投資信託の利回りの相場が知りたい!購入前に知っておくべき知識
投資信託を始めるなら、利回りをはじめどれくらい稼げるのかは気になるところですよね。
投資信託の利益について注目するなら、まずは利回りについて考える必要があります。
利回りとは1年間の運用益を割合で示したもので、100%を超え、数字が大きければ大きいほど得られる利益が高いといえます。
しかし利回りは年々移り変わるものでもあるため、投資信託を始めるなら利回りの相場や運用のコツを知っておきましょう。
今回は投資信託の利回り相場について解説します。
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投資信託の利回りとは
投資信託における利回りとは、1年間でどれくらい利益を出せたかを示すものです。
例えば100万円の資金を利回り5%の金融商品で1年間運用した場合、1年間で得られる運用益はおよそ5万円となります。
もちろん利回りは年々移り変わるもので、将来的なその金融商品の利回りを知ることはできません。
そのため過去の平均利回りや目標利回りを目安に、投資信託を選ぶ必要があります。
以下では投資信託の利回りにおいて知っておきたい2つの数字について解説します。
平均利回り
平均利回りとは、1年間の投資実績を過去の一定期間から算出したものを指します。
投資信託の場合は債権の利息のように利払いが無いため、基本的には配当金・譲渡益をもとに算出することになります。
多くの証券会社では、投資信託の概要場面において平均利回り・平均収益率などのワードで表示されているため、1つの判断基準とするのが良いでしょう。
ただし、金融経済の変化から、その金融商品が平均利回りを大きく逸脱する結果を生み出す場合もあるため、あくまでも参考として数値を確認しておくことが大切です。
目標利回り
目標利回りとは、投資家が資産運用において設定する利回りの目標を指します。
例えば、1年間で10万円の運用益を生み出したいと目標を立てれば、元金100万円なら年利10%、200万円なら5%の銘柄を選ぶ必要があります。
実際には手数料や信託報酬が差し引かれるため、さらに計算は複雑になるでしょう。
そのため、目標利回りについて考えるときは各証券会社が提供している投資シミュレーターなどを活用して検討する方法がおすすめです。
利回りの平均相場は?
投資信託を活用して資産運用するなら、利回りをもとに運用益の目標を定めましょう。
以下では利回りの平均相場と、目標利回りとして定める際の運用のコツを解説します。
※当記事は個人の金融商品購入を斡旋・推奨・勧誘・媒介するものではありません。あくまでも情報提供が目的のため、当記事の情報に基づいて被った損害について、当社および情報提供者は一切の責任を負いません。投資・金融商品の購入は自己責任の範囲でご利用ください。
年利3%を目指す投資信託例
投資初心者なら年利3%を目標に、安定投資・長期運用を目指すのがおすすめです。
年利3%とは値動きが大きくない、大きな値崩れをしてしまうリスクが少ない銘柄を選べます。
過去1年で年利3%を記録した銘柄の一例をご覧ください。
・三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド:3.13%
・楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型):3.60%
・auスマート・ベーシック(安定成長):3.71%
年利5%を目指す投資信託例
年利5%を狙うなら、リスクと安定両方を取ってバランス良く銘柄を保有できる金融商品を選ぶことがポイントです。
特に長期運用を前提に年利5%の資産運用を目指すなら、不動産やREITを保有すると長期的な利益を期待できるでしょう。
過去1年で年利5%を記録した銘柄一例は以下の通りです。
・三井住友・ライフビュー・バランスファンド70(積極型):5.17%
・たわらノーロード最適化バランス(積極型):5.52%
・セゾン・グローバルバランスファンド:5.93%
年利10%を目指す投資信託例
短期間で大きく利益を伸ばしたいのであれば、年利10%を目指すのも良いでしょう。
年利10%を目指すなら、大きく業績を伸ばしているグロース株への投資を視野に入れなければいけないため、金融経済に関する深い知識を付ける必要があります。
また外国株を利用するなら株価変動はもちろん、為替リスクも踏まえて選びましょう。
過去1年で年利10%を記録した銘柄の一例は以下の通りです。
・楽天・全米株式インデックス・ファンド:10.22%
・iFree新興国株式インデックス:10.43%
・eMAXISSlim全世界株式(3地域均等型):10.80%
投資信託や積立NISAで運用できる銘柄も多く存在しますが、以上の数字が来年以降も続くとは限りません。
そのため運用の際は、含まれている銘柄や金融経済の状況に合わせて運用していくことが求められるでしょう。
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投資信託の利回りはどこを見ればいいの?
投資信託の利回りは、各証券会社の金融商品購入画面で確認できます。
多くの場合は折れ線グラフで基準価額の変動を示しており、1年・3年での変動額のほか、設定来の価額変動も検証できます。
そのため投資信託の利回りを検証する際は、購入画面の利回りグラフを確認のうえ判断しましょう。
ただし、投資信託は利回りの数値そのままの金額を受け取れるわけではありません。
投資信託には購入手数料や信託報酬など、さまざまな手数料が保有額・運用益から差し引かれる場合があり、運用額が大きければ大きいほど利益を圧迫してしまいます。
そのため利回りはもちろん、手数料額や将来的な安定性など、さまざまな側面から投資信託を選ぶことが大切です。
気になった投資信託があったら利回りを見てみましょう
投資信託の利回りについて解説しました。
利回りとは元金に対して期待できる利益の割合を指し、数字が大きければ大きいほど高い利益を期待できます。
一方で、利回りは年々変動するものでもあるため、今現在の平均利回りが高いからといって、その数字が将来的にも続くとは限りません。
そのため投資信託はこれまでの利回りはもちろん、金融経済や自分の目標とする利回りをもとに、リスクの少ない銘柄を選ぶことが求められるでしょう。
また投資信託を始めるなら、積立NISAから注目してみるのもおすすめです。
積立NISAでは投資信託でも購入できる長期運用に向いている金融商品が選択肢に含まれているだけでなく、運用益が非課税であることが魅力です。
長期・安定の資産運用を目指している方は、ぜひ積立NISAから挑戦してみてください。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
おかねチップス編集部
20代後半から40代後半にかけた、ビジネスマンがメインであり、フリーランス、パラレルワーカー、スタートアップ等の読者層が多数。数多くの著名人にも登壇頂いていると同時に各種専門記事については、記事の信頼性を最新性を担保するために、税理士や各業界のプロフェッショナルを監修に迎えたうえで、各記事を編集・校閲・確認を経て制作。
おかねチップス:https://okanechips.mei-kyu.com/
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