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UIデザイナーの年収・給料はどのくらい?

UIデザイナーの年収・給料はどのくらい?

UIデザイナーとして働くなら、その年収や給料相場についても知っておきたいところです。

どんなに好きな仕事でも、収入が見合っていなければやりがいやモチベーションの維持は難しいため、年収相場を把握して就職・転職活動に挑みましょう。

そこで今回は、UIデザイナーの年収・給料相場についてまとめました。

UIデザイナーが年収を上げるための方法も合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてください!

UIデザイナーの年収・給料はどのくらい?

UIデザイナー全体の年収相場は約450万円です。

日本全体の平均年収は430万円のため、UIデザイナーの給料は平均と比べてもやや高収入であることがわかります。

UIデザイナーはWEBデザイン・システム開発をはじめ幅広いIT知識や実績が問われる仕事のため、年収も高めに設定されていることがその理由です。

しかしUIデザイナーは企業によって年収幅が広く、下限は年収300万円台から、高い人では年収1,000万円を超えるなど、人によって大きな差異があります。

これは勤続年数や勤めている企業によって変わり、UIデザイナーとして働くなら、その企業でどれほどの年収を目指せるかをチェックしておくことも大切です。

以下では、有名企業や人気ジャンルのUIデザイナーの年収相場について解説します。

◆参照:求人ボックス 給料ナビ|UIデザイナーの仕事の年収・時給・給料

LINEのUIデザイナーの年収

スマホアプリをはじめ幅広くコンテンツ展開を広げるLINE株式会社のUIデザイナーの平均年収は300万円〜500万円台(※初年度)です。

月収平均に換算すると30万円ほどと平均的な水準ですが、LINEでは万全の教育制度と待遇が整っています。

また採用面接時に提出するポートフォリオや過去の実績・経歴を踏まえて給与が決定されることも特徴の1つです。

ゲームのUIデザイナーの年収

ゲームのUIデザイナーの年収相場は600万円、実績によっては1000万円を超える場合もあるなど高水準です。

ゲームのUIデザインは一般的なアプリ開発とはデザインの仕組みや考え方が大きく異なります。

また動的なデザインや3D・グラフィックを組み込んだデザインなど、さらに幅広い技術や知識が問われるため、高収入を望めます。

ただし、高収入を提示している企業はほとんどがUIデザイン・WEBデザインの実務経験がある人のみ受け付けているため、キャリアアップの選択肢の1つとして視野に入れると良いでしょう。

UIデザイナーの年収が高い都道府県

UIデザイナーの年収が高い都道府県トップ3は「東京・神奈川・千葉」の関東圏に集中しています。

これはUIデザイナーを募集している企業が少ないほか、一部上場企業が実務経験があることを前提に募集しているケースが多いからです。

UIデザイナーは「使いやすさ」や「システムとの親和性」を踏まえたWEBコンテンツのデザイン・設計が主な仕事で、実はWEBデザイナーとの境界線は曖昧です。

そのため全国的にはUIデザイナーの仕事も含め「WEBデザイナー」として募集する企業も見られます。

そのため「UIデザイナー」としての募集は関東圏を中心に、都市圏にオフィスを置く大規模なWEB制作会社に限られます。

もちろん関東圏以外でもUIデザイナーの募集を行なっている企業は見られるので、仕事内容や求められる能力をよくチェックして、UIデザイナーの募集を探しましょう。

以下では本人のステータス・働き方別に、UIデザイナーの年収相場を解説します。

年齢別UIデザイナーの年収

年齢別のUIデザイナーの平均年収は以下の通りです。

20〜29歳:320万円
30〜39歳:430万円
40〜49歳:515万円
50〜59歳:560万円

UIデザイナーはWEBデザイン・UIデザインに関する幅広い知識が求められるため、実務経験も年収に大きく影響します。

そのため年齢が高くなればなるほど年収相場も高まり、高収入を期待できる仕事です。

もちろんUIデザイナーの年収は、働く企業によっても異なります。

20代のうちは経験を積める企業でUIデザイナー・WEBデザイナーとして働き、ある程度実績を積んだら高収入を目指せる企業に転職するなど、転職も視野に入れてキャリア設計を考えることが大切です。

男女別UIデザイナーの年収

男女別のUIデザイナーの年収相場についてご覧ください。

20〜29歳:男性 330万円 / 女性 300万円
30〜39歳:男性 470万円 / 女性 390万円
40〜49歳:男性 560万円 / 女性 410万円
50〜59歳:男性 630万円 / 女性 510万円

以上のように、男性と女性では年収幅が大きく広がることがわかります。

年収に差異が生まれるのは結婚・子育てが理由で、出産・育児に専念する期間が短い男性の方が、出世や年収アップに有利であることが日本の現状です。

もちろん女性の場合も、キャリア設計や実力によっては高収入を期待できます。

UIデザイナーが年収をアップさせる方法は?

UIデザイナーとして働くなら、ただ現場の仕事に対応するだけでなく意識的に年収アップのために行動を起こすことも大切です。

年収が上がるよう工夫して動けば、金銭的に余裕を持って働けるだけでなく、UIデザイナーとしての評価を高めることにも繋がるでしょう。

ここではUIデザイナーが年収を上げるための方法を3つご紹介します。

UIデザインに関する知識や技術を高める

UIデザイナーが年収を上げるため、まずはUIデザインに関する知識や技術を高めましょう。

UIデザイナーとして「現場で対応できること」が増えれば、それだけ重宝される人材となり、社内での評価が高まるほか、就職・転職にも有利に働きます。

そのために押さえたいのが、WEBデザイン・UIデザインに関する知識を深め、常に新しい技術やトレンドにアンテナを張ることです。

新しい技術は需要が高い一方で、現場で対応できる人材が少ないため、それらの技術も網羅していると、高く評価されるでしょう。

知識や技術を身につけたことを証明するため、UIデザインに関連する資格試験を利用するのもおすすめです。

高待遇な企業に転職する

UIデザイナーをはじめ、IT業界では1つの会社で生涯働き続けるよりも、転職する方が高収入を目指せます。

技術者の収入は本人の実力はもちろん企業の評価、ひいては「どれくらい依頼が入ってくるか」で変わるため、一企業で働き続けても、収入の上がり幅には限界があるでしょう。

対して高収入を目指せる大手企業は未経験では募集しておらず、高収入な中途採用枠のみ設けている場合もあります。

そのため1つの企業である程度実績と経験を積んだら、さらに年収が高い別の企業への転職を検討しましょう。

キャリアアップを視野に入れる

UIデザイナーは生涯UIデザイナーでいる必要はなく、別のIT系職種に転職するのも選択肢の1つです。

特に年収アップを前提にキャリアアップを考えるなら、WEBディレクターやプロダクトマネージャーなど、技術者を取りまとめるポジションを目指すのも良いでしょう。

WEBディレクターなどのリーダー職種は、IT技術に関する幅広い知識を有するだけでなく、開発チームをまとめるだけのコミュニケーション能力やリーダーシップも求められます。

人の上に立つ仕事のためより責任が大きい仕事ではありますが、それだけ高収入を期待できる職種でもあります。

WEB開発の現場で別のポジションで携わることも視野に入れながら働いていくと、より年収アップを目指せるでしょう。

着実にキャリアを積んで高年収UIデザイナーを目指そう

UIデザイナーの年収相場や年収を上げる方法について解説しました。

UIデザイナーはWEBデザインに関する幅広い知識や技術が問われますが、年収相場も高く金銭的に余裕を持って働きやすい職種です。

WEBデザインに関する知識を深めたり、キャリアアップを視野に入れればさらなる高収入も目指せるので、自分に合ったキャリアプランを考えながら働きましょう。

しかしUIデザイナーは、募集枠が限られており求人探しが難航しやすいことも現状です。

そこでおすすめしたいのが、おかねチップスの新機能「サクサク仕事探し」です。

サクサク仕事探しでは、UIデザイナーの求人も簡単に検索できる機能を備えており、多くの求人をご紹介しています。

UIデザイナーとして就職・転職を考えている方は、ぜひサクサク仕事探しも活用してみてくださいね。

文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部

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