バックオフィスは派遣でも働けるのか?正社員と派遣の違いは?
これからバックオフィスで働きたいと考えたとき「派遣として働くか」「正社員として働くか」悩む方も多いのではないでしょうか。
そもそも「派遣でもバックオフィスで働けるの?」といった疑問も出てくるでしょう。
この記事では、バックオフィスは派遣でも働けるのかや正社員と派遣の働き方の違いについて解説をしていきます。
バックオフィスの働き方が気になっている方はぜひ参考にしてください。
バックオフィス業務とは何か?仕事内容や重要性とメリットについて
バックオフィスの派遣とは
まず始めに「派遣でもバックオフィスで働けるの?」といった疑問に答えます。
結論としては、派遣でもバックオフィスで働くことは可能です。
ただし、バックオフィスと一口に言っても職種が多岐に渡ります。
これから就職を考えているなら、職種を絞って考えたほうが就職に有利になります。
詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
【就職先はある?】未経験からバックオフィス業務はできるのか?
ここからは、バックオフィスの派遣とは?について解説をしていきます。
バックオフィスの派遣とは、派遣会社(派遣元の会社)を通して派遣先企業で業務に従事することになります。
労働者は、派遣会社と雇用契約を交わすため、派遣先企業に雇用されるわけではありません。
そのため、給与の支給や社会保険の加入、福利厚生などは、派遣会社の規則に沿って行われる場合が多いです。
その一方で、仕事内容に関しては、派遣先企業の上長より業務指示をもらう形になります。
簡単に説明をすると、労働者の雇用主と仕事をする場所が異なるということになります。
少し複雑に感じるかもしれませんが、これが派遣として働くということです。
派遣としての働き方は、正社員や契約社員とは違った働き方になるので、しっかりと理解をしておきましょう。
正社員と派遣のバックオフィスの違いは?
バックオフィスの正社員と派遣の違いについて見ていきましょう。
正社員と派遣の違いについては、大きく3つの違いがあります。
1.就業先の会社と雇用主の会社が異なる
2.契約期間が定められている
3.規則は派遣元の会社に従う
上記3点が正社員と派遣では異なってきますので、詳しく見ていきましょう。
1.就業先の会社と雇用主の会社が異なる
1つ目は、前章でも紹介している雇用主が実際に仕事をする企業とは異なるという点になります。
通常の労働であれば、雇用主の会社が就業場所として働くことが一般的になります。
派遣としての働き方は少し特殊で、雇用主の会社で働かず、実際の就業場所は派遣先の会社になります。
2.契約期間が定められている
2つ目は、派遣先企業で契約期間が定められていることになります。
派遣先企業で働ける期間が決まっており、通常だと1ヶ月や3ヶ月、半年といった契約期間が設けられています。
契約期間が終了した場合は、派遣先での勤務は終了となります。
しかし、派遣先企業に気に入ってもらえた場合は契約期間の更新を行い、同じ職場で働くことが可能になります。
また、派遣には無期雇用と有期雇用があります。
無期雇用の派遣社員であれば期間の制限はありませんが、有期雇用の派遣社員であれば、同じ就業先で3年間を上限とした就業が法律で定められています。
仮に、派遣先企業が派遣社員に対して3年目以降も働いてほしいというケースであれば、派遣先企業が派遣社員を直接雇用することが求められます。
そのことから、同じ就業場所で働き続けた場合、3年目以降の働き方を派遣会社と相談し就業先を決める必要があります。
3.規則は派遣元の会社に従う
3つ目は、派遣社員は派遣外会社の社員であるため、社会保険の加入や福利厚生、給与支給に関する規則は派遣会社の規則に沿って規則になります。
ですが、就業中のルールについては、派遣先会社のルールに沿って従事することが一般的になります。
また、就業先での待遇が、派遣社員と派遣先の正社員とで待遇に差が生じることが一昔前までありました。
最近では『同一労働同一賃金』と呼ばれる施策により、派遣社員と派遣先の正社員と同等の待遇を受けられるよう変化してきています。
例えば、資格手当や研修制度などが挙げられますが、受けられる待遇は会社ごとに変わってきます。
このようにバックオフィスの正社員と派遣社員では異なることがいくつもあります。
続いては派遣社員のメリットについて解説をしていきます。
バックオフィスの正社員で働くメリット
派遣社員で働くメリットとは何でしょうか。
様々なメリットがありますが、ここでは4つに絞ってお伝えしていきます。
1.理想の働き方ができる
派遣社員は、希望の条件で働けることがメリットになります。
例えば、勤務地や勤務時間など自分が理想とする働き方を派遣会社に伝えておくことで、希望の派遣先企業が探してくれます。
もし条件が合う派遣先企業がない場合には、妥協することも必要になる場合もあります。
とはいえ、直接雇用の正社員と比べると働き方の自由度が高く、自分のライフスタイルに合わせて働ける可能性があると言えるでしょう。
2.経験を積むことができる
派遣社員のメリット2つ目は、様々な経験を積むことができることです。
これは派遣社員の考え方によって変わります。
条件を満たせば同じ派遣先企業で働き続けることも可能ですが、いろんな仕事をしてみたいと思えば、契約終了したタイミングで就業先を変更することができます。
「やりたいことが見つからない」「自分にはどんな仕事が合うのかわからない」と悩んでいるならいろんなことを経験してみると自分に合う職種が見つかるかもしれません。
3.やりたい仕事を選べる
派遣社員のメリット3つ目は、スキルを活かして働けるということです。
今までの経験やキャリアがある場合には、習得したスキルを武器にし、派遣会社は派遣社員に合う就業先を探してくれます。
もし、語学が堪能であれば、そのスキルを活かせるような就業場所で働くことも選択が可能になります。
4.未経験でも働ける可能性がある
派遣社員のメリット4つ目は、未経験でも専門性が高い就職先で働ける可能性があります。
直接雇用の正社員として就職するにはハードルが高い企業や、未経験では入社が難しいような企業でも、派遣社員を募集していることはめずらしくありません。
そういった企業に派遣として働きながらスキルを身に着けることができます。
バックオフィスの正社員で働くデメリット
派遣社員にはメリットが多くある一方でデメリットもあります。
派遣社員のデメリットを2つ紹介します。
1.契約期間がある
契約社員のデメリット1つ目は、契約期間があるということです。
上記でも触れていますが、派遣社員には契約期間があり、一般的には1ヶ月や3ヶ月、半年といった契約期間が多いです。
同じ就業先で働きたい場合には、派遣先企業に気に入ってもらえるような働き方をする必要があるでしょう。
2.給料が安定しない
派遣社員のデメリット2つ目は、給料が安定しないことです。
これは全ての派遣社員に共通するわけではありません。
派遣社員の中でも、正社員と契約社員といった違いがあります。
正社員の場合には、安定した給料が発生しますが、契約社員の場合だと収入が低いことが考えられます。
「派遣は給料が安定しないから心配」と思っている方も多くいますが、現在の派遣は年々給料も上がってきているため、『派遣=良くない』といった認識が少しづつ変化してきていると言えます。
バックオフィスの仕事をサクサク仕事探しで見てみよう!
バックオフィスは派遣でも働けるのかや正社員と派遣の働き方の違いについて解説をしてきました。
結論としては、バックオフィスは派遣として働けます。
派遣で働くことは、メリットもありますがデメリットもあるので、それぞれを理解し自分に合う働き方を見つけましょう。
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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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