【誰でも簡単になれる】最高の働き方であるフリーランスを始めたい人必見!
フリーランスは必要な手続きさえ済ませれば、誰でも簡単に始められます。
とはいえ、フリーランスと会社員とでは、立場が大きく異なるのも事実です。
フリーランスになってから戸惑わないように、押さえておきたいポイントや仕事の探し方を解説します。
フリーランスとはどんな働き方?
フリーランスは特定の会社や団体と雇用関係を結ばずに、個人で仕事を請け負って相応の収入を得る働き方を指します。似ている言葉に「個人事業主」や「業務委託契約」がありますが、どちらも働き方としてはフリーランスです。それぞれの正しい意味を見ていきましょう。
個人事業主
個人事業主とは「税務署に開業届を提出して、個人で事業を営む人」のことです。フリーランスでも、開業届を提出していない人や「株式会社〇〇」のように法人化している人は、個人事業主とは言いません。
開業届を提出してもしなくても、個人で事業を継続していればフリーランスに変わりはありません。しかし開業届の提出は、あなたが事業を始めたことを証明する手段です。下記のようにメリットも多いので、フリーランスを始めるなら提出しておきましょう。
・青色申告できる
・ビジネス用の口座を開設できる
・自覚が生まれる
なお開業届の提出自体はとても簡単で、特別な審査もありません。
詳しい手続き方法についてはこちらをご覧ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm
業務委託契約
「業務委託契約」は、会社が自社の業務を外部の法人や個人に委託する契約形態です。
業務委託を受ける人は、発注者との間に雇用関係がなく、完全に独立した働き方になります。このため業務委託で働く人も、フリーランスに該当します。
ただし法律上「業務委託契約」という言葉は存在しません。民法上の「請負契約」と「委任/準委任契約」のことを、一般的に「業務委託契約」と呼んでいるだけです。
請負契約は、依頼された成果物を完成させ、期日までに納品することで報酬が支払われます。プログラマー・デザイナー・ライターなどが代表的な職種です。
委任/準委任契約の場合は、指定の業務を遂行する対価として報酬が発生します。弁護士のような法律に関わる業務が委任契約で、その他は準委任契約です。システムエンジニアや事務代行、美容師などが該当します。
フリーランスになってから困らないために準備を整える
フリーランスは自分の好きなように働ける代わりに、会社員のような安定した生活は保障されません。フリーランスとしてスタートする前に、収入が途絶えたときの備えや、お金を借りられる手段を確保しておきましょう。
健康保険・年金
会社を辞めてフリーランスになる人は、それまで加入していた健康保険・厚生年金から、国民健康保険・国民年金に切り替えとなります。会社が発行する退職を証明する書類や年金手帳などを持参して、居住している自治体の各担当窓口で手続きしましょう。
手続きの期限は、退職から14日以内です。
なお健康保険には、「任意継続制度」があります。退職後2年間に限り、会社の健康保険にそのまま加入できる制度です。任意継続の場合は、会社が保険料を半分負担することはなく、保険料は全て自己負担です。
しかし任意継続制度を利用すれば、健康診断を安く受けられたり、家族の人数によっては国民健康保険よりも保険料が割安になったりします。退職前によく調べて、損のないようにしましょう。
クレジットカードの作成
フリーランスになると、クレジットカードの契約を申し込んでも、審査に通らないことがあります。カード会社は今の収入だけでなく、「毎月滞りなく支払いができるかどうか」を見ています。
フリーランスには仕事の波があり、収入が安定しないと判断されるため、たとえ会社員時代より稼いでいても、信用してもらえないのです。会社員なら余程のことがない限り、クレジットカードの審査は通ります。
今会社員の人は、辞める前に欲しいクレジットカードを作っておきましょう。住宅ローンや自動車のローンでも同じことが起こるので、購入予定がある人は退職前に契約するとよいでしょう。
仕事を獲得しよう
フリーランスは誰にも命令されない代わりに、仕事を自分で探さなくてはなりません。経験や実績がない人が、仕事を獲得する方法を二つ紹介します。
知人などに相談をしよう
まずは知り合いに、自分がフリーランスになったことを知らせ、相談してみましょう。前の職場の同僚や取引先なら、横のつながりで業務を委託してくれる可能性があります。また学生時代の友人や親戚も、あなたがフリーランスになったと知れば、声をかけてくれるかもしれません。
時候のあいさつを兼ねて、フリーランスになったことや、受けたい仕事の内容を伝えておくとよいでしょう。SNSで発信したり、イベントに参加したりして人脈を広げるのも有効です。
クラウドサービスを使う
クラウドサービスは、オンライン上で発注者と受注者をマッチングするサービスです。
24時間どこにいても、ネット環境さえあれば仕事探しができます。
未経験者が応募できる案件も多く、仮払い制度によって報酬の未払いといったトラブルを防げるので、フリーランスになったばかりの人には大変おすすめです。ただし報酬は決して高いとはいえず、受注できた場合は、サービス会社に一定の手数料を支払う必要があります。
収入の柱とするよりは、案件を多くこなして実績を積み上げ、営業活動に生かすために使う方がよいでしょう。
フリーランスは名乗ったときがスタートです!準備は最低限にして動こう!
フリーランスの始め方に、特に決まりはありません。
強いていえば、税務署に開業届を提出するくらいですが、これも簡単に終わります。
名乗った時点で、あなたは立派なフリーランスです。困らないように最低限の準備をしたら、早速活躍の場を探していきましょう!
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