【2022年最新】人気急上昇中のUXデザイナーとは?需要・勉強方法・なり方を覚えておいて損はないです。
ユーザー目線でデザインを考えるUXデザイナーは、売れる商品・サービスを開発するために重要な存在です。
現在Webデザイナーとして働いていてUXデザイナーを目指したい人、全くの未経験からUXデザイナーになりたい人などもいるでしょう。
本記事では、UXデザイナーの概要や需要の状況、UXデザイナーになるための勉強方法、なり方などを解説します。
UXデザイナーとは
UXとは「User Experience(ユーザー エクスペリエンス)」の略称。
製品・サービスを通じてユーザーが得られる経験を指す言葉です。
UXデザイナーは、このUXを意識しながらユーザーが楽しい、快適だと感じるようなデザインを行う職種です。
似た仕事に、UIデザイナーがあります。
UIデザイナーもユーザー目線を重視する点は同じですが、UXデザイナーが感覚を通じたユーザーの体験・価値を突き詰める仕事であるに対し、UIデザイナーはいかにユーザーが使いやすいデザインかという実用性を突き詰める仕事です。
何を意図したデザインをするかがそれぞれ異なります。
UXデザイナーの需要
UXデザイナーの仕事に興味を引かれている人、目指したいと考えている人にとって気になるのは職種の需要でしょう。
結論から言えば、UXデザイナーは今後もある程度高い需要が見込まれます。
製品・サービスはただ作れば売れるわけではありません。
ユーザーのニーズを的確にとらえ、満足度や使用によって得られる価値を高めて、製品・サービスのクオリティを上げることが売上にもつながります。
UXデザイナーが、ユーザーが価値があると判断するような商品デザインを行うことは、マーケティングを成功させるための1つのカギと言えます。
なお、ユーザー目線に立った商品・サービス開発は、現在特別なことではなくなっています。
そのため、UXデザイナーを特別に登用せずUXを意識した開発を進める企業もあることは確かです。
ただし、UXの条件を満たしたユーザー満足度の高い商品は、誰でも簡単に開発できるわけではありません。
UXデザイナーとして企業に求められるためには、UXに関する知識やスキル、UXをデザインに落とし込むスキルなど、専門性を高めることが不可欠です。
UXデザイナーになるための勉強方法
それでは、UXデザイナーになるための勉強方法として考えられるものを紹介します。
独学する
まず1つ考えられる勉強方法は、独学でUXデザイナーのスキルを身に付けるというものです。
ネット上にUXデザインについて詳しく言及しているサイトが複数あるので、そういったサイトから知識を得るのも1つ。
また、UXデザインに関する書籍を読む学習方法もあります。
独学は自分のペースで勉強を進められるため、例えば今の仕事をしながら、隙間時間を利用するなども可能でしょう。
ただし、誰かが集中的に教えてくれるわけではなく、疑問点も全て自分で解決しながら勉強するため、必要な知識・スキルを習得するまで長い期間がかかると予想されます。
資格取得を目指す
Webデザイナー未経験であれば、Webデザインに関する資格取得を目指しながら勉強する方法もあります。
勉強は明確な目標があるほど進めやすくなるものです。
資格を取るという目標を設定することで、意欲的に勉強に取り組めるでしょう。
また、Webデザインの基礎など、幅広い知識・スキルを証明する資格もあるので、網羅的な勉強ができることもメリットです。
なお、資格は勉強のために利用できるだけでなく、UXデザイナーになった後も自分のスキルを証明するものとして活かせます。
難易度は資格によって異なるので、未経験であれば易しいレベルからチャレンジしてみてください。
スクールに通う
全くの未経験から独学だけでUXデザイナーを目指すのは簡単ではありません。
そこで、Webデザイナーを養成するスクールに通い、基本的な知識・スキルから身に付けていく方法もあります。
実際にスクールまで足を運んで受講するだけでなく、オンラインで受講できる場合も。
また、講座内容・費用などもスクールによって異なるので、自分の希望する条件に近いか、学習を進めやすいかを確認しながら選びましょう。
スクールには講師がいるため、わからない点などもすぐに教えてもらえ、知識・スキルをスピーディーに身に付けられることがメリットです。
できる限り短い期間で効率的に勉強したいなら、この方法が適しているでしょう。
ただし、スクールに通うためには入学金やレッスン料など、ある程度の費用がかかります。
現場で学ぶ
あまり経験のない状態から働き始め、現場でスキルを身に付けていく方法もあります。
採用後すぐに戦力になってくれる人材を求める企業が多いため、知識・スキルがまだない未経験者を雇用する企業を探すのはそう簡単ではありません。
しかし、例えばアルバイトで雇用し、UXデザイナーのアシスタントなどをしながら必要なスキルを身に付け、1人立ちできる頃に正社員として採用するといった人材育成を行う企業もゼロではないでしょう。
始めは現場でできることは少ないかもしれませんが、働く中で、現場で使える実践力が養えます。
UXデザイナーになるための方法
最後に、UXデザイナーになるための具体的な方法をいくつか紹介します。
UXデザイナーの求人に応募するUXデザイナーのなり方として最も一般的なのは、UXデザイナーの求人に応募する方法でしょう。
Webデザイナーとして働いた経験がすでにある人、商品・サービスの開発に深く関わった経験のある人などは、企業にアピールできるでしょう。
また、Webデザインやユニバーサルデザインなどに関する資格を持っている人も就・転職時に有利です。
高難度の資格を持っているほど、好条件の職場への採用が期待できます。
ただし、Webデザイナーの求人はかなり数多くありますが、UXデザイナーとなると求人数はやや減ります。
現在の職場でUXデザイナーを目指す
現在勤務している職場の中で、UXデザイナーを目指すというパターンもあります。
例えば今すでにWebデザイナーとして働いているなら、UXデザイナーへの転向はそう難しくないかもしれません。
エンジニアやオペレーターなど、デザインを専門としない職種からの転向となると、新たに多くのスキルを身に付けなければいけませんが、UXデザイナーになること自体は不可能ではないでしょう。
ただし、現在の勤務先がUXデザイナーを雇用していない状態だとしたら話は難しくなります。
職場にUXデザイナーの重要性を理解してもらい、登用する姿勢を持ってもらわなければいけないからです。
UXデザイナーになるための具体的なステップを考えてみよう
UXデザイナーは、Webデザインに関するスキルのほか、UXについても高い専門性を備えている必要があります。
独学で勉強したり、スクールに通ったり、現場で実践で身に付けたり、さまざまな勉強方法があり、未経験からでも目指せる職種です。
UXデザイナーに興味がある方は、ぜひこの記事を参考に、UXデザイナーになるためのステップを具体的にイメージしてみてください。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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