【エンジニアとはどんな人?】エンジニアの意味と仕事内容・適性をわかりやすく説明します!
近年、需要が多く人手不足と言われている注目の職種「エンジニア」について、興味を持つ人は増えているのではないでしょうか。
しかしながら「エンジニア」という言葉はよく聞きますが、実際にどんな仕事なのかを具体的にイメージできる人は多くありません。
今回は「エンジニア」について、「どんな仕事内容なのか」「どんな人がエンジニアに向いてるのか」など、わかりやすく説明していきますので、エンジニアについて気になっている人はぜひ参考にしてくださいね。
エンジニアとは
「エンジニア」とは「技術者」という意味で、工学に関する知識・技術を持ち、その知識を用いてプロダクトの開発・設計・運営に携わる技術者の総称です。
一口に「エンジニア」といっても、何のエンジニアなのかによってその仕事内容は大きく異なります。
機械系のエンジニアも同じエンジニアですが、近年では「エンジニア」=「ITエンジニア」として使われることも多く、ITエンジニアの中でも細分化されて多種のIT系エンジニアが存在します。
今後さらに人手不足が予想されている「エンジニア」とは、インターネット関連の専門知識があるIT系エンジニアのことを指しており、急速に発展するIT技術に追いついていけるエンジニアはとても需要が高くなっています。
エンジニアの種類と仕事内容
開発系エンジニア
インフラ系エンジニア
その他のエンジニア
エンジニアは大きく3つの分類に分けられますが、その中でもさらに細分化されたエンジニアが複数存在しています。
ではそれぞれの種類と仕事内容をみていきましょう。
「特に多くの方が活躍している6種類のエンジニア」を知りたい方は、こちらでご紹介しています!
開発系エンジニア
開発系エンジニアは、決められた仕様のプロダクトのシステム開発・設計・保守・運営などトータルでプロジェクトに携わる仕事です。
どんなプロダクトを開発するかによって必要とされる知識・スキルが異なるため、プログラマーにおいては使用するプログラミング言語も違う場合があるので注意が必要です。
効率よく良いシステムを開発する上で、クライアントだけでなく開発チームメンバーとのコミュニケーションも重要な仕事の一つです。
では、主な開発系エンジニアを見ていきましょう。
システムエンジニア(SE):要件定義・設計・構築などトータルで開発に携わる
プログラマー:プログラムの構築(コーディング)
アプリケーションエンジニア:アプリケーションの開発
組み込みエンジニア:家電等に組み込むためのソフトウェアの開発
AIエンジニア:AIの「機械学習」のための設計・構築・運用
Webエンジニア(フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニア)インターネット上で利用できるWebサイトやアプリの開発
ゲームエンジニア:ゲーム開発
テストエンジニア:仕様書通りに作られているかテストし、発見したエラーやバグを修正する
新しい技術に携わるエンジニアは今後も増えて行くと予想されます。
複数のエンジニアの仕事をまたいでいることもありますが、より幅広い知識を持つ開発系エンジニアの需要が高まっています。
インフラ系エンジニア
インフラエンジニアとは「IT infrastructure engineer」の略で、主にシステム導入時に必要なネットワーク関連の設計・構築・保守を専門に行う仕事です。
ネットワーク構築に必要なソフトウェアの導入やセッティング、同時に実際のネットワーク回線やサーバ、ストレージなどハードウェアの設置も含みます。
様々な環境での設置に対応できる知識と技術が必要な上、クライアントとのコミュニケーションも重要になります。
クライアントとの契約やシステムの種類によって違いはありますが、システムの安定稼働を目指してトラブルには24時間対応することもあるハードな仕事でもあります。
サーバエンジニア:サーバの選定・調達・設置など
ネットワークエンジニア:ネットワーク構築・設置・保守など
データベースエンジニア:データベースの開発・設計、運用・管理など
セキュリティエンジニア:セキュリティ全般、インターネットセキリティシステム導入など
クラウドエンジニア:インターネット上のクラウドサービスを利用したシステムの管理など
クラウドエンジニアは比較的新しいエンジニアの一つです。
最近では社内にサーバを持たずにクラウドサービスを利用する企業も増えてきたため、クラウドに関する専門知識を持つ人材が必要になり、今後も需要は伸びて行くと思われます。
その他のエンジニア
他にも、様々なエンジニアが活躍していますので、その一部をご紹介します。
フルスタックエンジニア:複数のITスキルを持つエンジニアで、複数のエンジニアの仕事を一人で担うことができる
セールスエンジニア:IT知識と技術を持ち、技術的なサポートもできるセールス担当
ITコンサルタント:IT関連において、企業のシステム導入の支援やアドバイスをする
ブリッジエンジニア:オフショア開発などで、海外企業との間に入り円滑にコミュニケーションが取れるよう橋渡しの役目をする
データサイエンティスト:ビッグデータを扱い、データに基づいた情報の収集や分析を専門に行う
社内SE:社内システムの企画・開発・運用・保守、ヘルプデスク等のサポート業務も行う
専門的な深い知識を持つ多種多様なエンジニアがいますが、企業側にとっては経費削減や作業の効率化という意味でも、一つのプロジェクト開発で複数の知識を持つフルスタックエンジニアの需要が高まっています。
エンジニアの適性は?向いている人の特徴
存在しないものを0から作り上げていくのがエンジニア。
エンジニアは直感で動くのではなく、計算やデータに基づいた根拠のある施策を適切にコーディングし、人の役に立つプロダクトを作り上げる仕事です。
PCに向かうだけの仕事というイメージもありますが、実際はクライアントやチームメンバーとの円滑なコミュニケーションも必須です。
エンジニアには適性があり、向いている人とそうでない人がいますので、ここでどんな人がエンジニアに向いているのか、エンジニアに向いている人の特徴をあげていきましょう。
・IT業界関心を持ち、常にアンテナを立ててる人
・トレンドに対して敏感な人
・コミュニケーション能力がある人
・向上心がある人
・論理的な思考ができる人
・柔軟に対応できる人
「エンジニアに向いている人の特徴」をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック!
安定したレベルの高いものを作り上げるには理論的思想や柔軟性が大事ですが、それを支えるのはコミュニケーション能力やIT技術に対する関心・興味、そしてそのIT技術の進化についていける向上心もなくてはならないものです。
常に新しい技術でより質の高いものを創り出すという好奇心や勤勉さを持つ人材は、今後も活躍していくエンジニアに成長していくでしょう。
エンジニアになりたいと思ったら
今後エンジニアが注目される中、もしあなたがエンジニアになりたいと思ったら、まずはどの分野のエンジニアになりたいかを見ておきましょう。
多種あるエンジニアの中でも、どのエンジニアになりたいかで勉強すべき内容が大きく違ってきます。
今は知識やスキルがなくても、IT業界に興味がある人ならきっと良いエンジニアに成長できます。
進化の速いIT技術には、常にスキルアップを心がけて頑張りましょう。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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