エンジニア不足は嘘なの?!噂の理由とその真相を調査しました
エンジニアの仕事が気になっている方は『エンジニア不足』という言葉を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
「でもエンジニアって人気の職種だよね?噓なのでは?」と疑問に思う方も少なくないはずです。
一部では嘘という噂もささやかれていますが果たしてどうなのでしょうか。
この記事では「エンジニア不足が嘘なのか?」の真相について調査をしました。
エンジニアの仕事に興味がある方にぜひ一度読んでほしい内容になっています。
エンジニア不足は本当の部分と嘘の部分がある
結論から言うと、エンジニア不足については本当になりますが、嘘の部分もあることがわかりました。
詳しく解説をしていきます。
エンジニア不足が深刻化している
エンジニア不足が騒がれている理由については、このようなデータがあります。
『IT人材需給に関する調査』によるとIT人材は2022年現在でも約32万人不足しているとされており、2030年になるとさらに悪化し約45万人不足するという試算がされています。
経済産業省が公表しているデータなので信憑性は高いといえるでしょう。
使えるエンジニアの争奪戦が激化
エンジニア不足が深刻化している現状ではありますが、実は誰でもエンジニアになれるわけではありません。
IT業界は日々成長しているため、今後発展すると言われるIoTやAI、ビッグデータなど先端技術が求められてきています。
そのため、企業はより優秀なエンジニアを獲得するため競争が激化しています。
そのことから『エンジニア不足=誰でもなれる』という誤解があるため、嘘の部分もあると考えられます。
エンジニアが不足する原因は?
今後ますますエンジニアの人材が不足することがわかったのではないでしょうか。
ここからはエンジニアが不足する原因について見ていきます。
エンジニアは専門性が高い職種です
エンジニア不足になる要因として専門性が高いことがあげられます。
エンジニアに求められることは専門的なスキルはもちろんですが、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルといったことも求められます。
様々なスキルを身に着けるためには、実務経験や教育を受ける必要があります。
このようなスキルセットを習得している人材が少ないため、エンジニアが不足していると言えるでしょう。
即戦力が求められている
エンジニア未経験でも採用している企業は数多くあります。
しかし、戦力として仕事ができるようになるまでは、実務経験を積みながらスキルアップをしていく必要があるため時間がかかります。
また、エンジニアとして働きたいと考えた場合には、スキルを身に着けるためオンラインスクールや独学といった場合にも、スキルを習得するまでに時間がかかることが障壁になっていることもあります。
エンジニアは専門的なスキルを求められることから、企業が即戦力で働ける人材を探しても難しい場合が多いため、人手不足になっていると言えます。
技術の進歩が速くエンジニアレベルが高くなる
IT業界の変化はすごい勢いで日々進歩しており、エンジニア不足は実は既存のエンジニアではなく、先端技術に対応できる人材が不足しています。
そのため、新しい情報を常に把握しアップデートしていく必要があります。
IT技術が成長するにつれてエンジニアも成長し続けないといけなくなり、高い技術力が求められるため、人手不足になりやすいと考えられます。
どんなエンジニアが求められているのか
これからはどんなエンジニアが求められるのか3つに分けて見ていきましょう。
セキュリティ関連、AI関連エンジニア
最近ニュースなどで取り沙汰されている、企業での情報漏洩やサイバー攻撃などでセキュリティ関係が多くあり問題視されています。
IT技術が進むにつれて、よりセキュリティが複雑なものになってきていることは間違いありません。
そのため、企業は様々なセキュリティ対策を講じていますので、セキュリティ関係に強いエンジニアは重宝されるでしょう。
また、AIにおいても私たちの生活になくてはならないものになってきています。
今後確実に市場が拡大することから、AIのスキルを身に着けて損はしないと言えます。
スキルや経験がある人は優遇される
即戦力という観点から見ても、高いスキルを身に着けている方や実務経験者は優遇される場合があります。
企業としては、なるべくコストを節約したいと考えるはずです。
仮に、エンジニア未経験で企業に入社した場合は、教育費や時間といったコストがかかってきます。
そのことから、高いスキルや実務経験者は優遇されやすいと言えるでしょう。
フリーランスは経験者が評価される
エンジニアは企業で働くだけでなく、フリーランスとしても働けます。
フリーランスで仕事をする手段の一つとしてクラウドソーシングがあります。
お互い顔を知らないクラウドソーシングで仕事をもらうためには、実績が重要になります。そのため実績が多く評価が高い経験者は仕事を取れる確率が高いと言えます。
逆にエンジニア未経験で実績がゼロだと受注側が判断できるポイントがないため、仕事をとることが難しいでしょう。
フリーランスエンジニアで実務経験がない場合でも仕事を受注したいと考えるならば、ポートフォリオをつくり概要に掲載するといった工夫が必要になってきます。
初心者でエンジニアになることはできないの?
「初心者はエンジニアになれないのか?」という疑問があるかと思います。
決してそんなことはありません。
誰でもはじめは未経験からスタートになります。
ここからは、どういった方法でエンジニアのスキルを磨けばいいのかお伝えしていきます。
独学では限界が来るかもしれない
エンジニアを目指そうと考えたとき「独学でもスキルを身に着けられるかな?」と考えるのではないでしょうか。
書店にいけば、参考書もたくさんありますし、ネット上でも無料で学習ができるサイトもあります。
しかし、独学では基礎は習得できたとしても、より高度なスキルを身に着けるためには限界があります。
その理由としては、Webサイトやアプリケーションを実装した際に何らかのエラーが生じた場合、初心者ではエラーを見つけるのが困難だからです。
エラーでつまずいてしまうと、モチベーションを保つことが難しく学習を辞めてしまうこともめずらしくありません。
よりスキルを上げるためにすることは?
よりスキルをあげる方法としては、オンラインスクールに通うか、エンジニア未経験でも募集している企業に入社することがいいでしょう。
独学ではプログラミング言語の基礎やITに関する基礎知識を学び土台をつくり、実践的なスキルは指導してもらいながら学習をする方法がおすすめです。
特に企業に就職できた場合には、高度なスキルを身に着けることができる可能性があります。
エンジニア不足は嘘じゃないところがある。使えるエンジニアに成長しよう
エンジニアが不足していることがわかったのではないでしょうか。
しかし、誰でもエンジニアになれるわけではなく、高いスキルを取得している人材が今後は重要になってきます。
この記事を読んだあなたはこれから発展すると言われている、先端技術やセキュリティ関係のスキルを身に着けキャリアアップを目指してみましょう。
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どんな企業があるのか確認し、どんなエンジニアを目指すのか目標を決めてみてはいかがでしょうか。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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