【これで安心】フリーランスの健康診断はどうやって受けるべきかをわかりやすく解説！

フリーランスの健康診断問題。

会社員とは違い、保障が少ないフリーランスの健康診断は、どのように診察するのが良いのか？詳しく解説していきたいと思います。

フリーランスと会社員で健康診断はどう違う？

フリーランスは全額自己負担ですが、会社員は会社がお金を出して必ず受診させる。この2点が健康診断における1番の違いとなります。

企業は会社員に必ず受診させる

企業は会社員に健康診断を受診させないと、労働安全衛生法に違反してしまうため義務付けられています。

雇用している会社員の健康管理は企業の責任で、健康状態が悪いと経営にも影響が出てしまいます。業績に悪影響を与えないためにも、健康診断を受診が必要になってきます。一方で…

フリーランスは全額自己負担で受ける

フリーランスは健康診断を受診しなければいけないという法律はありません。
「お金かかるし辞めておこう…」と考えるのは少し待ってください。

全額負担ではありますが、フリーランスが健康診断を受診するメリットが2つあります。

・病気で無給になるリスク回避

フリーランスは働けなくなったら突然、収入0円になることがあります。
急に病気になったりして入院した時には無給になることがあります。いつ、病気になるかは分かりません。万が一の事態を未然に防ぐためにも、健康診断を受診すべきだと言えます。

・医療費控除の要件

健康診断を受診していると、セルフメディケーション税制の1つとして認識されます。
セルフメディケーション税制は、健康の維持増進のための取り組みをしていると、対象となる医薬品の一定額以上の購入費用について所得控除を受けることができる制度です。健康診断は、「健康の維持増進のための取り組み」として認められているので、ばその年の医療費控除の適用が可能となってきます。

身体が動かなくなれば、無給になるどころか、フリーランスどころか、人生そのものを楽しむことができません。急に病気になって取り返しがつかなくなりました…そうならないためにも。健康診断は受診しておきましょう。

健康診断と人間ドックは違う？

健康診断は、健康の“状態”を診断するためのものです。
人間ドックに比べて検査項目が少ないため、検査費用も人間ドックより安価です。健康診断のオプションとして、がん検診や特定検査の項目を追加することもできます。

人間ドックは、病気の予防や早期発見のための全身検査です。近年は、日帰りドックが主流となっており、さまざまな検査をまとめて受けられる点が特徴的です。健康診断では見つけることが難しかった、病気の早期発見や予防に優れています。

料金としては、健康診断が1~3万円ほど。人間ドックが4~10万円以上です。健康診断は健康保険の適応となりますが、人間ドックは健康保険が適応されません。
料金重視なら健康診断、健康重視なら人間ドック、という点で選んでみてください。

フリーランスの健康診断の選択肢

フリーランス向けの健康診断の選択肢は、主に3つあります。『市区町村などの健康診断、一般医療機関、特定健康診査』です。

・市区町村などの健康診断

市区町村などの自治体が実施する健康診断があります。費用は、無料のものあり格安で受診することがでいます。「お住まいの市区町村名＋健康診断」といったキーワードで検索すると、実施している健康診断を調べることができます。

・一般医療機関

あなたが住んでいる地域でも、健康診断を実施している医療機関が数多くあります。
医療機関によって、健康診断に特化した施設となっていたり、～専用などのものがあります。あなたが特に診察したい分野で探してみると良いでしょう。

・特定健康診査

特定健康診査は、40歳〜74歳を対象に生活習慣病予防を目的とする健康診断です。
国民健康保険に加入していることが条件となります。費用は、自治体により異なりますが、無料のことも、費用の一部を自己負担するこもあります。

あなたには、この3つの選択肢があります。用途に合わせて最適な健康診断を受診してみてください。

健康は大切！適切な種類の健康診断を受けること

健康診断はフリーランス以前に、生きていくためにも大切の診療となります。

健康診断の他にも、フリーランスの方には様々な重要なことがあります。税金や書類関係など、そんな日々に終われてしまうと、ものすごいストレスがかかります。

お金を節約したい気持ちも分かりますが、今後あなたが健康に生活するためにも、受診しておきましょう。