【当てはまったら即行動】UIデザイナーに向いている人の特徴はこれだ!
Web開発に携わる仕事には、UIデザイナーというものもあります。
ユーザーが直接触れるWebサイトのメニューや、スマートフォンアプリのボタンといった、UIを作る仕事です。
UIは、システムの使い勝手に直結するため、開発したWeb製品がユーザーに使ってもらえるかどうかは、UIにかかっていると言っても過言ではありません。
そのUIを作るUIデザイナーには、どういった人が向いているのか、特徴を解説していきます。
自分よりもユーザーを優先させられる人
UIデザイナーはあくまでも、ユーザーが快適に使用できるUIを作ることが仕事です。
自分が手掛けたデザインを、アピールする仕事ではありません。
そのため、特定のデザインをどうしても使いたいという、強いこだわりは必要ないです。
ユーザーに求められていないことがわかったら、それまでのデザインを破棄したり、作り直したりできる、柔軟性のある人がUIデザイナーに向いています。
そして、UIデザインの仕事は、目立つことが少ないです。
求められるのは、ユーザーがストレスを感じず快適に使用できる、安定したUIを作ることです。
UI自体が目立ってしまうのは、良くありません。
したがって、特に目立った仕事はしなくても構わない、縁の下の力持ちとしてWeb開発を支えたいという人が向いています。
また、主観ではなく、常に客観的な視点を持てることも大切です。
UIデザイナーの仕事ではまず、数多くのUIデザインの候補を作ります。
そして、その中で最も良いと考えられるものを選んで、実際に開発を進めていきます。
その選択を行う際には、客観視することが重要です。
長い時間をかけて作ったから愛着がある、個人的には好みではないといった、主観的な理由でデザインを選んではいけません。
あくまでも、自分ではないユーザーの好みに合っているかどうか、ユーザーが使いやすいかどうかを優先することが大切です。
したがって、仕事として、主観を交えずに考えることができる人が、UIデザイナーに向いている人と言えるでしょう。
細かな部分にまで目を向けられる人
UIデザイナーは、より大勢のユーザーに好まれるUIを作らなければなりません。
そのためには、厳しい視点を持ったユーザーも、満足させる必要があります。
ユーザーの中には、UIの使い勝手が少し悪いだけでも、不満を抱く人が大勢います。
そのような人でも満足させられるよう、細かい部分までしっかりと作り上げる必要があります。
したがって、少しの問題点も見逃さない、細かな視点を持っている人が、UIデザイナーに向いていると言えるでしょう。
また、開発前に、数多くのuiデザイン候補の中からひとつを選ぶ際には、候補となるデザインの良い部分だけでなく、問題点をしっかり見極めなければなりません。
UIは基本的に減点方式で、良い部分よりも良くない部分の方が目立つ傾向があります。
たとえ良い部分が数多くあったとしても、見にくかったり、使いにくかったりする部分があれば、ユーザーのUIに対する評価は低くなりやすいです。
そのため、なるべく問題点が少ない候補を選んで、UI開発をすることが重要です。
その候補の見極めのためにも、細かな視点が欠かせません。
したがって、日ごろから、ものごとの細かい部分まで把握しようとする性格の人は、UIデザイナーに向いている可能性があります。
探求心や積極性がある人
UIデザイナーは、常に新しいUIデザインを作ることを考える必要があります。
一般的なデザインには流行がありますが、UIデザインも例外ではないです。
せっかく作り上げたUIデザインでも、時間の経過と共に、ほぼ確実に流行遅れとなります。
そのため、常に流行に乗ったデザインを作り続けなければなりません。
そして、流行に乗れる新しいUIデザインを作るためには、色々な情報を取り入れることが大切です。
新しいUIデザインに繋がる要素は、売れているスマートフォンアプリや、人気のあるWebサイトなど、いたるところにあります。
自らの仕事のために、そのような要素を常に探し回れる、探求心を持った人であれば、UIデザイナーとして成功する可能性は高いでしょう。
また、UIに関する技術は、すぐに新しいものが登場してきます。
UIデザイナーとして働き続けるためには、その技術をいち早く取り込むことが大切です。
技術に関する知識は、最新の書籍を参考にしたり、セミナーに参加したりすることで身に付けられます。
したがって、受け身ではなく、自ら積極的に学ぼうとする姿勢がある人もUIデザイナー向きです。
大勢の人と問題なくコミュニケーションが取れる人
UIデザイナーの仕事は、あくまでもWeb開発の一環です。
そのため、Web開発で、UIデザイン以外を担当している人と、コミュニケーションを取りながら仕事を進めていく必要があります。
特にWebデザイナーとの連携は、アプリやサイトのビジュアルに関わるため、非常に重要です。
また、ボタンの配置のような、システムに関わる部分は、プログラマと共同で作業を進めなければならないことが多いです。
もし、他の開発者との連携が取れていなければ、UI自体が稼働しなくなる恐れがあります。
そうならないために、綿密なコミュニケーションが必要です。
Web開発には、色々な人が携わっています。
中には、癖のある性格をしている人もいるでしょう。
そのような人が相手であっても、問題なくコミュニケーションを取って、UIデザインに必要な連携をしなければなりません。
したがって、日常生活で特に相手を選ばず、誰とでも仲良くできるコミュニケーションスキルを持っている人は、UIデザイナー向きと言えるでしょう。
分析や問題解決が得意な人
UIデザイナーは、UIを一から設計していくのが仕事です。
そして、クライアントの依頼内容次第で、作り上げるべきUIは大きく異なります。
UIは、Web製品の使用目的やターゲットに合わせた仕様にしなければなりません。
そのためには、ユーザーの年代ごとの趣向や、どのようにしてアプリを使っているかなど、数多くの情報を分析する必要があります。
また、クライアントの中には、漠然とした依頼をしてくる人もいます。
その場合、依頼内容を分析し、求められているUIの形を明確にしていくことになります。
さらに、UIは完成した後でも、問題なく使用できているか、ユーザーにストレスが溜まっていないかを確かめる必要があります。
そして、ユーザーが何らかの不満を持っていた場合、その原因を突き止めて改善しなければなりません。
その際にも、分析力が必要となります。そのように、UIデザイナーにとって、分析力はほぼ必須です。
したがって、大量の情報を分析することが苦ではなく、分析によって問題を解決するのが得意という人が、UIデザイナーに向いている人と言えるでしょう。
uiデザイナーには色々な要素が求められる
UIデザイナーとして働くためには、特別な資格は必要ありません。
しかし、UIデザイナーに向いている人でなければ、仕事として継続させるのは難しいでしょう。
ただ、適性さえ持っていれば、UIデザイナーとして成功できる可能性があります。
したがって、紹介してきた特徴に当てはまる人は、UIデザイナーとして働くことを考えてみると良いでしょう。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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