動画クリエイターになるには資格が必要?持っていると有利なスキルについて説明
「動画クリエイターに資格は必要?」
「動画クリエイターが持っていると有利になる資格が知りたい」
このようなお悩みにお答えします。
動画クリエイターを目指したいと思った際に、必要な資格や有利な資格は気になるところです。
この記事では、動画クリエイターが必要な資格や、持っていると有利になる資格について解説します。
これから動画クリエイターを目指す人には、ぜひ読んでいただきたい内容です。
最後まで読んでみてください。
動画クリエイターになるのに資格は必要ない
はじめに結論です。
動画クリエイターになるために、必須の資格はありません。
言い換えると、スキルさえ身につければ誰でも動画クリエイターになれるのです。
現在は、動画制作を学べるスクールや教材が豊富にあるため、自分に合うものを選んでスキルを身につけられます。
動画クリエイターになる方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
【どんな道を辿ればいい?】動画クリエイターになるには?資格や学校を紹介!
動画クリエイターが身に付けていると重宝されるスキルは?
必須の資格はない動画クリエイターですが、仕事を得るには自分のスキルをアピールする必要があります。
動画制作に関する自分のスキルを証明するには、自分の作品集であるポートフォリオを作ってアピールする方法がありますが、関連する資格の取得も選択肢のひとつといえます。
資格を取得することで、一定のスキルや知識を持っていることを証明できるからです。
動画クリエイターは、動画編集ツールに関する資格や、動画のクオリティアップにつながる資格を身につけていると重宝されます。
動画クリエイターとして資格が欲しい!そんな時に取りたい資格
動画クリエイターとして資格が欲しいと思った際に、おすすめの資格を4つご紹介します。
Adobeプロフェッショナル
1つ目は、「Adobeプロフェッショナル」です。
正式名称は「Adobe Certified Professional(Adobe認定プロフェッショナル)」と呼ばれる資格試験で、以下3つのAdobeアプリケーションごとに試験が分かれています。
・Photoshop
・Illustrator
・Premiere Pro
動画クリエイターは、動画編集ソフトウェアであるPremiere Proの資格を取得するとよいでしょう。
また、PhotoshopやIllustratorの資格も取得できると、Adobeツールを全般的に使えることの証明になるため、スキルをアピールする大きな武器になります。
試験は、全国各地の指定のパソコンスクールや専門学校で受験でき、合否もすぐに分かります。
受験料が一般価格:10,780円と高いことが難点ですが、動画クリエイターとして取得しておきたい資格です。
CGクリエイター検定
2つ目は、CG-ARTS協会が主催する「CGクリエイター検定」です。
動画クリエイターに必要なCGに関する知識やスキルが求められます。
試験区分は「ベーシック」と「エキスパート」の2つあり、以下の通り出題範囲が異なります。
●ベーシック
・CGとは
・表現の基礎
・2次元CGと写真撮影
・3次元CGの制作
・技術の基礎
・知的財産権
●エキスパート
・実写撮影
・映像編集
・モデリング
・リギング
・CGアニメーション
・シーン構築
・プロダクションワーク
・知的財産権
・ファイル形式・規格
・数理造形
上記の通り、エキスパート区分では、より広範囲な知識・スキルが求められます。
「CGクリエイター検定」の資格を取得することで、動画クリエイターとしてCG制作や動画制作に関するスキルの証明が可能です。
試験は年2回実施されており、前期が7月上旬、後期が11月下旬にあります。
検定料は、ベーシックが5,600円、エキスパートが6,700円です。
民間の検定ですが、知名度も比較的高いことから、取得したい資格の1つといえます。
色彩検定
3つ目は「色彩検定」です。
色彩検定協会が主催しており、以下の通り1〜3級とUC(色のユニバーサルデザイン)級があります。
・1級:プロフェッショナル向け
・2級:実務に応用したい方向け
・3級:初めて色を学ぶ方向け
・UC級:一般社会人、公共、福祉、設計者向け
色彩検定の資格を取得することで、色彩に関する知識やスキルの証明になるとともに、視聴者により伝わりやすい色のテロップや色彩を取り入れた動画制作ができます。
試験時期は夏季と冬季があり、1級は冬期のみ試験が実施されます。
受験費用は以下の通りです。
・1級:15,000円
・2級:10,000円
・3級:7,000円
・UC級:6,000円
クオリティの高い動画を制作するためには、色彩の知識が必要なため、取得したい資格の1つといえます。
画像処理検定
4つ目は「画像処理検定」です。
正式名称は「画像処理エンジニア検定」と呼ばれ、「CGクリエイター検定」と同じCG-ARTS協会が主催しています。
画像に関するさまざま処理方法やその知識について問われる資格試験です。
試験区分は「ベーシック」と「エキスパート」に分かれています。
また、それぞれの区分の出題範囲は以下の通りです。
●ベーシック
・ディジタルカメラモデル
・画像の濃淡変換とフィルタリング処理
・画像の解析
・パターン・特徴の検出とパターン認識
・シーンの復元
・システムと規格
・関連知識
●エキスパート
・ディジタル画像の撮影と画像の性質・色空間
・画素ごとの濃淡変換と領域に基づく濃淡変換
・周波数領域におけるフィルタリングと画像の復元・生成
・幾何学的変換
・2値画像処理と領域処理
・パターン・図形・特徴の検出とマッチング、パターン認識、深層学習による画像認識と生成
・動画像処理、画像からの3次元復元、光学的解析
・画像符号化
・知的財産権
試験は前期・後期の年2回、受験料はベーシック:5,600円、エキスパート:6,700円で、「CGクリエイター検定」と同じです。
動画クリエイターは資格よりも実績と編集制作技術が必要
この記事では、動画クリエイターが必要な資格や、持っていると有利になる資格について解説しました。
動画クリエイターが必ず取らなければならない資格はありません。
一方で、持っていると知識やスキルを証明できたり、動画クリエイターとして仕事をおこなううえで有利になる資格があるため、取得を検討するとよいでしょう。
具体的には、以下のような資格です。
・Adobe認定プロフェッショナル
・CGクリエイター検定
・色彩検定
・画像処理検定
上記以外にも、動画クリエイターとして役立つ資格は数多くあります。
ただし、資格を取得するよりも実際の案件で実績を積むことや、動画編集のスキルを磨くことを重視するとよいでしょう。
なお、おかねチップスの求人機能「サクサク仕事探し」には、様々な職種の募集が掲載されています。
動画クリエイターとして実績になる仕事が掲載される場合がありますので、是非ご覧になってみてください。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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