フリーランスで業務委託になる際に注意すべき理由を3分でわかりやすく解説!
フリーランスには、「業務委託」という契約方法があります。
業務委託になることでのメリットやデメリットについて徹底解説していきます。
フリーランスと業務委託の違い
フリーランスは、1種の「働き方」です。
一方で、業務委託は「契約方法」なのです。
フリーランスは個人事業主のことを指します。
業務委託は、各案件ごとに企業と結ぶ、契約方法となるのです。
フリーランスという働き方は、業務委託契約を結ぶことが多いですが、結ばないこともあります。
フリーランスは働き方
フリーランスは、会社などに属さず個人事業主やオーナーとして、契約を結ぶ働き方です。
この契約時に、業務内容や納期などが記載された、契約書を交わします。
主に、IT系の業種の方、「プログラマー、システムエンジニア、コピーライター、イラストレーター」などの人はフリーランスとして働いている方が多いです。
業務委託は契約
業務委託は、仕事の請負から納品までを目的とした契約になります。
業務委託のメリットは、高い技術があると1つの案件で高収入を得ることができます。
早く納品することができれば、こなせる案件も多くなるので加速度的に収入が上がっていきます。
また、納品期限にもよりますが、仕事をする場所や時間を選ぶ必要がないので、自由に働きたい方にオススメです。
業務委託のデメリットは、やはり不安定な収入です。
毎月の仕事量が違ってくるので、自己管理できたり、野心的に仕事を探せる人でないと厳しいことがあります。
また、年金や保険、確定申告などを全て1人でやらなければいけないので大変です。
▼【国税庁】業務委託契約に関しての詳細はこちら
https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kobetsu/shotoku/shinkoku/981202/02.htm
業務委託契約の種類
業務委託には「委任契約と請負契約」の2種類があります。
どちらがあなたにとって最適なのか、以下をご覧になってください。
請負契約
請負契約は、仕事を最後まで完成させることを目的とした契約です。
利用契約書、ヘルプデスク契約書など、プロジェクトを任されるものが多いです。
業務が終了した後、不具合が起きた場合、責任を負う必要があるため責任が重くなります。
請負契約は、締結時に「報酬」を明記する必要があるため、収入印紙の貼り付けが必要となります
請負契約の代表的な業種としては、建設工事 、運送業務 、ITシステム構築 、ソフトウェア開発 、デザイン制作 、ホームページ制作などがあります。
ただ、これらが請負契約にならない場合もあります。
請負人は、完成していない状態or依頼主の品質レベルを満たしていない場合などは、報酬を請求することができないことがあります。
委任契約(準委任契約)
委任契約は、受注した業務を遂行することを目的とした契約です。
契約書を交わし、内容に記載されている業務や納品物を、先方に報告し問題が無ければ契約終了となります。
その後に問題が起きても、責任を負うことはありません。
委任契約では、善管注意義務が発生し、業務遂行にあたって細心の注意を払うことが義務付けられています。
委任契約における義務は、委託業務に着手する義務、期限厳守の義務、再委託の不可、最低限の注意を払う義務、報告の義務。
これらの義務があります。
委任契約は法律行為に関する契約のことですが、準委任契約は法律行為でない委託となります。
プログラマーやデザイナーに委託する業務は法律行為ではありませんので、準委任契約になります。
業務委託契約の注意点
必ず抑えておきたい業務委託の注意点、あなたは知っていますか?
それは主に、「報酬設定、納期」の2つです。順番に詳しく解説していきます。
まず、「報酬設定」です。
これは、不安定な働き方だから、いっぱい案件を取ろうとして、安価な案件でも承諾してしまうことです。
その結果、最低賃金にも見たない業務を、半べそかきながら行うことになってしまいます。ある程度技術を高めたら、ポートフォリオなどを見して単価交渉するなどの工夫をしましょう。
次に、「納期」です。
納期には必ず余裕を持たせましょう。
もしかすると、修正することもあるので、修正込みの期限で見ておきましょう。
納期が遅れるというのは、フリーランスで最もやってはいけない行為です。
今後そのクライアントとは仕事できなくなると考えておきましょう。
これらの点を注意するだけで、信頼と収入はグングン上がって行くでしょう。
契約形態をちゃんと把握してしっかりと契約を結ぼう!
フリーランスとして働いていく上で、業務委託契約を結ぶことがたくさんあると思います。
自分がどのような契約を結んで、どのような業務を行うのか。
契約書をしっかり見て、内容を確認した上で契約を結びましょう。
この時に、契約書を自分で作成する人も出てくると思います。
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フリーランスで業務委託になる際に注意すべき理由を3分でわかりやすく解説!
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