【みんな知りたい!】エンジニアの平均年収はいくら?年収を上げるための施策も考案
IT技術の急速な進展と人手不足が相まって、年々注目され続けている「エンジニア」という職業。
「手に職」系の仕事としても人気がありますが、実際のエンジニアの平均年収はいくらなのでしょうか。
エンジニアは努力次第で年収を上げることも可能なため、年収アップのための施策もご紹介していきましょう。
エンジニアの平均年収額
エンジニアの平均年収は500万円前後。
全職種の平均年収が400万円前後と言われていますので、エンジニアは平均より高水準の年収だということがわかります。
エンジニアの中でも職種別で年収に幅があります。
システムエンジニア:約550万円
プログラマ約450万円
ネットワークエンジニア:約550万円
セキュリティエンジニア:約450万円
AIエンジニア:約550万円
サーバーエンジニア:約450万円
データベースエンジニア:約600万円
組み込みエンジニア:約550万円
ソフトウェアエンジニア:約500万円
ゲームエンジニア:約500万円
webエンジニア:約450万円
システムコンサルタント :約600万円
社内システム企画・社内SE :約500万円
今後、エンジニアの需要と供給バランスが変化したり新しく伸びるIT分野が出てくると、年収も変化していくと予想されます。
企業規模での平均年収額
企業規模によってもエンジニアの平均年収額には違いがあります。
従業員10~99人、100~999人、1,000人以上の3つに分けた全年齢の平均年収額は、以下のようになります。
従業員10~99人:447万円
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2019年度)より
従業員100~999人:485万円
従業員1,000人以上:578万円
企業規模が大きくなるほど年収額が高いことがわかります。
年齢別で見る平均年収額
年齢別で平均年収額を見ていきます。
20代
20〜29歳までの平均年収額は349万円
20代前半20~24歳の平均年収額は305万円、20代後半25~29歳の平均年収額は393万円となっており、20代前半は低い年収からスタートするが、年を重ねるごとに伸びが良いことがわかります。
30代
30〜39歳までの平均年収額は514万円
20代後半から30代あたりで年収額が上昇しており、全職種の平均年収が約400万円といわれているので、エンジニアの平均年収額は30代から他の職種より高年収になるということがわかります。
40代
40〜49歳までの平均年収額は641万円
40代以降は年収の上昇が緩やかになっていますが、それでも全職種の平均よりもエンジニアの方が高い年収だということがわかります。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2019年度)を参考にしています。
エンジニアが年収アップするためにやること
エンジニアは、努力次第で年収をアップさせることができます。
これからエンジニアを目指す人はもちろんのこと、初心者エンジニアや現状の年収に不満がある現役エンジニアも、年収を上げるポイントを抑えて今後の方向性を決める上で参考にしてみてください。
経験値を上げる
企業が求めるのは、経験豊富で現場に強いエンジニアです。
経験値が高いほどエンジニアとして価値があがるので、それだけ年収にも直結していきます。
就業年数よりも「場数を踏む」ことや「様々な環境(企業)でエンジニア経験を積む」ことが重要です。
初心者が現場経験がないのは当たり前ですから、最初は経験値を増やせる派遣エンジニアをしてみるのも一つの方法になります。
他にも、社内SEから経験の無いAI開発プロジェクトに移行するなど、経験のない分野のエンジニアに挑戦するのも良いでしょう。
新しい分野では必要なプログラム言語や基礎知識が異なる可能性もあり、そのための学習期間も取らなければいけないかもしれませんが、スキルアップとしては将来的にプラスになることは間違いありません。
資格を取得する
「エンジニアになるために必要な資格」というものはありません。
全く資格を持っていなくても、高いレベルの知識と技術を持つ優秀なエンジニアはいます。
しかしながらエンジニアが資格を取得するメリットはとても多く、特に年収アップにつなげるための手段として有効であることを知っておきましょう。
資格を取得するメリット
自分のスキルを証明できる
自分の評価を上げることに繋がる
自分のスキルを証明する手段として、「資格を取得している」というのはわかりやすい物差しとして使うことができます。
「知識がある」だけでは測れないところを「その資格を持っている」が加わることで、確実に資格レベルの知識があると証明することになり、説得力も上がります。
自分のスキルを証明できることで、特に国家資格や世界で通用する資格の所持者はエンジニアとしての価値を高めることに繋がり、それが年収にも反映されます。
もちろん資格取得のための学習は、スキルアップにもつながるので無駄にはなりません。
エンジニアの職種を変える
ITエンジニアには様々な職種がありますが、どのエンジニアなのかによって年収は異なっています。
加えて、今後さらに人手不足が予想される職種や、将来性のあるIT分野など、一口にエンジニアといえどどのエンジニアなのかにより現時点での年収だけでなく、今後の年収にもかなり幅がでることが予想されます。
例えば、Webエンジニアから、今後伸びると言われているデータベースエンジニアに変えるなど、エンジニアの職種を変えることで年収アップが期待できる場合もあります。
違う職種のエンジニアに挑戦したいと思っている人は、年収と合わせてリサーチしてみると良いでしょう。
フリーランスで独立する
正規雇用でエンジニアとして仕事をしている場合、どんなプロジェクトに参加しても基本給として一定額をもらう場合がほとんどかと思います。
しかし、フリーランスとして独立していると、交渉次第で同じレベルの仕事でももっと多くの報酬を受け取れる場合があります。
スキルや経験値が低いと高い報酬の仕事を見つけるのが難しい可能性もありますが、高いレベルのスキルや経験を持つエンジニアなら、フリーランスで直接企業と契約した方が年収アップにつながるでしょう。
年収アップのための評価基準が公開されている企業を選ぶ
自分の能力・スキルが正当に評価されず、年収に反映されていないと感じるエンジニアが多いことも事実です。
半年〜年1回の面談で自己評価と企業側の評価・期待値の擦り合せをしている企業もありますが、元々の基準がクリアでないため、エンジニアにとっては不満や不安が残る場合も多いのが現状です。
しかしながら近年では、このような自己評価と雇用側の評価とのギャップをなくすべく、年収アップのための評価基準を公開している企業も増えてきました。
「評価基準の100%を満たした場合に年収アップになる」など、評価基準と年収への反映がクリアになることで、エンジニアにとってもキャリアプランが立てやすく働く環境も良くなります。
企業によってそれぞれ評価基準の内容が異なりますので、納得がいく内容の企業を選ぶことでキャリアアップ・年収アップに繋げやすくなるでしょう。
様々なスキルを身に付けて年収アップに繋げよう
エンジニアはスキルを高めれば年収アップに繋げられる職種です。
スキルアップへの様々な方法を知って、資格取得でスキルを確実に証明する、フリーランスでスキルアップを加速させる、年収アップしやすい企業に転職するなど方法はいろいろあります。
将来の年収の目標やどんなエンジニアを目指すのかなど、今からキャリアプランを立てておきましょう。
もし現状の年収に満足していないなら、転職も視野に入れてみませんか?
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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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