、開催委託にかかる費用を比較検討しましょう。安価なイベント制作会社は予算面では魅力的ですが、サービス内容が物足りなかったり、自社が求めるクオリティに満たない結果に陥る恐れがあります。

もちろんその逆も存在し、非常にハイクオリティなイベントを企画できる一方で、費用が相応以上にかかるイベント制作会社もあるでしょう。そこで大切なのは、自社の予算の範囲内かつ求めるクオリティを満たしているイベント制作会社を選ぶことです。

予算・クオリティ両方で自社の納得のいく仕上がりを求めるためにも、見積もり案と制作実績を比較検討して依頼を検討することが大切です。

過去の実績があるか

イベント制作会社の過去の実績が豊富であるかどうかも重要なポイントです。実際にそのイベント制作会社が手がけたイベントのクオリティや成果をチェックすることは、費用対効果や制作会社の信頼性を検討するうえで、大きなヒントとなるでしょう。

イベント制作会社の実績は、各制作会社のWEBサイトやSNSで掲載されています。多数のイベントを成功に導いているかどうかはもちろん、同業他社のイベント開催にも携わっているか・リピート率が高いかもチェックして、そのイベント制作会社の信頼性やクオリティを検討してみてください。

対応業務の幅はどうか

イベント制作会社が提供するサービスが幅広いかどうかも重要です。多くのイベント制作会社では、イベントの企画制作から運営までワンストップで引き受けていますが、なかにはイベント開催に合わせてマーケティングやプロモーションもまとめて請け負っている会社もあります。

イベント開催をサポートする幅広いサービスを提供している企業であれば、イベントの失敗リスクを防ぎ、より効果的なプロモーション戦略を目指せるでしょう。もちろんイベント企画に関連する業務も依頼すれば、追加で費用がかかる場合もあります。

そのためイベント制作にあたって必要なサービスの委託は検討しつつ、費用対効果は十分であるかは慎重に検討したうえで、サービス内容を取捨選択することが大切です。必要なサービス内容と費用対効果は同時に検討したうえで、自社に合ったイベント制作会社・利用プランを選んでください。

コミュニケーション力はあるか

イベント制作会社に依頼する際は、コミュニケーション能力も重要なポイントです。イベントの制作企画・進行では、クライアント企業とイベント制作会社の条件交渉や意見交換、開催したいイベントに関する情報のすり合わせなど、話し合いの機会が数多く存在します。

イベントは体験型や映像の放映など視覚的な催しを実施するものも多く、数字や文字情報だけでなく、頭の中のイメージを共有しなければいけないシーンもあるでしょう。そこで、お互いが考えていることを共有し合うためのコミュニケーションは欠かせません。

イベント制作は企画内容によっては数ヶ月にわたって共同で行う必要もあるからこそ、コミュニケーションが円滑な制作会社を選ぶことは、イベントの成功に直結します。

提案力、企画力はどうか

イベント制作では提案力や企画力など、クライアントのニーズに沿った企画を実現するためのアイデアを積極的に出してもらえるかどうかも大切です。イベント制作では目的や規模について自社で明確にしておくことが大切ですが、制作会社に依頼するからこそ、専門家によるイベント制作に関するアイデアやノウハウも有益な情報です。

より効果的なイベント企画を実現するための提案や企画を積極的に出してくれるイベント会社であれば、イベントの価値を最大化させられるでしょう。イベント制作において「専門家によるアドバイスを受けたい」「アイデアがあれば積極的に取り入れたい」と考えているのであれば、提案力・企画力に富んだイベント制作会社に依頼することがおすすめです。

サポートは充実しているか

イベント制作会社のサポート体制も制作会社選びにおいて重要な要素です。サポートとはイベント当日の設営や運営だけでなく、イベント前後のフォローアップや全体の企画進行を指します。

イベントの企画から制作・実行までまとめて任せられる会社であれば、安心してイベント制作を任せられるでしょう。サポート内容については依頼するイベント制作会社によって異なりますが、必要なサービスが含まれた会社・プランを選ぶことで、当日のトラブルにも備えられます。

そのため、イベント開催を制作会社に依頼する際は、イベント開催における一連のフローを確認したうえで、自社にノウハウやリソースのない部門を委託できる制作会社に依頼することがポイントです。

各企業の業務範囲と提供サービスの具体例

イベント制作会社に依頼するのであれば、各制作会社の業務範囲や提供サービスをもとに自社の求める内容に合った会社を選ぶことが大切です。ここではイベント制作会社の業務範囲・提供サービスを、実際の会社の特徴と合わせて解説します。

コミュニケーション強化イベントに強い企業

社内のコミュニケーション強化に強いイベント制作会社の代表例として、株式会社GROWSが挙げられます。株式会社GROWSでは周年イベントや企業パーティーなど、さまざまな社内イベントを手がけています。

特に社内での記念パーティーを手がけた事例では、ただ食事と会場を用意するだけでなく、パーティーの構成やオープニングムービーの制作など、社員を慰労し企業として今後も活躍していくための想いを深められるプログラムを制作提供しています。

記念パーティーは社員を慰労するためにはもちろん、同僚同士、そして普段はあまりコミュニケーションを取ることのない別部署の社員や経営陣と言葉を交わす機会を設けるうえでも非常に有意義な場となりました。社内外のコミュニケーションをより促進するため、交流の場としてイベントを開催することはメリットの多いアイデアだといえます。

装飾デザインに優れた企業

装飾イベントに優れたイベント制作会社として、株式会社電通ライブを紹介します。電通グループの傘下企業である同社ですが、目で見ても楽しいさまざまな体験イベント・展示イベントを手がけています。

展示会ブースのデザイン・設営なども豊富に手がけており、Canon EXPO2023ではキャノングループの今後の方向性を示し、最新製品やその技術をエンタメ性のある展示デザインで公開しています。特に2023年の開催ではオンラインイベントでも新製品・新技術の体験ができる工夫がされており、リアル会場とオンライン両方で顧客の注目を集めるイベントとなりました。

そのほか、電通ライブでは視覚情報でも楽しめるさまざまなイベントを手がけています。

制作依頼は国内外を問わず引き受けており、サウジアラビアの首都リヤドのテーマパーク・ブルバードワールドでは、日本のエンタメを体験できるジャパンアニメタウンにて、日本の街を舞台とした屋内型パビリオンを制作・公開しています。

総合プロモーションサービスを提供する企業

イベントにおける総合プロモーションを提供するイベント制作会社として、EPOCHを紹介します。EPOCHは多彩なジャンルで活躍するクリエイターが在籍しており、デジタル広告からCM、イベント・空間デザインまで幅広く対応しています。

制作にあたって、クライアント企業の要望を受けて最適なチーム編成を行ってプロジェクトを開始しているほか、制作ではマーケティング・ブランディングのプロも参加します。そのため、イベント制作だけでなく開催にあたって調査しておきたいマーケティング領域や効果測定までワンストップで依頼できることが魅力です。

なかでもMercari主催のイベント『メルカリで出会えるモノでつくった「ウチの実家」』では、イベントだけでなくグラフィックやプロモーション、WEBサイト制作までトータルで手がけています。年末年始の規制を意識しだす11月に開催された没入型イベントで、昭和や平成を思わせるレトロな品物を使って外観から擬似実家を作りました。

このイベントでは実家に隠れる不用品の価値をプロモーションする目的で、イベント終了後の帰省シーズン、帰省した参加者に実家の不用品をメルカリに出品することを促す戦略として実行されています。大規模かつ独創性にあふれたイベントはメディアでも取り上げられ、連日行列のできるイベントとして注目されました。

まとめ

イベントは企業や業界によっては頻繁に開催するものではないからこそ、開催を企画する際はイベント制作会社のプロに頼る方法がおすすめです。イベント制作のプロに依頼することで、会場やブースの手配からプロモーション、当日の設営や運営まで幅広く任せられます。