【 準備はサクッと簡単 】Webデザイナー未経験の人が準備すること！学習方法や求人の探し方まで細かく教えます。

デザインに関わる仕事は数多くありますが、中でもIT業界で人気になっているのがWebデザイナーです。

パソコンやスマホが普及し、Webサイトを見て情報を収集する人が多くなったということもあり、Webサイトを制作するWebデザイナーの需要が高まっています。

今回は未経験からWebデザイナーになるために準備しておくべきこと、求人の探し方などを紹介します。

Webデザイナーとはどのような職種？

Webデザイナーは、Webサイトのデザインをする職業のことです。

Webデザイナーの仕事内容は多岐にわたります。

ヒアリングや調査・分析、サイト設計、デザイン、コーディングなど様々な作業を行わなければなりません。

デザイナーということで、ホームページのデザインだけを考えればよいと思うかもしれませんが、デザイン作業はほんの一部に過ぎません。

デザインを行う作業の前と後には、重要な工程がたくさんあります。

インターネットが身近なものになり、様々なビジネスでWebサイトは必要不可欠なものになっています。

Webサイトを制作する上で重要な役割を果たすWebデザイナーは、様々な分野で活躍できる職種です。

未経験からWebデザイナーになるために準備しておくことは？

Webデザインで使用する機器やソフトを揃えておく

Webデザインをするためには、まずパソコンが必要になります。

ネットをしたり、ちょっとした文書を作成したりする程度であれば、それほど高性能なパソコンは必要ありません。

しかし、Webデザインをする時には画像や動画を編集することもあるため、ある程度スペックが高いパソコンが必要です。

パソコンのスペックを決めるのは、主にCPUとメモリです。

CPUはcore i5以上、メモリは最低でも8GB以上のものを選びましょう。

パソコンの性能が低いと、Web制作をする時に作業に時間がかかったり、ソフトがフリーズしたりすることがあるので注意してください。

グラフィックソフトも用意しておく必要があります。

色々なソフトがありますが、Webデザインをする時によく用いられるのがPhotoshopとIllustratorです。

Photoshopは画像の加工や補正などを行うのに使うソフトで、Illustratorはテキストや図形などに細かなデザインを施す時に使われます。

どちらもWebデザイナーには欠かせないソフトなので、しっかり扱えるようにしておきましょう。

テキストエディタも、Webデザイナーにとって欠かせないツールの1つです。

Webサイトを制作する時にはHTMLやJavaScriptなどのコードを用いて、コーディングの作業をすることになります。

その時に使用するのがテキストエディタです。

テキストエディタはWindowsに標準で搭載されていますが、本格的にWebデザインをするのであれば専用のソフトウェアを用意したほうがよいでしょう。

中にはWebデザイナー未経験の人でも手軽に使えるソフトがあるので、自分に合ったものを探してみてください。

デザインの基本的な知識を学んでおく

Webデザイナーは、Webページをより魅力的なものにするためにデザインをする仕事です。

また、ただ見た目にこだわるのではなく、ユーザーが使いやすいホームページに仕上げなければなりません。

そのためには、文字のフォントをどうするか、画像やボタンなどをどのように配置するかなど、ありとあらゆることを考える必要があります。

未経験の人は、まずWebページがどのようにデザインされているのか、基本的な知識を学んでおきましょう。

プログラミングやコーディングのスキルを身に付ける

WordPressやAdobe Dreamweaverを使えば、Webサイトを制作することは可能です。

しかし、プログラミングやコーディングのスキルを持ったWebデザイナーの需要は増してきています。

Webサイトを制作する時は、Webデザイナーだけではなくエンジニアやプログラマーなど、他の職種の人達と共同作業する機会も多いです。

その時、プログラミングやコーディングのスキルを持ったWebデザイナーであれば、エンジニアとの意思疎通がしやすくなります。

HTMLやJavaScript、CSSなどの知識を学んでおけば大きな強みになるので、未経験でも求人を見つけやすくなるでしょう。

Webデザイナーになるために必要なスキルや知識を身に付ける方法！

独学で学ぶ

Webデザイナーに必要なスキルや知識は、独学で学ぶことも可能です。

Webデザインやコーディング、プログラミングに関する書籍が数多く販売されています。

それらの書籍を活用して独学で学び、Webデザイナーになった人はたくさんいます。

また、Webデザイナー向けのサイトや動画を見てみるのもよいでしょう。

動画ならテキストだけでは分かりにくい部分も、映像を見ながら学習することができます。

スクールで学ぶ

独学が苦手な人は、Webデザイナー向けのスクールに通うのも1つの方法です。

Webデザイナーは人気の職種ということもあり、数多くのスクールがあります。

スクールならプロのデザイナーから直接指導してもらえるので、効率的に学習することができます。

自分だけで学習していると、何か分からないことがあった時、解決するのが難しいですよね。

また、どのような手順で学習を進めればよいのか、分からないという人もいるでしょう。

スクールはWebデザイナーに必要な知識やスキルを、段階的に学べるようにカリキュラムが組まれているので、それに従って学習を進めれば問題ありません。

中にはオンラインで学習できるスクールもあります。

スクールに通いたいけれど、近くに教室がない、通っている時間がないという人もいますよね。

オンライン学習に対応したおすすめのWebデザインスクールなら、時間や場所を気にせず授業を受けられます。

Webデザイナー未経験の人が求人を探す方法を紹介！

ネットの求人・転職サイトを利用する

ネットには様々な求人・転職サイトがあります。

多くの求人が掲載されているので、未経験OKの求人も見つかるでしょう。ポイントは、Webデザイナーに特化したサイトを利用することです。

大手の求人サイトは求人数が多いですが、取り扱っている職種の幅が広く、Webデザイナーの求人は数が少ないというケースもあります。

Webデザイナーに特化したサイトなら、Webデザイナー向けの求人が色々と掲載されています。

エージェントサービスに登録する

Webデザイナー未経験の人は、エージェントサービスに登録するのもよいでしょう。

エージェントサービスというのは、専門のエージェントが自分に合った求人を紹介してくれるサービスです。

自分にはどのような求人が合っているのか、分からなくなってしまうこともありますよね。

そういう時にエージェントサービスを利用すれば、自分が持っているスキルや希望に合った求人を紹介してもらえます。

また、面接対策や職務経歴書の添削などもしてくれます。

一人で就職活動するのが不安な人にとって、心強いサービスです。

未経験でもWebデザイナーになるチャンスはある！

Webサイトはビジネスにおいて欠かせないものになっているので、Webデザイナーの需要が高まっています。

IT業界は人材不足が問題になっているということもあり、未経験OKの求人もたくさん見つかります。

Webデザインで使われるグラフィックソフトの扱い方を学んでおく、コーディングやプログラミングの知識を身に付けておくなど、しっかり準備をしておけば未経験からでもWebデザイナーになるチャンスは十分あります。

文／おかねチップス編集部
監修文／おかねチップス編集部