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WEBデザイナーの平均年収が知りたい!年収はどこまで目指せるのか?

WEBデザイナーの平均年収が知りたい!年収はどこまで目指せるのか?

WEBデザイナーとして働くなら、平均年収について知っておくことも大切です。

性別や地域・年代によって年収の相場は異なりますが、その平均値を知っておけばキャリア設計を考えるうえでも役立つでしょう。

今回はWEBデザイナーになるなら知っておきたい平均年収について解説します。

WEBデザイナーが年収を上げる方法も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

WEBデザイナーの平均年収の推移・年代別男女別で紹介

WEBデザイナー全体の平均年収は430万円です。

しかし年収幅は300万円〜800万円と幅広く、人によって大きな違いがあります。

WEBデザイナーは技術職ということもあり、日本の平均年収と比べても高い水準ですが、平均年収は性別・年代・地域でまた変動します。

以下ではWEBデザイナーの年収について、性別・地域・年代別にご覧ください。

男性

男性のWEBデザイナーの平均年収の推移をまとめます。

20〜24歳:300万円
25〜29歳:360万円
30〜34歳:430万円
35〜39歳:500万円
40〜44歳:560万円
45〜49歳:620万円
50〜54歳:650万円

上記のように、WEBデザイナー全体の平均値と大きな違いはありません。

2022年の日本の年収中央値は400万円と、日本全体の年収平均と比べても高収入とはいえない数字です。

しかし就職する企業や年代、ポジションによって年収が上がるチャンスは多く存在します。

特にWEBデザイナーは、キャリアアップの選択肢としてシステム構築を管理・支持するWEBディレクターに転身する方法もあります。

そのため「WEBデザイナー」として収入アップを目指さない方がいることも、平均年収がそれほど高くない理由の1つです。

女性

女性のWEBデザイナーの平均年収推移をまとめます。

20〜24歳:290万円
25〜29歳:340万円
30〜34歳:380万円
35〜39歳:400万円
40〜44歳:420万円
45〜49歳:410万円
50〜54歳:520万円

女性は結婚や子育てを理由に退社・非正規雇用を選択する方も多く、正社員で働き続ける男性WEBデザイナーよりも平均年収が下がる傾向にあります。

特に40代以上になると正社員WEBデザイナーとしてバリバリ働く男性と、非正規雇用で働く女性WEBデザイナーの割合が増え、年収に大きな差が生まれます。

もちろんキャリア選択によって女性も高収入を目指すことは可能です。

地域別

地域別のWEBデザイナー平均年収は以下の通りです。

北海道・東北:385万円
関東:400万円
甲信越・北陸:356万円
東海:388万円
関西:388万円
中国:341万円
四国:338万円
九州・沖縄:353万円

参照:求人ボックス Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料

WEBデザイナーは都市圏の平均年収が高い傾向にあります。

都心はデザイン会社に限らず大手企業がオフィスを連ねており、高収入を目指したい方や大手企業での仕事がしたいのであれば、まず首都圏での仕事を検討しましょう。

しかし働き方の選択肢は増えてきており、大手企業のなかにもフルリモートで働ける企業が増えています。

そのため地方で年収アップを目指すなら、通勤圏内の企業だけでなく、フルリモートでWEBデザイナーを募集している企業に目を向けるのも良いでしょう。

企業別

WEBデザイナーの年収は企業によっても違いがあります。

まずは企業の規模別の初年度の年収相場についてご覧ください。

小規模企業(100名未満):300万円
中規模企業(1,000名未満):340万円
大規模企業(1,000名以上):400万円

規模の程度はあくまでも目安ですが、規模が大きければ大きいほど、年収相場も高い傾向にあります。

特に有名企業では年収500万円も可能なため、規模の大きい企業への転職で年収アップを目指すのも選択肢の1つです。

年代別

WEBデザイナーの年代別年収相場は以下の通りです。

20〜24歳:290万円
25〜29歳:350万円
30〜34歳:410万円
35〜39歳:450万円
40〜44歳:520万円
45〜49歳:580万円
50〜54歳:550万円

WEBデザイナーは実務経験も年収アップに影響するため、年齢が高くなればなるほど年収相場も高い傾向にあります。

特に40代以降になると役職に就く場合も多く、年収は跳ね上がります。

年収の上がり幅は企業やスキル・経験次第でも変わるため、相場を確認しつつ自分のキャリア設計に合致した働き方ができる企業を選ぶことが大切です。

webデザイナーの年収格差の原因

WEBデザイナーは人によって数百万円もの年収格差が見られます。

その原因は働いている会社や本人の評価が異なることが原因として挙げられます。

WEBデザインは「依頼主からデザイン依頼を引き受ける」ことで収益が発生する、いわば「下請け」の立ち位置です。

そのため立場が弱い会社であればあるほど、安い報酬で依頼を引き受けざるをえない場合もあり、支払われる報酬も安くなっていきます。

そうした会社で働いている場合は年収がなかなか上がらないことで苦悩する場面も出てくるでしょう。

またWEBデザイナーが年収を上げる方法として、自社内での評価を上げて出世する方法か、デザイナーとしての実力を上げて年収の多い他社に転職する方法が挙げられます。

いずれの場合も、WEBデザイナーとして優れた技術力を持ち合わせていたり、ほかの社員をまとめられるだけのコミュニケーション能力や人望が求められる方法です。

こうした能力は自力で身につけていくほかないため、人によって年収格差が生まれるのです。

WEBデザイナーが年収を上げる方法

WEBデザイナーが年収を上げるには、ただWEBデザイナーとして働き続けるのではなく、能動的にスキルアップを目指すことが重要です。

ここではWEBデザイナーが年収を上げるための方法を3つご覧ください。

WEBデザイナーとしての技術を上げる

WEBデザイナーとして評価を高めるため、まずはデザイン技術を高めましょう。

今持っている知識をさらに深めるだけでなく、WEBサイト構築やWEBマーケティングなど、デザインしたサイトの評価をより高めるための技術や知識を身につければ、WEBデザイナーとしての信頼が高まります。

できることの幅が広がれば、それだけキャリアアップや転職の幅も広がり、より年収を上げられる選択肢も見えてくるでしょう。

キャリアアップを視野に入れる

WEBデザイナーとしてそのまま働き続けるのではなく、ほかのIT系職種にキャリアアップすることも選択肢の1つです。

WEBデザイナーのキャリアアップの選択肢として、以下が挙げられます。

WEBディレクター:WEBサイトの制作・構築を指揮する職種
フロントエンドエンジニア:ユーザーの目に入る部分のWEBサイト構築をする職種
UIデザイナー:ユーザー視点でのわかりやすさを追求したサイト・アプリを構築する職種

いずれの職種も、さらに高いWEBデザイン技術やプログラミング技術、コミュニケーション能力などが求められます。

年収を上げるきっかけにもなるため、キャリアアップも視野にスキルを磨きましょう。

年収の高いほかの企業への転職を検討する

WEBデザイナーの年収は、働いている企業によっても左右されるため、より給料の高い企業への転職を検討する方法もおすすめです。

WEBデザイナーの平均年収は、企業規模により初年度から50万円以上もの差があります。

さらに有名企業のWEBデザイナー募集は平均年収500万円以上と、さらなる高収入も目指せるでしょう。

IT系職種は企業によって受けられる仕事には限界があるため、年収アップを考えるなら好条件で働ける企業に視野を向けることが重要です。

WEBデザイナーは転職・キャリアアップを視野に年収アップしよう

WEBデザイナーの平均年収は430万円ですが、年収幅は広く、人によって数百万円もの差が生まれる場合もあります。

その差はWEBデザイナーとしての手腕はもちろん、働いている企業が請け負っている仕事内容によっても大きく左右されるでしょう。

そのため年収アップを目指すなら自社内でのキャリアアップはもちろん、転職を視野に入れるのもおすすめです。

しかし転職は求人探しから面接の準備まで何かと手間が掛かりがちのため、「せめて求人探しの手間は減らしたい」と考えている方も多いですよね。

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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部

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