日本のマーケティング界をリードする多大な影響を与えた著名人10人!
各業界に著名人がいるように、日本のマーケティング業界にも著名人は存在します。
メディアにも出演する有名人から、名前は広く知られていなくてもマーケティングの世界に貢献し多大な影響を与えている人はいるんです。
この記事では、日本のマーケティング業界の著名人10人と世界的に有名なマーケティング学者を紹介します。
マーケターになるのに必要な知識や資質も解説しているので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
日本のマーケティング界で有名な人物は誰?
ここでは、日本のマーケティング業界で有名な人物を10名紹介します。
書籍を出版したりスクールを運営していたりする人もいるので、マーケティングの勉強をしたい人も参考にしてみてください。
森岡毅さん
森岡毅さんは、テレビなどでも目にする機会がある、大変有名なマーケターです。
P&Gでブランドマネージャーなどの経験を積み、2010年にユニバーサルスタジオジャパン(以下、USJ)に入社。来場者の低迷により、経営難におちいっていたUSJをマーケティングの力でV字回復させた話は有名です。
USJ退職後は、日本最強のマーケター集団である株式会社刀を立ち上げ、活躍されています。
森岡さんの著書である「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門(角川書店)」は、マーケターの基礎を身につけるのにぴったりの一冊です。
竹花貴騎さん
竹花貴騎さんは、現在MDSグループなどの代表を務める起業家でありマーケターです。
海外企業・日本企業でキャリアを積んだのち、2017年にマーケティング事業を展開する会社を立ち上げています。
また2019年11月には、マーケティングやビジネスが学べるオンラインスクール(現「UR UNIVERSITY」)を設立し、現在では会員数及び売上で日本最大級のスクールに成長させています。
和佐高志さん
和佐高志さんは、日本コカ・コーラ株式会社で最高マーケティング責任者を務めている方です。
新卒でP&Gに入社し、化粧品やホームケアブランドなどのマーケティング、セールスを経験されています。
2009年に日本コカ・コーラ株式会社に入社し、マーケティング職に就かれました。お茶の「綾鷹」をリブランディングし、ヒットさせたのは有名な話です。
奥山真司さん
奥山真司さんは、現在Google日本法人の代表を務めている方です。
新卒でP&Gに入社し、マーケティングマネージャー、ジェネラルマネージャー、ヴァイスプレジデントを歴任されています。
2012年〜2016年の間は、P&Gジャパンで代表取締役社長も務めているマーケティング界では有名な方です。
木下勝寿さん
木下勝寿さんは、大学卒業後に株式会社リクルートで勤務し、2002年に現在まで代表を務める「株式会社北の達人コーポレーション」を設立されました。
独自のWebマーケティング手法をもつ木下さんの著書「ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング」では、Webマーケティングの成果を最大化する方法を学べます。
神田昌典さん
神田昌典さんは、コンサルティング事業や人材育成事業をおこなうアルマ・クリエイション株式会社の代表取締役であり、日本を代表する国際的なマーケターです。
外務省経済部や戦略コンサルティング会社、米国家電メーカーの日本代表といった経歴を持っています。
「GQ JAPAN」では、日本のトップマーケターに選出されたこともある方です。
永井孝尚さん
永井孝尚さんは、現在マーケティング戦略コンサルタントとして活躍しており、数多くの書籍も出版されている方です。
大学卒業後は、日本アイ・ビー・エムに入社し、製品開発マネージャーやマーケティングマネージャーを歴任し、2013年7月に現職である、ウォンツアンドバリューを設立されました。
出版社と協業し、ビジネスパーソンが仕事で役立つマーケティング戦略やマネジメント戦略を学べる場を提供しています。
西口一希さん
西口一希さんは、P&G出身のマーケターで現在はStrategy Partnersの代表として、さまざまな企業のマーケティング支援を行っています。
P&Gだけではなく、ロート製薬やロクシタンジャポンなどを経験したマーケターです。
2017年には、最新ニュースを無料で配信するアプリ開発などで有名な「スマートニュース株式会社」にマーケティング担当執行役員として入社し、同社をユニコーン企業に成長させたのは有名な話です。
長谷川晋さん
長谷川晋さんは、新卒で東京海上日動に入社後、P&G、楽天と渡り歩き、マーケターとして活躍されています。
2015年には、Facebook JapanのCEOに就任し、Instagramの成長を牽引した人物でもあります。
現在は、D2Cビジネスを手がけるMOON-Xの共同創業者兼CEOとして活躍中です。
松尾茂起さん
松尾茂起さんは、ウェブライダーの代表であり、SEOのプロとして活躍する方です。
有名な著書に「沈黙のWebマーケティング」や「沈黙のWebライティング」があり、マーケティングの入門書として多くのマーケターに愛されています。
音楽家としても活躍する異色のマーケターです。
マーケティングに関係する著名な学者3人
ここでは、近代のマーケティングにも影響を与えた著名な学者を3名紹介します。
フィリップ・コトラー
フィリップ・コトラーは、「マーケティングの神様」と呼ばれるアメリカの経営学者です。
マーケティングフレームワークであるSTP理論やマーケティングの6P、7Pを開発した人物でもあります。著書である「マーケティング・マネジメント」は、ビジネススクールで最も広く採用されている書籍として有名です。
ジェイ・エイブラハム
ジェイ・エイブラハムは、全米No.1マーケターとして知られており、現在使われているさまざまなマーケティング手法を発案した人物です。
彼がコンサルタントとして手助けした企業には、IBMやマイクロソフト、フェデックスなど大企業が多く、今までに世界中で1万2,000社以上に対して売上貢献を手助けしたと言われています。
「マーケティングは科学である。公式を知ることで、答えは導き出せる」というのが、彼の有名な言葉の一つです。
デビッド・アーカー
デビッド・アーカーは、ブランド論を生み出した人物で、現在はカリフォルニア大学バークレー校にて名誉教授を勤められています。
彼の最も有名な貢献の一つが、「ブランドが持つ資産価値(ブランド・エクイティー)」というマーケティングの概念を提唱したことです。ブランド・エクイティーとは、特定のブランドが消費者に与える、目に見えない価値を表したものです。
今までにさまざまな書籍や論文を発表し、マーケティング業界やブランド論の発展に尽力してきた人物です。
著名人から学ぶ!マーケターになる前に身に付けておくべき知識
マーケターになる前に身につけておくべき知識は、以下の3つです。
・マーケティングの基礎知識
・コミュニケーション力
・論理的思考力
マーケターになる上で、基本的なマーケティングの考え方やフレームワークは、知識として持っておきましょう。
また、マーケティングの仕事は一人だけではなく、チームや社外の人とおこなうことも多いため、コミュニケーション力は重要です。仕事を円滑に進め、マーケティングで
成果を上げるには、コミュニケーション力は欠かせません。
論理的思考力もマーケターにとって必須のスキルです。
マーケティングの仕事にかかわらず、仕事を円滑に進めたり、コミュニケーションをとったりする上でも、論理的な思考は必要です。
論理的に考えることが苦手な方は、マーケターになる前には、論理的に考えるクセや知識を身につけるようにしましょう。
マーケターに必要な資質は何なのか
マーケターに必要な資質には、以下の2つがあります。
・市場・顧客視点を持てる
・継続力がある
まず、マーケターは主観ではなく、常に市場・顧客視点を持つ必要があります。なぜなら、マーケティングの目的が商品やサービスを世に出した際に売れる仕組みを作らないといけないからです。
普段から顧客目線で物事を考えたり、市場に出回っているものに対して消費者として客観的な意見を言える人は資質があるでしょう。
また、マーケターにとって、継続力も重要な資質の一つです。
マーケティングの仕事には終わりがなく、分析・改善・実行を繰り返し、より良いものを提供していきます。
特に分析は地道な作業になるため、毎日コツコツ継続できる人は、マーケターに向いていると考えられます。
マーケティング界の著名人から学びを得よう!
この記事では、日本の有名なマーケターを紹介しました。どなたもマーケティング業界では著名な方で、書籍の出版や動画配信などをされています。
マーケティングの基礎を学びたいと考えている方には、とてもおすすめです。著名人から学ぶことで、マーケターになるのに身につけるべきスキルや知識が把握でき、また自身がマーケターに向いているのかも分かります。
ぜひ本記事で紹介したマーケターを参考にして、マーケティング業界を目指してみてください。
また、マーケティングの仕事を探したい方は「サクサク仕事探し」の活用もおすすめです。サクサク仕事探しでは、なりたい職種や待遇・仕事内容をもとに求人を簡単検索できます。
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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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