【丁寧解説!】証券口座とは何かを分かりやすく説明します!
投資をするなら、証券口座とはどのような口座なのか、正しく知っておく必要があります。
証券口座とは、証券会社が運営する投資専用の口座です。
投資をする場合はまず証券口座を開設し、その口座に資金を入金して資産運用を始める必要があります。
また証券口座には複数の種類があり、口座の設定によって資産運用方法も変わるため、運用計画に合わせた設定で証券口座を開設する必要があるでしょう。
今回は、証券口座とはどのような口座なのか、わかりやすく解説いたします。
証券口座を開設する際のポイントについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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証券口座とは
証券口座とは、証券会社が管理する口座を指し、投資を目的にお金を管理するうえで必要です。
一般的な普通預金は、給与が振り込まれたり、生活費の支払いに活用する場合が中心でしょう。
対して証券口座では、その口座に入金された資金で株式を購入したり、積立投資の設定を行うなど、投資目的で活用できる機能が中心です。
つまり、投資を始める際は資金を普通預金から捻出するのではなく、証券口座を新たに開設し、そこに資金を入金して始めることになります。
また、証券口座は利用する証券会社によって利用方法や機能・特徴が異なります。
証券口座は大きく分けると、2つの形式が存在します。
利用する証券会社によって形式が異なるため、これから口座開設して資産運用を始めるのであれば、ぜひ押さえておきましょう。
ネット証券
ネット証券とは、実店舗を持たず口座開設から金融商品の注文取引まで、ほぼすべての手続きをオンライン上で完結させられる証券会社です。
証券口座を開設する際の手続きや、以降の入金・金融商品の売買も、すべてPCやスマホを通して、ネット上で申請できます。
そのため、初心者でも資産運用を継続的に活用しやすい点が魅力です。
またネット証券は、注文取引をオンライン上で自動的に受け付けているため、日時にとらわれず投資できたり、手数料が安く済むなど、オンラインならではのメリットもあります。
一方で、人に直接相談するわけではないため、自分で運用計画を立てて資産運用しなければいけません。
メリット・デメリット両側面ありますが、近年では手軽に利用できることから、ネット証券のシェアが高まっています。
店舗型の証券会社
店舗型の証券会社は店舗で人と相談しながら、口座開設や金融商品の注文取引を行えることが特徴です。
口座開設をはじめ投資に関して必要なことがあれば、基本的に店舗に足を運ぶ必要があり、また人件費や店舗維持費などが発生するため、手数料も高い傾向にあります。
しかし、運用計画に合わせておすすめの金融商品を教えてもらえたり、必要な手続きやサポートを人と話しながら利用できることは、店舗型ならではの魅力です。
株式投資で最初にやるべきは口座解説!株初心者が投資に挑戦する準備の手順の記事はこちらです。
証券口座には一般口座と特定口座がある
証券口座には、大きく分けると一般口座と特定口座の2種類があります。
特に特定口座は、源泉徴収を行えるか否かも選択できるため、証券口座を開設する際は、自分の資産運用計画に合わせた口座を選びましょう。
以下では、証券口座で開設できる口座の種類について解説します。
一般口座
一般口座とは、証券会社や金融機関で年間取引報告書が作成されない口座を指します。
年間取引額やそれに付随する納税額をまとめた書類が出ないため、基本的には運用益・税額を自分で計算して確定申告し、納税する必要があります。
自分で税金を計算し納める必要がある点は、一般口座の大きな特徴です。
納税面で労力が必要であることは事実ですが、一般口座では特定口座では扱えない未公開株など、投資の選択肢が増えます。
そのため、購入したい金融商品に合わせて一般口座を選択しましょう。
特定口座
特定口座とは、年間取引報告書が作成される口座を指します。
報告書では納めるべき税金額を計算してくれるため、確定申告に必要な手間や負担を減らせることが特徴です。
特定口座であっても、上場株式や株式投信をはじめ、一般的な金融商品は取り扱いがあるため、初心者ならまず特定口座から注目するのが良いでしょう。
源泉徴収ありなし
特定口座を利用する際は、源泉徴収をありにするかなしにするかを選択できます。
源泉徴収ありにすれば、運用益に掛かる税金をあらかじめ差し引いてくれるため、投資の運用益に掛かる所得税のを確定申告する必要はなくなります。
一方で源泉徴収なしにすると、年間に運用した金額や運用益を記載した年間取引報告書は作成されますが、源泉徴収はされません。
年間取引報告書は確定申告時に提出することで、納税に掛かる計算の負担を減らせますが、確定申告したうえで、運用益に応じた税金を自分で納める必要があります。
自分の所得や働き方などに合わせて、源泉徴収が必要か否かを判断し口座を選択しましょう。
証券会社によって取り扱い商品が違う
証券口座を開設する際に知っておきたいのが、利用する証券会社によって取り扱う金融商品が異なることです。
どのような企業の株式を扱っているのか、利用できる資産運用方法には何があるのかなどは、証券会社により異なります。
特にミニ株や単元未満株など、少額投資に向いた金融商品は、証券会社によって取り扱う種類に違いが出やすいポイントです。
そのため証券口座を開設する際は、自分がどのような方法で資産運用したいのかを踏まえて、証券会社を選びましょう。
不安な場合はNISA口座が開設できる会社を選んでも
証券口座とはどのような口座なのか解説しました。
証券口座は、投資を目的に証券会社や金融機関で開設する口座を指し、大きく分けると一般口座・特定口座の2種類があります。
利用する口座によって、年間取引報告書の有無や確定申告の必要性が変わるため、資産運用を始める際は、自分が運用益に対する税金をどのように納めるのかから、口座の種類を選択することが大切です。
また、証券口座はネット証券か店舗型証券会社かはもちろん、各証券会社によっても、利用方法や取り扱う金融商品が異なります。
利用する証券会社によって挑戦できる投資方法が変わるため、資産運用の際は口座選びから慎重に行いましょう。
投資初心者で資産運用やそれに伴う納税が不安な場合は、NISA口座を選択するのもおすすめです。
NISAは運用益が非課税で、確定申告の必要もないため、より気軽に資産運用に挑戦できるでしょう。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
おかねチップス編集部
20代後半から40代後半にかけた、ビジネスマンがメインであり、フリーランス、パラレルワーカー、スタートアップ等の読者層が多数。数多くの著名人にも登壇頂いていると同時に各種専門記事については、記事の信頼性を最新性を担保するために、税理士や各業界のプロフェッショナルを監修に迎えたうえで、各記事を編集・校閲・確認を経て制作。
おかねチップス:https://okanechips.mei-kyu.com/
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