webデザイナーになりたくなったきっかけは?志望動機の書き方と例文
Webデザイナーの仕事に応募した際の面接で、必ず聞かれるのが志望動機。
どんな人を採用するか、自社に貢献してくれる人材を見極めるために志望動機は重要視されています。
面接のための準備はしっかりとしておきたいところですが、いざとなると魅力的な志望動機を準備するのはなかなか難しいですよね。
今回は、企業に「この人を採用したい」と思わせるような志望動機の書き方や、注意するポイントなどをご紹介していきます。
Webデザイナーになりたいと思ったときの気持ちを思い出しながら読んでみてくださいね。
webデザイナーを目指そうと思ったきっかけは?
現在Webデザイナーとして初めての就職活動をしている人は、企業で働くためにWebデザイナーとして初めての面接に挑んでいるはずですね。
それぞれいろいろな理由やきっかけがあってWebデザイナーを目指したと思うのですが、今一度改めて、どうしてWebデザイナーになろうと思ったのかを思い出してみてください。
「元々デザインが好きでWebデザイナーに興味を持った」
「趣味でブログを発信していてHTMLやCSSの勉強を始め、Webデザイナーをやってみたくなった」
「会社でホームページの更新を担当したので、Webサイト作成の勉強を始めた」
このような、何かしらのきっかけがあってWebデザイナーを目指したのではありませんか?
志望動機を書く際は注意したいポイントがあります。
①Webデザイナーになりたいと思ったきっかけから書き始めること
②どのように勉強してきたのか
③いままでどんな仕事をしてきてそれがどう活かされるのか
④どうしてその会社で働きたいのか
⑤将来的にどんなWebデザイナーになりたいのか
このような流れで企業にアピールしていくと、印象の良い志望動機にすることができます。
webデザイナーの志望動機の書き方・例文あり
Webデザイナーの志望動機の書き方について、いくつか抑えておきたいポイントがあります。
・他の会社ではなく、この会社に入りたいことをしっかりアピールするために、経営者の理念、事業実績、業界でのポジションなど、しっかりと企業調査する
・自分のスキルと経験、どんな業務を得意とするか?を明確に。Webデザインに活かせる知識などをアピールする
・自分が会社に貢献できることを具体的に書き表す。この企業で自分のスキルや得意分野が活かせるということ、業績アップに貢献できること、将来的になりたいWebデザイナー像をハッキリと書く
・未経験者はやる気を強調する→Webデザインの仕事に対する熱意や今後身につけたいスキルを強調する
このようなポイントを踏まえて、Webデザイナーになったきっかけ、会社と自分とのマッチ、今自分にあるスキルや今までの経験で活かせる知識など、思い浮かぶことを書き出してみましょう。
大まかな文章の流れを組み立てていき、次に実際に文章を書いてみてください。
まわりくどい言い回しを避けて、相手にわかりやすく伝わるように、なるべく具体的な例をあげるとより聞き手側を飽きさせず、印象に残るものとなります。
ここからは具体的な例文を紹介していきますね。
例文1
前職では、不動産会社で広告・チラシ制作とWebサイト更新を担当しておりました。
もともとPhotoshopやIllustratorの操作ができたこともあり広告・チラシ制作がメインでしたが、Webサイトの更新をしていくうちに、HTMLやCSSも学びたいと思うようになり、Webデザイナーという仕事に興味を持ち始めました。
HTML・CSSのコーディングは独学で身に付け、今はUX/UIデザインの勉強をしながら個人的なWebサイトを作って運営しています。
御社に応募した理由は、数あるWeb制作会社の中でもグラフィックが多く使われているサイトが多く、その魅力的なセンスも際立っていたので、私の得意分野であるPhotoshopやIllustratorのスキルも活かして御社に貢献できると思ったからです。
御社の手掛けたWebサイトはUX/UIデザインについても学ぶ事が多いため、そのスキルをどんどん吸収して今後はサイトの美しさと同時にユーザー視点での利用しやすさも追求できるWebデザイナーになりたいと思っています。
例文2
学生の頃からファッションに興味があったので、前職ではアパレル業界に就職しショップの店長を3年間務めていました。
趣味として個人的にブログでファッション関連の発信をしていましたが、思い通りのデザインにするためHTMLやCSSをもっと学びたくなり、Webデザインやプログラミングについて勉強し始めました。
御社に応募した理由は、御社がファッション系のECサイトを多く手掛けていたからです。
デザイン性だけでなく使いやすさを合わせもった素晴らしいサイトばかりだったので、このようなサイトを作る会社の一員として一緒にWebサイト作成を手掛けたいと思うようになりました。
アパレルでの知識と経験を活かして、ターゲット層が好む色彩やトレンドを盛り込んで、集客ができるECサイト制作に貢献できると自負しています。
大型のECサイトも多く手掛けていらっしゃるので、将来的には店長としての経験も活かしてチームをまとめたりディレクションもできるWebデザイナーになりたいと思っています。
webデザイナー志望動機で注意すべきポイント
Webデザイナーの志望動機で、企業側の印象を悪くしてしまうかもしれない注意すべきポイントをご紹介します。
具体性が全くない…「企業理念に共感しました」「素晴らしい会社だと思いました」こんな1文だけで具体性やエピソードなど全く入れずに終わらせてしまう
企業の上っ面だけ見ている…「業績アップしているから」「大企業だから」「評判がいいから」選びましたと書いてしまう
表面だけ見て中身を見ていない・企業調査をしていない…業績・理念・会社の規模など調査せず、自分の希望や理想ばかり伝える
まわりくどい・話が長すぎる…結論までが長く、結局何が言いたいのかわかりづらく伝わらない
このような内容になっていると、印象を悪くさせてしまう可能性が高くなります。
失敗談でもいいので、より具体的にわかりやすく、企業と自分をつなげるエピソードを盛り込んでいきましょう。
面接での注意点
Webデザイナーだけでなく、どんな面接でも誰もが緊張してしまうものです。
仕事を選ぶときには、どうしても給与・待遇・通勤時間・企業の規模あたりが気になってしまいますが、これらは面接での受け答えとしてはあまり良い印象を持たれません。
面接ではポジティブに自分をアピールし、自分の魅力を伝える場として考えて挑むことをおすすめします。
面接時には、声が小さく、姿勢が悪かったり目が浮ついていると、自信が無い人、やる気がない人という印象になってしまいます。
これらは緊張からくることが多いので、少しでもこの緊張を減らすためにも、十分に準備して質問されるだろう項目と回答をシミュレーションしておきましょう。
・自分の今までのキャリア
・Webデザイナーとしてのスキル・経験
・志望動機
・自分の性格を分析
・将来どんなWebデザイナーになりたいか
このあたりは必ずといっていいほど質問される内容です。
それぞれ1〜2分程度で話せる文章にまとめて、実際に声を出して練習しておきましょう。
他にも、基本的な面接の準備も忘れないようにしてください。
面接の基本的な準備として抑えておきたいポイントはこちらです。
・面接に相応しい服装を準備
・正面を向き背筋を伸ばし、相手の目を見て話す練習
・実際に声を出して受け答えの練習
ポートフォリオ作成時の注意点
Webデザイナーの就職活動では、ポートフォリオはとても重要な位置づけにあります。
いい加減に作ったポートフォリオでは、良い仕事を獲得するのは難しいでしょう。
ポートフォリオは、自分のスキルや魅力を詰め込んでしっかりと作り込んでおくことが何よりも大事です。
面接が決まってから作成するのでは遅すぎますので、就職活動や面接の予定がないときから作り始めておくことをおすすめします。
これからポートフォリオを作るなら、こちらの記事も参考にしてください。
【参考にしたい!】Webデザイナーのオシャレなポートフォリオサイトまとめ
面接とポートフォリオを重視して面接に挑もう
就職活動中や面接を控えるWebデザイナーの皆様、今回の記事を参考にWebデザイナーになるきっかけを思い出しながらぜひ良い仕事の獲得に向けて頑張ってください。
あなたの魅力を伝えるポートフォリオも十分に作り込んで面接に挑んでください。
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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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