【思わず会いたくなる】エンジニアスキルシートの書き方のポイントとは
エンジニアスキルシートとは何?
エンジニアスキルシートを書くコツが知りたいと気になっている人は多いのではないでしょうか?
この記事では、エンジニアスキルシートの概要と書き方のコツ、注意点などについて説明します。
エンジニアスキルシートを書く予定がある人や興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
エンジニアスキルシートとは?
エンジニアスキルシートとは、履歴書や職務経歴書などと同じく自己PRに使うための書類です。
経験やスキルをA4サイズ1枚から2枚程度にまとめて提出します。
エンジニアスキルシートは履歴書を提出しなくてもよい副業やフリーランスとして働く時にも利用されるので、プロフィールや経験、スキルをまとめます。
フォーマットに決まりはないので、提出する企業や求人で求められる項目に応じて作成すると良いでしょう。
エンジニアスキルシートはプロジェクト単位で経験をまとめたり、技術力を効果的に伝える構成になっているのが特徴です。
また、応募企業とエンジニアのミスマッチを防ぐためにも重要なものです。
スキルシートを見て、募集求人にマッチしているか、採用後も貢献してくれそうかを採用担当者は判断するので、スキルや強みを分かりやすく書くことが重要です。
エンジニアスキルシートの書き方のコツ
エンジニアスキルシートを書く時には、読みやすさや見やすさ、自分の強みを意識することがコツです。
こちらでは、エンジニアスキルシートの書き方のコツについて説明します。
読みやすさ、見やすさを意識する
エンジニアスキルシートは採用担当者が読みやすく、見やすいように箇条書きで簡潔に書くことを意識しましょう。
1日に数多くのスキルシートを目にする採用担当者が見たときに、長文ではわかりにくく時間がかかってしまうので、一目見て分かりやすいスキルシートを書いているだけで印象が良くなります。
保有技術、担当工程などは表にするなどして、見やすさを重視しましょう。
今までの経歴は全て書き出す
エンジニアスキルシートにはこれまでの経歴をすべて記載してアピールできるようにしましょう。
スキルシート書く前に、一度これまでの仕事内容やキャリアを書き出して整理し、数字などを使って具体的に書くと採用担当者の印象に残ります。
経歴が長くなると仕事内容やキャリアが多くなるので、整理した中から応募企業にアピールできそうなポイントをピックアップして記載しましょう。
自分の強みを意識する
エンジニアとして自分の強みとなることは、エンジニアスキルシートでしっかりとアピールしましょう。
例えば、対応可能言語やOS、得意分野など強みとなることは表などにして分かりやすく記載することをおすすめします。
会社貢献できる(活躍できること)を意識する
いくら素晴らしい経歴やスキルがあっても、それを単純に記載するだけでは採用担当者の印象に残りません。
経験したことやエンジニアとしてのスキルを使って、入社後にどのように貢献できるか、活躍できるのかを意識して自己PRなどに記載しましょう。
将来的にどのような仕事をしたいか、どんなエンジニアになりたいかということもアピールすると働く意欲があると言う印象を与えることができます。
エンジニアスキルシートを書くときの注意点
エンジニアスキルシートを書く時の注意点には、最新情報で書く、客観的に見てもらう、企業名を伏せるなどがあります。
こちらでは、エンジニアスキルシートを書く時の注意点について説明します。
最新情報で書く
エンジニアスキルシートはプロジェクトごとに更新して、最新情報を提出できるようにしましょう。
経験した案件数が増えるとスキルシートも充実するので案件取得のために良いアピール材料となります。
プロジェクトが終わるごとに追加記入していくと無理なくスキルシートの更新ができます。
客観的視野で見てもらう
自分が見て良いエンジニアスキルシートであっても、客観的に見ると表現が分かりにくかったり、アピールポイントが見つけにくいなどの改善点が見えることがあります。
そのため、エンジニアスキルシートの作成後は、エージェントのキャリアアドバイザーや友人など第三者に確認してもらうことをおすすめします。
文調(です・ます)と言い切り
スキルシートを書く時の 文調は言い切りにして、全体的に統一しましょう。
文章を言い切りにすることで説得力が増します。
また、特定の企業でしか使われないような専門用語や略語は分かりにくいので使わないようにしましょう。
数を入れる表現方法
実績をアピールするためには具体的な数字を入れてスキルシートを記載すると効果的です。
統括チームの人数やプロジェクト担当年数など数字を記載すると印象に残りやすく、実績も把握しやすくなります。
企業名は伏せる
エンジニアスキルシートのプロジェクト名を記載する場合、企業名は書かないようにしましょう。
特にフリーランスとして案件を受注した時に秘密保持契約を結んでいた場合は契約違反になることがあるので注意しましょう。
大手IT企業、金融機関、外資系企業などと記載して、具体的な企業名は使わないようにしてください。
エンジニアスキルシートの書き方見本
エンジニアスキルシートは通常の職務経歴書にプロフィールと保有技術(使用可能なプログラミング言語など)、担当工程(実装、基本設計など)を追加したものです。
特に重要となる保有技術や担当工程の書き方の見本を紹介します。
保有技術の書き方
プロジェクトごとに記載する言語や環境などの保有技術が一目で分かるように、保有技術の項目を作って記載します。
言語や環境以外にもソースコードやパッケージ管理ツール、個人で開発したサービスのアドレスを記載するのも良いアピールになります。
また、エンジニアとしての経験が少なく保有技術に記載することはあまりない場合は、勉強中の言語を書くこともおすすめです。
保有技術の書き方見本
言語 | PHP、Java、HTML、Japascript、SQL |
OS | Windows10 |
DB | MySQL、MongoDB |
担当工程の書き方
担当した工程をプロジェクトごとに表にして記載すると分かりやすくなります。
エンジニアスキルシートに記載する担当工程の項目は、要件定義、基本設計、詳細設計、実装・単体、結合テスト、総合テスト、保守・運用です。
プロジェクトごとに担当した項目に○を付けると分かりやすくなります。
担当工程の書き方見本
要件定義 | 基本設計 | 詳細設計 | 実装・単体 | 結合テスト | 総合テスト | 保守・運用 | |
プロジェクト名 | ○ | ○ | ○ | ||||
プロジェクト名 | ○ | ○ |
会ってみたいと思わせるエンジニアスキルシートの完成を目指しましょう
エンジニアスキルシートは履歴書や職務経歴書と同じように自分をアピールするために提出するものです。
副業やフリーランスとしてエンジニアの仕事をするときに、スキルや経験を分かりやすくアピールするために効果的といえます。
日々たくさんのエンジニアスキルシートを見ている採用担当者が見たときに、アピールポイントを分かりやすいように記載することが非常に重要です。
また、自分が作成したスキルシートを第三者に見てもらって改善箇所などを客観的に指摘してもらうことも重要となります。
エンジニアスキルシートを書くコツや注意点を把握して、効果的なエンジニアスキルシートを作成しましょう。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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