WEBデザイナーは何から始めるべき?初心者が独学でスタートするロードマップ
WEBデザイナーになる方法の1つとして、独学で知識や技術を身につける方法が挙げられます。
しかし初心者が独学でWEBデザイナーを目指すには、勉強の工夫が必要なので、綿密に学習計画を立てて進めていくことが大切です。
そこで今回は、WEBデザイナーを目指すには何から始めるべきなのか、勉強の流れや学習方法について解説します。
スクールや教育機関に通わず独学でWEBデザインを学んでいきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
WEBデザイナーを独学で何から始めるのか|目標の設定
独学でWEBデザイナーになるなら、まずは学習計画を立てることが大切です。
計画的に必要な勉強を進めて、WEBデザイナーに就職するまでの筋道を立てましょう。
学習計画を立てるうえでまず設定したいのが「目標」です。
「いつまでに何を習得するのか」を計画して、勉強を進めていくことが基本です。
綿密にスケジュールを立てて、日にちや期間を定めて1つずつ学習していきます。
目標設定の指標として、WEBデザイン関連の資格試験の合格を目指すのも良いでしょう。
期間を明確に設定できるだけでなく、合格すればWEBデザイナーとして就職する際に有利にはたらくので、資格試験に参加しながら学習を進めていく方法もおすすめです。
WEBデザイナーを独学で何から始めるのか|必要な道具
初心者が独学でWEBデザイナーを目指すなら、まずは教材を揃えていくことから始めましょう。
初心者が必ず揃えておきたい教材についてご紹介します。
パソコン
WEBデザインはパソコンで作るものなので、実践的な技術を身につけるならパソコンは不可欠です。
パソコンの操作に慣れることから始め、少しずつWEBデザインの扱いや制作の流れを学んでいきましょう。
特にこれからパソコンを購入するのであれば、WEBデザイン構築を前提にスペックが高めの機器を選ぶことがおすすめです。
SSD:256GB〜
メモリ:16GB〜
CPU:Core i5〜
現場で使われる実践的なソフトウェアを使用するなら、以上のスペックがあると安心です。
SSDやメモリが上記を下回ると、ソフトの操作が遅延したり、処理落ちしてしまう可能性があるため、メモリ容量を意識しながら用意しましょう。
デザインソフト
WEBデザインを構築するなら、デザインソフトは欠かせません。
特に定番なのがアドビ社の「Illustrator」「Photoshop」の2種類です。
これらのソフトは現場のWEBデザイナーも使用している場合が多く、操作に慣れておくに越したことはありません。
ただし、いずれも有料ソフトのため、コスト的に厳しい場合は「Photoshop」のみを揃えることがおすすめです。
PhotoshopではWEBサイトの書き出しにも特化しており、実際の構築で使われることが多いため、より操作に慣れておきたいソフトです。
ドメインやレンタルサーバー
WEBデザイナーを目指すなら、実際にWEBサイトを構築しながら技術を吸収していくことが一番です。
そこでWEBサイトを解説するためのドメインやレンタルサーバーを用意し、デザインソフトで構築したデザイン内容を元にWEBサイトを構築してみましょう。
WEBサイトは自分がWEBデザイナーとして制作したポートフォリオを紹介するなど、就職活動におけるアピール材料として活用できます。
WEBデザイナーに向けて独学勉強法
独学でWEBデザイナーになるためには、デザイン・コーディングをはじめ、さまざまな知識をゼロから学習していく必要があります。
しかしデザインは、ただ知識を吸収するだけでなく、現場で役立つ技術として吸収する必要があるため、勉強法に悩む方もいるのではないでしょうか。
ここではWEBデザイナーになるなら押さえておきたい独学での勉強法をご紹介します。
デザインの勉強法
デザインの勉強法は大きく分けると以下の2つです。
さまざまなWEBサイトを閲覧してデザインを蓄積する
デザインソフトを触りながら制作方法を学んでいく
WEBサイトを構築するなら、WEBサイトのデザインについて知ることが大切です。
そこでまずは数多くのWEBデザインを閲覧し、デザインの引き出しを増やしましょう。
デザインの引き出しを増やすことは、WEBデザイナーになってからも不可欠です。
そしてデザインソフトを実際に触りながら、基本的な操作方法やWEBデザインの作り方を学んでいくフェーズへと進みます。
最初は簡単に、自分の好きなデザインを作成することから始めて、少しずつできることを増やしましょう。
コーディングの勉強法
WEBデザイナーは制作したデザインをWEBサイトに落とし込むため、HTMLやCSSを使ってコーディングしていくことも業務の一環です。
そこで、HTMLやCSSなどを使ったコーディングの勉強も欠かせません。
HTMLやCSSはプログラミング言語の中では習得難易度が低い部類ですが、プログラミング自体が初めての方にとっては、わからないことだらけでしょう。
そのためWEB上で紹介されている教材や書籍を活用しながら、HTMLやCSSを基礎から学んでいくことが大切です。
最初はWEBデザインではなく、ブラウザ上に文字を配置するだけなど、簡単なコーディングから学びましょう。
JavaScriptの勉強法
HTMLやCSSの扱いに少しずつ慣れてきたら、JavaScriptの学習に入りましょう。
JavaScriptは多くのWEBデザインやシステムに使われている定番のプログラミング言語です。
プログラミングソフトを活用して実際に構築しながら学べるので、基本的な構文・文法から学びましょう。
WEBデザイナーはデザイン構築が基本ですが、企業によってはWEBサイトに組み込むためのコーディング業務まで任されることも多く、JavaScriptを扱えればさらに仕事の幅が広がります。
実務に入ってから覚えるのでは間に合わないため、事前に押さえておくと役立つでしょう。
またJavaScriptは基礎的なプログラミング言語で、覚えておけば他の言語の習得スピードも格段に早くなるので、IT業界で活躍するならぜひ押さえておきたい技術です。
WEBデザイナーを独学で勉強するときのおすすめサイト
WEBデザイナーになるため独学で知識や技術を吸収していく際も、教材は欠かせません。
教材は書籍などを活用する方法が定番ですが、無料で公開されているWEBサイトを利用する方法もおすすめです。
なかでも初心者から独学で学ぶなら活用したいサイトについてご覧ください。
Progate:WEBデザインに関するコーディング技術をゼロから学習できるサービス
ドットインストール:短時間の動画でプログラミングの基礎を学べるサービス
SkillHub:WEBデザインに関する講座や実践講義を閲覧できるサービス
codepre:オンラインでソフトを活用せずコーディングを学べるサービス
いずれのサービスも無料から学習をスタートでき、目的に応じて有料コンテンツも活用できます。
無料コンテンツは会員登録してすぐに閲覧できるので、ぜひ気になるサービスから利用してみてください。
まずは独学でWEBデザイナーを目指してみよう
WEBデザイナーは独学で勉強を始めることも可能で、実際に最前線で活躍しているWEBデザイナーのなかにも、独学からスタートした方が多く存在します。
独学する際は基礎的な知識を付けるほか、デザイン・コーディングに関する実践的な技術を習得することが大切です。
WEBデザイナーになるなら自分に合った学習方法・教材を活用して、計画的に学びましょう。
ある程度知識や技術を習得したら、次は実地での経験を積んでいくことが大切です。
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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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