大学生の株式投資の始め方！気を付けるべき注意点やデビューポイントを解説！

株式投資は、大学生からでも始められます。

そこで気になるのが、大学生の株式投資の始め方です。

大学生が初めて株式投資を始めるなら、証券口座の解説から実際の資産運用まで、基礎から学んでいくことが大切です。

また大学生が株を始めるうえでの注意点も押さえて、より後悔のない資産運用を続けていくことが求められます。

今回は大学生の株の始め方について解説します。

株はノーリスクではじめられるわけではないため、リスクを抑えるためにも、慎重に株式投資を始めましょう。

株の始め方【大学生編】

大学生の株の始め方について解説します。

証券口座の開設から紹介していくので、順を追って株式投資の準備を始めていきましょう。

株投資用の資金を準備

株は自分の資金を使って運用益を増やしていく必要があります。

そのため株投資用の資金を準備しましょう。

株は100円から投資できるものから、数万円・数十万円に上るものまで存在します。

いきなり数十万円もの金融商品を買うのは初心者には非常にハードルが高く、リスクも高いため、まずは少額投資でリスクを抑えましょう。

必要な資金を用意できたら、実際の株の購入に進みます。

証券口座を開設する

株を購入するには、投資専用の証券口座を開設する必要があります。

一般的な普通預金口座で直接株の売買を行えるわけではないため、改めて口座を開設しましょう。

証券口座は証券会社ごとに開設する必要があり、原則1人1口座までしか持てません。

証券会社ごとに購入できる株の種類や投資方法に違いがあるため、自分の投資目的や手数料の安さなどをもとに証券会社を選び、口座の開設手続きを踏むことが大切です。

資金を証券口座に入金する

口座を開設したら、用意した資金を証券口座に入金します。

特にネット証券の場合、入金方法によっては手数料が掛かる場合が多く、少額投資の場合資金の多くを手数料で取られてしまう場合もあります。

そのため入金手数料を確認したうえで、手数料がなるべく掛からない方法で入金することがポイントです。

株取引をスタートする

資金を入金したら、実際に株の取引をスタートしましょう。

ネット証券の場合は、PCやスマホから簡単に注文取引を始められます。

購入したい株・株式数を入力して注文とし引きを行い、少しずつ株式投資で資産を増やしていきましょう。

株式投資はスマホからも始められる！スマホで簡単に株式投資を行う手順とは

未成年口座のある証券会社で開設するのが大学生のポイント

特に大学生の場合、未成年口座※を開設して株式運用を始めていく場合もあるでしょう。

そこで慎重に検討したいのが、証券会社の選び方です。

証券会社によって取り扱っている株の銘柄や投資方法、注文取引に必要な手数料が異なります。

そのため大学生が初めて証券口座を開設するなら、慎重に証券会社を選びましょう。

※成人年齢の18歳への引き下げにより、大学生でも成人として証券口座を開設できる場合があります。

どの証券会社で口座開設するのがおすすめ？初心者が注目したい証券会社をまとめて紹介！

大学生が株を始める時に気を付けること

大学生が初めて株式投資を始めるなら、注意点を守って株の注文取引を進めていくことが大切です。

株は自分の資産を失うリスクもあるからこそ、注意点を踏まえて挑戦しましょう。

以下では大学生が株を始める注意点を4つご紹介します。

株は投資であるということ

株はあくまでも投資で、投資はその会社を資金的に援助し応援する目的で行えるものです。

株の注文取引により自分の資産を大きくしていくことは、副次的な成果であることを把握したうえで、株式投資を始めましょう。

例えば業績が上がったときに株主に配られる配当金は、あくまでもその会社が金額や配当するか否かを決めるものです。

例年配当金を出している企業であっても、期間によっては事業拡大への資金投入などを理由に配当金を配らない場合もあります。

以上のように、株はあくまでも投資であることを踏まえて挑戦することが大切です。

少額から取引できる

株は少額からでも取引が可能で、利用する証券会社によっては100円から株を購入できる場合もあります。

大きなお金を動かすことだけが株の注文取引ではないため、資金に余裕がない場合は無理のない予算で、少額投資から挑戦することがおすすめです。

損になることもある

株はノーリスクで資産を増やせる手段ではないため、ときには損になる場合もあります。

これは株の選び方や株価の値動きを予測できなかった場合はもちろん、突然のトラブルなどで急落する場合も存在します。

損になる可能性は投資のプロでも予測できないため、リスクも理解したうえで投資を始めましょう。

投資する金額に注意。余剰資金を使うこと

株はあくまでも資金に余裕があるときに行うものです。

投資のために無理に資金を捻出して損をしてしまえば、自分のお金を多く失ってしまう場合もあるでしょう。

そのため投資は余剰資金を使って無理なく続けていき、成功したらその運用益を使ってさらに資金を増やしていく方法を取ることもおすすめです。

大学生でも経済の勉強になる！授業の後に取引してみよう

大学生でも株式投資は挑戦できます。

むしろ株を学ぶことは社会経済を学ぶことにも繋がるため、経済の勉強にも役立つでしょう。

ただし、株はリスクも存在するため、無理のない資金で行うことが大切です。

ネット証券であれば、授業のあとの休み時間にスマホから簡単に株の注文取引できるものもあります。

ネット証券は手数料が少なかったり、少額投資できる方法が多く用意されているため、自分に合った方法を選んで、株式投資に挑戦してみてください。

文／おかねチップス編集部
監修文／おかねチップス編集部