【実は正社員よりも人気】実体験から契約社員のメリットデメリットを徹底解説！

正社員を考えているそこのあなた。

きちんとメリット・デメリットについて把握していますか？これらの点が分からないで、契約社員を考えてはいけません。契約社員の基本からお伝えしていきます。

契約社員とは

契約社員は、雇用期間の定めのある「有期労働契約」を締結した社員のことを指します。つまり、労働期間の定めがある社員のことなんですね。

では、通常の正社員とは何が違うのか？具体的に説明していきます。

契約社員と正社員の違いは？

契約社員と正社員の1番の違いは、金銭面です。

契約社員の場合、“月給制”の所がほとんどですが、年俸制のところや時給制のところもあります。また、ボーナスに関しても退職金に関しても、出ない所もありますので注意が必要になります。休日や福利厚生などは、正社員と同様に与えられる場合がほとんどです。

社会保険などは、以下の3つのいずれかを満たしていれば加入することになります。

✔週30時間以上働く場合（正社員が週40時間働いている会社）

✔従業員501人以上の会社で週20時間以上働く場合

✔従業員500人以下の会社で働く時、2017年4月以降労使が合意した場合

上記で述べたこと以外で、正社員と契約社員で最も異なる点。それが…

大きな違いは有期雇用であるかどうか

契約社員は、最長3年という雇用期間が定められています。
一方で、正社員は雇用期間の定めがない無期雇用契約となっています。

契約社員が、契約期間満了時になった時は、「退職」という扱いになります。この時、企業側からの意思表示によって契約を更新しないことを「雇止め」などといい、解雇とは区別されます。

契約社員が希望していたにもかかわらず、契約が更新されなかったというトラブルがありますが、労働条件通知書に明記してある契約更新の有無や契約更新の判断基準に準じていれば、契約を更新しなくても解雇にはあたりません。勤務成績、勤務態度、会社の経営状況、従事している業務の進捗状況などによって、契約社員の更新が決まります。

ただし、「3回以上更新された場合」「1年を超えて継続している場合」。有期労働契約については、30日前までに更新しない旨を伝えるよう厚生労働省によって指導されています。

急にクビになっては困りますので、未然に防ぐよう決められています。

契約社員のメリット・デメリット

これまで契約社員について語ってきました。

では、どんなメリット・デメリットがあるのか？ここからはその内容を深堀りしていきたいと思います。今回は両方とも1つだけに絞ってご説明します。

契約社員のメリット

契約社員の1番のメリットは、正社員登用のチャンスがあること。

就業先の会社で、さまざまな業務を担当するケースもあり、正社員と同様に一定の裁量のあるお仕事を任されることがあります。普遍的なスキルを身につけ、仕事ぶりを評価されると正社員登用の道を開くことができます。

将来的に正社員を希望する場合は、実際の正社員の方と仲良くなって年収や登用実績などを確認しておきましょう。また、労働環境や周りと合わなかったとしても、契約社員なら辞めやすいのもメリットです。

契約社員のデメリット

契約社員の1番のデメリットは、契約満了時に仕事がなくなる可能性があるということです。

ただ、有期契約期間が通算5年を超えて契約が結ばれたとき、本人が望めば無期契約に変更することができます。無期契約へと自動的に変更されるのではなく、本人から企業に対して通知する必要があります。

無期契約になることは単に雇止めがなくなるのであって、正社員と同じ待遇になるかどうかは企業次第となります。ですので、無期契約に切り替えるときは、どのような待遇になるのか要相談することをオススメします。

契約社員に向いている人は？

どんな人が契約社員に向いているのかと言うと、「本気で正社員になりたい方、キャリアビジョンがある方、正社員になって安定した暮らしをしたい方」などが向いていると言えます。

短期的なお金を求めるような人にとっては、責任感が重く辛く感じてしまうことがあると思います。

働きぶりや、勤務態度、1番は結果にこだわって業務に取り組んでみると良いです。結果が出れば、企業にとっても雇う価値があります。ぜひ、契約社員から頑張ってみてください。

契約社員の特性を理解して、自分にあったライフスタイルを送ろう！

いかがでしたか？

ここまで読んでいるということは、契約社員について真剣に考えていることだと思います。

ズバリ言います。

ここまで読むくらいの真剣な意志があるなら、契約社員として働き、正社員になることもできると思います。

そこで、契約社員として働く時や、万が一契約終了してしまった時に備えて、今から準備しておくべきです。