【活躍できる!】ITエンジニアに必要なスキルは?よりスキルアップするための方法も解説
ITエンジニアとは、IT業界に携わるエンジニアの総称です。
IT業界には様々な分野のエンジニアがいますが、この記事では、共通して必要な基本スキルや、どんなITエンジニアが求められているのかについてご紹介しています。
ITエンジニアを目指す人は、この記事を読んでぜひ参考にしてください。
これだけは必須!ITエンジニアに最低限必要なスキル
ITエンジニアは幅広いIT知識とスキルが必要ですが、中でも最低限必要な必須スキルを3つご紹介します。
プログラミング言語は必須
ITエンジニアの主な仕事は、クライアントが求めるシステム開発・設計をすることです。
質の高い設計をするためには、効率的かつ正確に作動するプログラミング技術が必要。
当然、プログラミング言語の知識がなければ良い設計はできませんので、必須の知識となります。
Webシステム開発:HTML、CSS、JavaScriptRuby、PHPなど
ゲーム開発:C++・Javaなど
アプリ開発:Ruby、Python、Javaなど
AI開発:Pythonなど
業務システム開発:Java、C++など
どの分野で開発をするかによって違う言語を使用するので、自分が携わるプログラミング言語をまず選択して知識を身につけることが重要です。
コミュニケーションスキル
ITエンジニアは、クライアントとの交渉やプロジェクトチーム内での共同ワークなどコミュニケーションスキルは重要なスキルの一つです。
プロジェクトでは、担当する各チームとの連携やチーム内での伝達が円滑に行われて初めて良いものを作り上げることができます。
当然、意見の食い違いやトラブルの対処などいろいろな問題が出てくるでしょうが、信頼できるメンバーで仕事を進められるよう普段からコミュニケーションを取れる人材でなければエンジニアは務まりません。
IT業界に関する知識
IT業界は技術の進歩が早く、最新技術やIT業界全体の動きなど常に最新情報をアップデートしなければいけません。
そのためには、IT業界全体の基本知識はもちろんのこと、情報収集力も必要。
同じ業界の横の繋がりやクライアントとの会話について行けないようでは困ります。
普段の業務だけに目を向けるのではなく、広い視野でアンテナを立てて常に最新の情報を得られるよう心がけましょう。
もっとスキルアップしていくために付けていきたい必要なスキル
必要最低限のスキルを身につけたら、より良いエンジニアになるためのスキルアップはとても大事。
現状に満足せず、更に上を目指すエンジニアはぜひ参考にしてください。
理論的思考
ITエンジニアがより質の高い設計を行うためには、論理的思考力が必要とされています。
論理的思考力(ロジカルシンキング)のあるITエンジニアは、全てにおいて理論に基づき決定することで、無駄なものは省き効率の良い最適値を見出して業務をこなすことができます。
単にクライアントの要望を聞き入れてシステム設計を行っても良いものはできません。
クライアントの要望を細分化し、コストも抑えながら必要とするものを過不足なく取り入れ、納期から逆算してスケジュールを組みたてて、それを実行していくための人材や設備を準備することが必要。
ロジカルな考えに基づいて決定していくため、最終目的からブレずに組み立てていくことができます。
理論的思考に基づいて業務をすることで、問題解決のための対応力、理路整然とした指示やスケジューリング力、無駄のない伝達力を発揮します。
資料作成スキル・プレゼン能力
高い技術力を持つITエンジニアは、質の高いプロダクトを作り上げることができます。
ですが、その魅力やメリットをクライアントにうまく伝えることができなければ意味がありません。
ITエンジニアには、クライアントが納得するような魅力的なプロダクトをどうアピールできるか、それをわかりやすく正確に伝えるための資料づくりとプレゼンテーション能力が問われます。
プレゼン以外にも、チーム内で共有する設計書や指示書、プロダクトの仕様書など、資料作成スキルはとても重要。
相手にわかりやすい資料作成やクライアントや大勢の前でのプレゼンは、数をこなすことで力をつけていきます。
開発環境の操作に慣れていく
システムを開発するには、必ず開発環境が必要になります。
開発環境とは、プログラムのコードを書いていくためのプラットフォーム。
そのため、開発環境の操作がスムーズにできるよう、慣れておくのが良いでしょう。
開発環境ソフトウェアには有料・無料があり種類も多くあるので、業務で使用するものから操作に慣れておくようにしましょう。
エンジニアとしてスキル以外に求められる行動は?
エンジニアの仕事は幅広いIT知識と技術を必要とされますが、技術的なスキル以外に企業が求めるエンジニア人材はどんなものなのでしょうか。
企業がエンジニアとして採用したい、スキル以外に求められる行動をご紹介していきます。
常に自分がスキルアップするための姿勢
常にスキルアップする姿勢を持つエンジニアは、幅広い視野を持ち、質の高い知識とスキルでより良いプロダクト開発に貢献していきます。
今の仕事に必要なスキルを全て持っているか、今後どのようなスキルが必要になるか、早急に必要ではないが身につけておいて損のないスキルは何かなど整理しておくと良いでしょう。
興味関心と好奇心を持つ
どんな仕事に携わるにしても、興味関心と好奇心を持って取り組むことが大切です。
例えばエラ一の対処をする場合にも、責任追求や期限に対する煽りを考えるのではなく、「どうしてこうなった?」「ではこうしたらどうなる?」と興味関心を持って取り組むことで、失敗から新しい発見をし、より良い方法を見つけられるかもしれません。
指示待ちにならない、自分で調べて質問する
自主的な行動が取れず指示待ちでは、効率は下がりチームワークも乱してしまいます。
システム開発はチーム内や他チームとの連携で作業を進める場合が多いため、チームメンバー一人ひとり任された業務を自主的にこなすことで効率よく作業を進めることができます。
問題が起きて対処がわからない場合にも、人任せにせず自分で調べ、わからないことはきちんと質問する姿勢がとても大事です。
自分の将来像をイメージする
エンジニアとして仕事をしていても、現状だけを見るのではなく、自分が今後どんなエンジニアになりたいのか、どんなエンジニアを目標としているのかをイメージしてみましょう。
将来像をイメージすることで、それに向かって困難を乗り越えたり、ステップアップしていくことができます。
ITエンジニアの種類によっても変わってくる
ITエンジニアといってもその種類はとても多くあります。
同じITエンジニアとされる職種であっても、その種類によって仕事の内容は大きく変わってきます。
主なITエンジニアは下記のようなグループに分けられます。
開発系エンジニア
システムエンジニア(SE)
プログラマー
Webエンジニア(バックエンドエンジニア/フロントエンドエンジニア)
AIエンジニアなど
インフラ系エンジニア
データベースエンジニア
セキュリティエンジニア
サーバーエンジニア
ネットワークエンジニア
クラウドエンジニアなど
その他のエンジニア
テストエンジニア
セールスエンジニア
社内SE
フルスタックエンジニアなど
IT技術の進歩やエンジニアの需要が増えたことで、ITエンジニアは細分化されています。
その中でも、今後急速に伸びるとされているAIなど注目すべき分野のエンジニアは更に増えて行くでしょう。
在宅勤務でもできるITエンジニアに注目が集まっています!
ITエンジニアは在宅勤務の求人も増えてきており、注目されている職種の一つです。
ITエンジニアになるのは難しそうというイメージがありますが、必要なスキルを取得すればあとはスキルアップしながら経験を積んで行くだけです。
ITエンジニアを目指すなら、どの種類のエンジニアになりたいのか、そのための必要スキルは何なのか、この記事を読んでぜひ参考にしてください。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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