UXに強いデザイン会社10選！【2024年最新版】

UX（User Experience）の向上を目指すなら、視覚や聴覚で効果的に情報を伝えられるデザイン技術を持つUXデザイン会社に依頼することがおすすめです。

UXデザイン会社に依頼すれば、プロの観点から商品サービスの使いやすさ・認知度を向上させ、収益アップや企業やブランドのイメージアップも目指せます。

そこで今回は、UXデザインに強い会社を紹介するとともに、UXデザインを考えるうえで知っておきたいポイントを解説します。

自社の商品サービスのUXデザインを改善するべきかお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

UXデザインに強い会社13選！

まずはUXデザインに強い会社として、おすすめの13社をご覧ください。

株式会社グッドパッチ

株式会社グッドパッチはユーザビリティを意識したUXデザインを大切にしており、サービス提供にあたって多彩なエンジニア・デザイナーがチームを組んで対応しています。

制作ではユーザー調査から行い、サービスの根幹からプロデュースしているため、ブランドや商品サービスの価値を最大化させたいとお悩みの企業はぜひ相談してみてください。

株式会社モンスターラボ

株式会社モンスターラボは1,000名以上のクリエイター・世界30ヶ所以上の拠点を備えるUXデザイン会社です。

同社ではDX推進のため人材育成プログラムも設計しており、企業のプロモーションから社内業務のデジタル化まで幅広く支援しています。

既存WEBサイトのリニューアルなど、ブラッシュアップやリデザインも数多く手がけているため、企業のイメージアップを目的に広くUXデザインを刷新したい企業におすすめです。

EPOCH

EPOCHは広告制作を中心に、クリエイティブ領域から企業のプロモーション・マーケティングを支えている会社です。

UXデザインにも強みを持ち、過去にはWEBサイト制作や動画・静止画でのWEB広告の制作など、デジタル面でも幅広いプロモーション戦略に対応しています。

大きな特徴は広告制作だけでなく、マーケティングや効果測定などプロモーションに関連する業務を幅広く任せられる点です。

UXデザインを含む幅広いプロモーション戦略・自社のイメージアップ戦略をプロに相談したいのであれば、EPOCHにご相談ください。

株式会社セブンデックス

株式会社セブンデックスはシステム設計・開発からデザインまで豊富な知見を持つUXデザイン会社で、マーケティングからWEBサービスの設計・UXデザインとトータルでデジタル領域の支援を依頼できます。

WEBサービスの設計ではデザイン領域も視野に入れた企画開発を提案してもらえるため、デザインとシステムが噛み合ったユーザビリティに優れたサービスの提供を任せられるでしょう。

そのため、同社はWEBサイトの制作のほか企業のDX支援やメディア事業開発などの制作実績も豊富です。

ニジボックス

株式会社ニジボックスはリクルートグループの傘下企業の1つで、企業のUX/UIデザインやサービス向上にかかる幅広い業務を依頼できます。

傘下企業であることからリクルート社のWEB制作やUXデザインを数多く手がけているほか、多くの上場企業のUXデザインを手がけていることが特徴です。

依頼できる内容にはアニメーション制作やアプリ開発もあり、複数メディアにまたがるプロモーション戦略をトータルで任せたい企業に向いています。

株式会社フォーデジット

株式会社フォーデジットは「ユーザー視点でのサービスデザイン」を大切にしており、新規・既存を問わず幅広いデジタルサービスのデザインに対応しています。

デザイン開発にあたってクライアント企業はもちろん顧客調査や運用エリアの文化・思想まで徹底調査することで、ユーザーのより良い体験や信頼を設計しており、幅広いエリアでデジタルサービスを展開したい企業におすすめです。

株式会社root

株式会社rootはUXデザインを通じてクライアント企業の事業成長を支援する会社です。

人がつくる戦略とデザインにビジネスやデジタル技術を用いた戦略を掛け合わせ、新たな事業アイデアを提案するほか既存サービスの改善、コミュニケーションデザインなど豊富なサービスを提供しています。

組織デザインの立ち上げや人材育成も行なっているため、企業の総合的な成長を目指せるでしょう。

株式会社ロフトワーク

株式会社ロフトワークはデザインとイノベーションを通じて課題解決を目指すUXデザイン会社です。

デジタル技術はもちろん、人の作り出すアートを組み込むことで事業発展のほか地域創生プロジェクトまで多岐にわたる分野でプロジェクトを展開しています。

これにより、立命館大学の学習プログラム開発や京都市の都市戦略構想のデザインなども行なっており、システムとインパクトを意識した手法や戦略を提案していることが特徴です。

株式会社ARCHECO

株式会社ARCHECOはUXを中心としたデジタル分野でのコンサルティング事業を広く展開しています。

クライアントの事業におけるニーズや思いを反映させたUXデザインを策定しており、アプリ開発やプロダクトデザインなどさまざまな分野でクライアント企業を支えています。

制作では企業コラボレーションやサービス提供に伴うアプリ開発にも対応しており、新規事業の立ち上げにもおすすめのUXデザイン会社です。

フェンリル株式会社

フェンリル株式会社はモバイルアプリの開発を中心に、デジタル領域で活躍するUXデザイン会社です。

アプリケーションやWEBサービスの制作に必要なUX/UIデザインで定評があり、デザイン制作で多くの受賞歴を持ちます。

海外クライアントから引き受けたプロジェクト制作の実績も豊富なため、グローバルに提供するデザインの制作を考えている企業にもおすすめです。

ニューロマジック

ニューロマジックはデジタルマーケティングとUXデザインの2本柱でサービス提供しており、戦略的なデザイン思考とデータ分析を融合させた独自の戦略を提供しています。

特にデータ分析では、ユーザーの行動やニーズを綿密に解析することで、最適なデザイン戦略を提案していることが強みです。

そのため、マーケティングを目的とした広告キャンペーンの企画実行から、WEBサイトやアプリの開発など幅広い分野で総合的なサービスを受けたい企業におすすめです。

FAKE

FAKEは先進的なUXデザインとデジタル技術開発を相談できるUXデザイン会社です。

革新的なプロジェクトやクリエイティブなデザイン制作に強みを持ち、クライアントのブランド価値や競争力を高める戦略について相談できます。

最新技術を取り入れた独自のアプローチについても相談できるため、ユーザーに新たな体験を届けたいのであれば、非常に心強いパートナー会社となりえるでしょう。

えそら合同会社

えそら合同株式会社はUXデザインのほか、業界分析やコンセプト設計など企業のイメージアップや商品サービスのユーザビリティ向上にかかる周辺業務も任せられます。

元々はリサーチ専門会社として設立された会社でもあり、特にリサーチや業界分析に強みを持つため、企業そのものの認知度アップや業界での競争力の向上を目的に依頼するのもおすすめのデザイン会社です。

UXデザインの範囲とは何か

UXデザインとは「User Experience（顧客の体験）」を向上するため、デザイン面から設計・改善を検討するプロセスを指します。顧客が商品サービスを使用するにあたって何を感じ、どう反応するかに焦点を当てて、視覚的なデザインからUI設計・情報設計まで、幅広く開発・デザイン設計することが主な業務です。

そのうえで求められることが、顧客が商品サービスを使うにあたってどのような感情を持ち・どのような行動を取るのかを正しく把握することです。その感情・行動に基づいて、商品サービスをより使いやすく・満足感の高い体験を提供することが、UXデザインの主な目的です。

UXデザインの範囲と概念の把握

UXデザインの範囲は広く、多岐にわたります。まずはUXデザインの主な範囲と目的・概念をご覧ください。

UXデザインを設計するにあたって、顧客のニーズや要求を綿密に調査し、商品サービスの基盤や提供目的、顧客が使用する流れ（ユーザーフロー）を設計することが求められます。その情報に基づき、コンセプトやアイデアが本当に顧客の要求に沿っているか試すためプロトタイピングを行い、フィードバックを収集してより良い商品サービスを設計することが基本の流れです。

UXデザインに強い会社は以上の概念を理解・実践することで、UXに優れた商品サービスを開発・提供しています。

2024年の最新UXデザインの動向とトレンド

2024年以降のUXデザインにおける動向とトレンドとして、以下の要素をご覧ください。

近年ではスマホを使ってデジタルサービスを利用する人が増加傾向にあることから、目の負担が少ないダークモードやスマホからのアクセスを前提としたモバイルファーストデザインの考え方が増えつつあります。

また、多くのデジタルサービスがあふれている昨今だからこそ、初めてのサービスでも直感的に扱えるマイクロインタラクションなデザインの需要も高まるでしょう。UXデザインでは、芸術性あふれるクリエイティブなデザインもさることながら、シンプルかつ細やかなデザイン設計でユーザーに使いやすさを提供することが何より大切です。

そのトレンドは2024年以降も続くことが予測され、気軽に使えること・直感的に使えることは、UXデザインを考えるうえで欠かせない考え方となっています。

UXデザインの発注ポイントと料金相場

UXデザイン会社に発注するなら、依頼のポイントと料金相場について知っておくことが大切です。UXデザインを専門会社に発注するコツについて解説します。

依頼前！評価の高いデザイン会社への依頼ポイント

評価の高いUXデザイン会社を選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

・ポートフォリオや制作実績をチェックする
・ユーザーの評判や口コミをチェックする

多くのUXデザイン会社では過去の制作実績をWEBサイト等で公開しているため、実際にその会社が手がけたデザインをチェックすることから始めましょう。自社のプロジェクトや依頼内容と類似する依頼を受けているか、スタイリッシュかつユーザーにとって使いやすいデザインを設計できているか、制作実績をもとに実際に使ってみて判断するのも選択肢の1つです。

同時に、そのデザイン会社を利用した企業や個人の評判や口コミを参考にするのもおすすめです。UXデザインは制作デザインはもちろん、顧客とのコミュニケーションも欠かせないため、デザイン性だけでなく満足度や対応力も参考に、依頼するデザイン会社を選びましょう。

発注前！UXデザインの見積もり方法

料金は非常に幅広いため、見積もりを依頼する際は以下のポイントに注意しましょう。

・プロジェクトの範囲や目的の明確化
・制作内容に求めるクオリティ
・クオリティに見合った料金設定

料金見積もりを依頼するうえで欠かせないことが、プロジェクトの目的や範囲を明確にすることです。依頼前に正確な見積もりを出してもらうためにも、依頼内容を具体的にしておくことは欠かせません。

また求めるクオリティとそれに見合った料金設定であるかどうかも検討して、依頼するUXデザイン会社を選ぶことも重要です。料金を抑えれば、編成できる人員も限られてしまう恐れがあるため、料金が安いかではなく、費用対効果が優れているかに重きを置いて検討しましょう。

発注失敗談と成功のコツ

UXデザインを専門の会社に依頼する際のよくある失敗として「追加料金で予算オーバーしてしまった」「要望がうまく伝わらず求めるデザインを設計してもらえなかった」などが挙げられます。そのため、発注失敗を避けるため、以下のコツを押さえて発注することが大切です。

・コミュニケーションがスムーズなUXデザイン会社を選ぶ
・設計途中でテストとフィードバックを実施する

UXデザイン設計では、依頼主とデザイン会社が頭の中で描くデザインをすり合わせるため、コミュニケーションが欠かせません。そのため、打ち合わせ段階からコミュニケーションがスムーズかどうかをチェックして会社を選ぶほか、テストやフィードバックをこまめに行うことが大切です。

デザインが完成してから修正や変更を行う場合、大規模な修正により費用や期間をオーバーする恐れがあるため、制作途中の段階からこまめにチェックしながら制作を進めましょう。

大手のUXに強い会社に依頼するメリット

UXデザイン会社に依頼するなら、制作実績が豊富な大手に注目することがおすすめです。大手UXデザイン会社に依頼するメリット3つについて、詳しく解説します。

対応領域・出来る事が多い

大手UXデザイン会社は大規模かつ多彩なプロジェクトを請け負った経験があり、幅広い領域に対応できることが特徴です。WEBデザインからアプリ開発・ユーザーテストまで多彩なサービスを提供しているため、1つの会社でUXデザインにおけるさまざまな領域をまとめて任せられるでしょう。

クオリティが高く安定している

大手UXデザイン会社は数多くのプロジェクトを手がけており、豊富な実績と経験を持ちます。業界で活躍する優れたクリエイターも多数在籍しており、高いクオリティが保たれたUXデザインを依頼できるでしょう。

豊富なリソースとノウハウ・人材から、安心かつ安定したプロジェクト進行を委託できることも、大手UXデザイン会社に依頼する魅力です。

業界知識が豊富

大手UXデザイン会社は、長年多くの業界・クライアントと取引してきた実績があり、多彩な業界のトレンドやニーズに関する情報も豊富に持ち合わせています。また大手デザイン会社では豊富なリソースをもとに業界の最新動向を把握し、最新技術を導入するほか、より費用対効果に優れたデザイン設計も依頼できます。

大手UXデザイン会社にプロジェクトを依頼することで、クライアント企業は幅広いサービス・高い品質・豊富な業界知識を備えたプロにデザイン設計を任せられます。専門性に富んだUXデザインを依頼したいのであれば、大手UXデザイン会社に依頼することから検討してみてください。

まとめ

UXデザインに強い会社は、ユーザーの商品サービスの使いやすさ・感動体験を最大化するためのアイデアを多彩に備えています。そのアイデアを形にするため、多彩な分野で活躍するクリエイターが在籍しているため、自社のUXデザインに課題を感じているのであれば、UXに強い会社に相談してみましょう。