【また審査落ちた・・・】フリーランスが賃貸物件を借りるのは難しいの?
フリーランスには残念な事実があります。それは、賃貸物件を借りにくいということです。
収入が不安定で、信用もあまりないうちは、賃貸を支払い続ける能力が低いと判断されてしまうことがあります。ですが、この記事を見ればもう大丈夫です。
なぜ、賃貸物件借りるのが厳しいのか?審査を通りやすくするためにはどうすれば良いか?徹底解説していきます。
フリーランスが賃貸物件を借りるのは難しい?
フリーランスは、「信用があまりない、収入が安定していない」などの理由によって、賃貸物件を借りるのが難しいという現実があります。
しかし、そう言われているフリーランスの方でも、賃貸物件を借りやすくなるコツがありますので、その方法をご紹介していきたいと思います。
信用があまりない
フリーランスは毎月決まった給料が見込めないことから、社会信用性が低くなります。
ですので、毎月の支払い能力があると思わせる信用が必要になってきます。
「どうやって証明すれば良いの?」と思った方向けに、信用を得る方法をお伝えします。
信用を得るためには3つの方法があります。「収入・貯金・支払い情報」です。
①収入
フリーランスの収入は、顧客や社会をどれだけ満足させたか、どれだけ価値提供したのかの対価です。
この世の中は価値提供で成り立ち、価値提供している人にはその分の対価が支払われる構造になっています。もし、あなたの収入が低いとするのならば、提供している価値が低いか、そもそも提供ができていないということが考えられます。
提供している価値と見合っていない場合は交渉しましょう。
つまり、このような「価値提供=社会的信用」になるのです。
②貯金
お金を貯金できている、定期的に貯めていることは社会的信用にもつながります。
可能であれば、フリーランスの方は収入が不安定になること場合があるので、定期預金を数万円ごとにして、確実にお金を貯めるようにしましょう。
まとまったお金が貯まっていなくても、貯金を確実に続けていくことで信用にもつながります。
不安定な収入だったとしても、貯金で家賃を補うことができるからです。
③支払い情報
フリーランスの方は、取引先が複数あることが多いです。
また、事業が大きくなったりすると、取引先や支払回数も増えてきます。
そういった支払い情報を常に気にかけ、管理していると信用にも繋がります。毎月の支払い情報を管理し、帳簿を付けるなど細かく確認できるのが望ましいです。
収入と支出の管理を徹底しているんだな、と判断され賃貸物件が借りやすくなります。
収入が安定していない
フリーランスにとって、最も懸念されるポイントが「収入が安定しない」ということです。
5つほどの案件を抱えている状態でしたら比較的安定しますが、収入源が1つの場合は安定しにくいです。ましてや、その取引先から打ち切られてしまえば収入は瞬く間に0円になってしまいます。
なので、「収入の柱を増やす」または「自分の商品を作る」ということが重要になります。
収入の柱を増やすには…横に収入軸を伸ばす、縦に収入軸を伸ばす。ということが考えられます。
横に収入軸を伸ばす場合、ビジネス種類を多角化するためです。
全く違う業種の仕事を1つの収入柱として取り入れることです。
全く違う業種のビジネスを取り入れることで、その市場が原因で収入が途絶えてしまったとしても、畑違いのビジネスであれば打撃を受けずに済みます。
縦に収入軸を伸ばす場合、今のビジネスから何か掛け算していき、オンライン・オフラインどちらでもビジネスを展開できるようにします。
今までのスキルや知識、経験に何か掛け算して、自分しかできないような領域でチャレンジしていきます。
希少価値も高くなり、おのずと価値も上がっていきます。
自分の商品を作る場合、商品は有形・無形は問いません。
作りたい商品などがあれば、それを作成し売っていったり、今までのスキルや知識やノウハウを情報として販売することもできます。
有形のものは、オフライン&オンラインで。無形のものは、オンラインで売るのが一般的です。
1年目などは特に審査が厳しい
賃貸物件を借りようとするとき、フリーランス1年目は特に審査が厳しいので注意しましょう。
入居審査は、支払い能力がもっとも重視され、賃貸料金の1年分が年間所得の30%以内であれば支払い能力があると判断されます。
しかし、フリーランス1年目は前年のフリーランスとしての実績を示す、「収入証明」を提出することができません。
確定申告をする前なので1年の収入を示しにくい状態です。
しかし、1年目でも審査を通りやすくするコツはあります。
貯金があったり、連帯保証人や保証会社を立てたり、クレジット支払いの遅延がないことを証明したりと上記の項目を証明することができれば、賃貸物件は借りやすくなります。
フリーランスが賃貸の審査を通しやすくする方法は?
上記の方法以外にも、フリーランスが賃貸審査を通しやすくする方法があります。
賃貸物件を借りたいと思っているフリーランスの方は、実践してみてください。借りれる確率がグンっとアップするかもしれません。
代表的な収入証明書は「課税証明書」と「所得税納税証明書」
フリーランスが賃貸物件を借りやすくするために、収入を証明する「課税証明書」と「所得納税証明者」があります。
これらを持っていると収入を公的書類で証明できるため、賃貸料金の1年分が年間所得の30%以内など、一定条件をクリアしていれば信用度はMAXまで跳ね上がります。
課税証明書は、市区町村が発行する『所得や課税額』を証明する書類です。個人の所得や扶養の状況、課税額などが記載されています。非課税の場合は、その旨が記載されています。
納税証明書は、都税の各税目について、「納付すべき額、納付額・未納額」等を証明する書類です。納税義務者の住所、氏名、税目、年度、課税額、納付額、未納額、課税事務所などが記載されている証明書です。(納付日は記載されません)
銀行通帳の写しで証明ができる可能性もあり
銀行通帳の写しでは「銀行名、支店、口座番号、名義」のわかる部分と、「最終残高」がわかる部分になります。
最終残高に余裕があり、名義が自分と同じであれば良いです。フリーランスで不安定な収入だったとしても、最終残高に余裕があれば賃貸物件を借りられることがあります。
もし、貯金がある場合は証明するために持っていきましょう。
貯金があまりないという方は今から貯金をしたり、一時的にお金を入れて置いたりして対処しましょう。
フリーランスはメリットもある一方でデメリットもあるので日頃からしっかりと準備をしておこう
フリーランスは、働きやすい、スキルがあれば高収入を目指せる、など様々なメリットがある一方で、社会的な信用が低いというデメリットもあります。
その結果、家を借りにくかったり、ローンが組めなかったり、公的サービスを受けにくかったりする場合があります。
日頃から収入面の準備をして、社会的信用を上げれるようにしておきましょう。
おさらいすると、「収入を増やす、収入柱を増やす、貯金をする」などをしっかりと準備しておきましょう。
極端な話をすると、収入=価値提供という見られ方をするので、収入を上げるのにフォーカスすることをオススメします。
それでは、今日から準備して不自由ないフリーランス生活を送りましょう!
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