【自分でもできるかも？！】動画クリエイターは独学でもなれるの？勉強法が知りたい！

「動画クリエイターには、どうすればなれるの？」

「独学で動画クリエイターになる方法が知りたい」

このようにお悩みではないですか？

動画コンテンツは今後も増えることが予想されており、動画クリエイターは将来性の高い仕事といえます。

この記事では、将来性のある動画クリエイターに独学でなれるのかを解説します。

また、勉強法についても解説していますので、特にこれから動画クリエイターを目指したい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

動画クリエイターは独学でもなれるのか

結論を先にお伝えすると、動画クリエイターは独学でもなれます。

理由は、独学できる教材が数多くあるからです。

近年、動画コンテンツの数が増えており、これにともない、動画制作を学べる教材も増えています。

教材の質に差がある点には注意が必要ですが、口コミなどを参考にすることで、動画クリエイターとしてのスキルが得られる教材を選ぶことが可能です。

また、独学には以下のようなメリットがあります。

・費用を抑えられる

・自分のペースでスキルを身につけられる

自身でモチベーションを維持したり、学習目標を定めたりする必要はありますが、時間をかけてスキルを身につけたい人や、お試しで始めてみたい人にとって、独学はおすすめの方法といえます。

動画クリエイターに必要なスキル

動画クリエイターには、どのようなスキルが必要なのでしょうか？

ここでは、3つご紹介します。

動画編集加工のツールスキル

動画の編集加工には、Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなど、専用のツールを使用します。

動画クリエイターは、このツールに関するスキルが必要です。

動画の編集加工には、以下のような作業があります。

・カット：動画の不要な部分を切り取る作業

・テロップ入れ：動画内に文字やイラストを入れる作業

・効果音やBGM入れ：動画内に効果音やBGMを入れる作業

動画クリエイターには、ツールを使って上記のような作業をおこなえるスキルが求められます。

撮影に関する知識

撮影に関する知識も必要です。

撮影には、天候や時間帯・撮影する向きなど、様々な要素が関係します。

このような要素を踏まえ、ケースに応じた最適な撮影方法を選ぶことが重要です。

また、撮影の知識は編集加工にも生かせます。

撮影者が別にいる場合、撮影の意図を組んだ編集加工ができるからです。

反対に、自分が撮影を担当し、編集加工する担当が別にいる場合には、編集加工まで考えた撮影ができます。

さらに、撮影と編集加工をまとめて担当できるなど、動画クリエイターとして仕事の幅を広げることが可能です。

このようなことから、撮影に関する知識は、動画クリエイターとして身につけるべきスキルといえます。

デザインのスキル

動画クリエイターには、デザインのスキルも必要です。

できるだけ多くの人に見られる動画にするには、動画全体のビジュアルやテロップのフォントや大きさ、色にまで気を配る必要があります。

そのような、視認性が高く視聴者の興味を引く動画を制作するには、デザインのスキルが不可欠です。

デザインのスキルは、You Tubeやテキストで独学できます。

また、街中の看板や広告などを見て、どのようなデザインが使われているか考えることでも、デザインスキルを身につけられます。

日ごろからデザインに意識的に触れることで、デザインスキルを持つ動画クリエイターを目指しましょう。

動画編集の工程を知る

動画編集には様々な工程があり、ここでは6つにわけて解説します。

素材を用意する

まず、素材を用意します。

制作する動画の企画を考え、その企画に沿って撮影を進めましょう。

企画の際には、台本や簡単な図を用意するとスムーズな撮影が可能です。

また、挿入する音声の別撮りが必要な場合には、音声収録もおこないます。

素材の用意は、動画のもとになる重要な工程のため、素材の漏れがないよう、計画的に進めましょう。

不要な部分をカットする

用意した素材から、不要な部分をカットします。

不要な部分をカットすることで、視聴者に制作意図をわかりやすく伝えられ、動画を長く楽しんでもらうことが可能です。

カット部分の前後のつながりに違和感がないか確認しながら、カット作業をおこないましょう。

字幕やテロップを入れる

字幕やテロップ入れの工程では、動画の内容が伝わりやすくなるような挿入を意識します。

字幕は、フォントやサイズ、色の区別で、伝えたい部分を強調することが可能です。

具体的には、重要な部分は赤字の大きめのサイズにして、それ以外の部分は黒字の通常サイズにする方法があります。

またテロップは、絵や図を用いながら視聴者に動画の内容を要約したり、強調したりできます。

字幕やテロップはただ挿入するのではなく、視聴者がわかりやすい動画になるようにと考えながら挿入しましょう。

効果音やBGMを入れる

効果音やBGMの挿入も重要な工程です。

効果音は、動画が単調になることを防いでくれます。

また、字幕やテロップと合わせて使用することで、より効果を発揮します。

BGMは、著作権に注意しながら選択しましょう。

著作権の問題が気になる場合には、著作権フリーのBGMを選ぶと安心です。

効果音やBGMは、挿入後に繰り返し確認・調整することで、より効果的なものになるでしょう。

書き出し

これまでの工程が完了したら、書き出し作業が必要です。

書き出しとは、編集した動画データを、ファイル形式に変換・まとめる作業を指します。

ファイル形式に変換することで、You Tubeなどに動画をアップできます。

ファイルの形式は複数あるため、適切な形式でファイルに保存しましょう。

サムネイルの作成を受ける場合も

業務によっては、サムネイルの作成を受けることもあります。

サムネイルは、動画の内容を視聴者にひと目で伝える看板のようなものです。

視聴者は、サムネイルを見て動画を見るか判断するため、サムネイルの内容は非常に重要といえます。

動画の内容を上手く要約しつつ、ほかの動画のサムネイルと被らない、視聴者の目を引くサムネイル制作を心がけましょう。

動画クリエイターを独学で勉強する方法

動画クリエイターを独学で勉強する方法について解説します。

動画編集に必要な道具を揃える

動画クリエイターの勉強を始めるには、まず必要な道具を揃えなければなりません。

具体的には、以下の2つです。

・パソコン

・動画編集ソフト

パソコンは、ある程度ハイスペックなものを選びましょう。

パソコンのスペックによって、動画編集の作業効率が大きく変わるためです。

・ストレージ：500GB以上

・メモリ：16GB以上

パソコンのスペックは、上記を目安にすると良いでしょう。

また、動画編集ソフトには無料・有料の違いを含めて数多くのものがありますが、はじめは無料のものから試してみることをおすすめします。

腰を据えて動画編集に取り組む場合には、動画編集で最も使われているAdobe Premiere Proがおすすめです。

有料ですが、編集に必要な機能はすべて備わっていることや、ネット上に情報が多く出ていることなどから、使いやすいソフトといえます。

このほか、撮影スキルも身につけたい場合には、カメラや照明などの撮影機材が必要になります。

YouTube、教材を利用する

パソコンと動画編集ソフトが準備できたら、勉強の開始です。

動画編集は、You Tubeで無料で学ぶ方法や、有料教材で勉強する方法があります。

まずはYou Tubeで基礎を学ぶことをおすすめします。

この段階で、動画編集を続けられそうであれば、有料教材で学習を進めると良いでしょう。

スクールに通う（オンライン・オフライン）

スクールに通って学習する方法もあります。

オンラインは自分のペースで学習できるメリット、オフラインは挫折しにくいメリットなどありますが、自分の環境や学習スタイルにあった方法を選択しましょう。

オリジナル作品を作ってみる

動画編集は、学習するだけでは意味がありません。

学習を進めて、ある程度の基礎力がついた時点で、実際にオリジナル作品を制作しましょう。

自分の考えで制作をおこなうことで、スキルが身についた部分と足りない部分が明確になります。

これは、次の学習へのモチベーションにもなるでしょう。

いつまでも学習を続けるのは非常にもったいないことです。

上手にできなくても構いませんので、できるだけ早くオリジナル作品の制作に取りかかりましょう。

独学でも十分動画クリエイターとして通用します！挑戦しよう

この記事では、動画クリエイターに独学でなれるのかということや、勉強法について解説しました。

動画クリエイターは将来性が高く、独学でもなれる仕事です。

また、YouTubeや無料教材で、お金をかけず学べます。

少しでも興味がある人は、まず始めてみることがおすすめです。

なお、おかねチップスの求人機能「サクサク仕事探し」には、様々な職種の募集が掲載されています。

動画クリエイターの仕事も掲載される場合がありますので、是非ご覧になってみてください。

文／おかねチップス編集部
監修文／おかねチップス編集部