【どれくらい稼いでるの？】動画クリエイターの年収はいくらくらいなのか

「動画クリエイターに興味があるけれど、どれくらい稼げるの？」

「どうすれば、稼げる動画クリエイターになれるの？」

このようにお悩みではないですか？

近年、動画クリエイターは、将来性の高い仕事として人気を集めていますが、実際にどのくらい稼げるのか気になるところです。

この記事では、動画クリエイターの年収について、働き方による違いや、これから年収を上げるための方法を解説します。

動画クリエイターを目指したい人だけでなく、すでに動画クリエイターで年収を伸ばしたい人にも参考になる内容です。

ぜひ最後まで読んでみてください。

動画クリエイターの年収は幾らくらいなのか

動画クリエイターの年収は、どのくらいなのでしょうか？

ここでは、動画クリエイターの年収について、正社員、派遣・アルバイト、フリーランス、副業の4つの働き方に分けて解説します。

正社員の年収

求人ボックスの求人ナビによると、映像制作における正社員の平均年収は、約449万円です。

ただし、勤務する会社が大企業か中小企業かによって、以下の通り平均年収は異なります。

大手映像制作会社に勤務する正社員（大企業の正社員）：年収700万円〜1,000万円

中堅の映像制作会社や下請け会社（中小企業の正社員）：年収500万円前後

このように年収に差があるのは、中小の映像制作会社は大手から仕事の委託を受けることが多いため、それだけ得られる利益が少なくなるからです。

映像制作全体の平均年収は、ほかの職種を含めた日本全体の平均年収より高い傾向にある一方で、勤務する企業によっても年収差が大きいといえます。

求人ボックスの求人ナビ

派遣・アルバイトの年収

動画クリエイターには、派遣・アルバイトとして働く方法があります。

求人ボックスの求人ナビによると、映像制作における派遣社員とアルバイト・パートの平均時給は以下の通りです。

動画クリエイター（派遣社員）の平均時給：1,665円

動画クリエイター（アルバイト・パート）の平均時給：1,019円

上記の平均時給をもとに、月20日・1日8時間勤務をおこなった場合の年収を算定すると、それぞれ以下の通りです。

動画クリエイター（派遣社員）の年収：319万6,800円

動画クリエイター（アルバイト・パート）の年収：195万6,480円

フリーランスの年収

フリーランスの動画クリエイターは、スキルによって年収が大きく異なります。

たとえば、正社員として高いスキルを身につけたうえでフリーランスとして独立した場合、年収1,000万円を超えることも可能です。

一方で、スキルが不十分な場合には仕事を得ることが難しいため、派遣社員やアルバイト・パートの年収に届かないケースもあります。

また、フリーランスになると自分で営業をおこない、仕事を探さなければなりません。

そのほか、経理面も会社と違って自分でおこなう必要があります。

フリーランスの動画クリエイターとして年収を上げるためには、スキルや経験のほか、業務周りの雑務も計画的におこなう時間管理能力が不可欠です。

副業する場合

副業で動画クリエイターとして働く場合はどうでしょうか？

副業で仕事を得るには、クラウドソーシングを利用する方法があります。

クラウドソーシングの動画制作案件では、5分程の短い動画制作が1本5,000円前後、10分以上のものになると5万円以上の案件も見られました。

副業となると、本業の合間におこなう必要があるため、どれだけ時間を充てられるかによって収入に差が生じます。

たとえば、毎週末に1本短い動画制作を行うとすると、月2万円の収入になります。

10分以上のものになると、月20万円も可能です。

スキルを身につけることで、安定して副収入を得られるのが動画クリエイターの魅力の1つです。

動画クリエイターの年収を上げていきたい！そんな時に取る方法は？

動画クリエイターとして年収を上げていくためには、どのような方法をとれば良いのでしょうか？

ここでは、3つの方法について解説します。

動画クリエイターとしてのスキルを上げる

動画クリエイターとして年収を上げるには、スキルを身につける必要があります。

具体的には、動画編集ソフトに関するスキルや撮影スキル、音声・照明に関するスキルなどです。

動画クリエイターには、以下の通り様々な業務があります。

・プロデューサー

・ディレクター

・カメラマン

・エディター

・CGデザイナー

・カラリスト

上記の業務を分担して、1つの動画を作り上げることが一般的ですが、複数の工程を担当できるようになると年収アップが可能です。

また、最近はVRやARといった新しい技術も生まれています。

最新技術に関するスキルを身につけ、動画制作に活かせるようになると、ほかの動画クリエイターと差別化が可能です。

おのずと年収もアップすることでしょう。

このように、年収を上げるためには自身のスキルを伸ばすことが不可欠です。

動画クリエイターとしてキャリアアップする

動画クリエイターとして年収を上げるには、キャリアアップも重要です。

動画制作には、大きく分けて2つの工程があります。

1つは動画の企画や進行管理をおこなう工程、もう1つは動画の撮影や編集をおこなう工程です。

そして、企画・進行管理をおこなう工程のほうを上流工程と呼び、年収は高い傾向にあります。

このため、動画クリエイターとして年収を上げたいのであれば、上流工程へのキャリアアップがおすすめです。

転職を考える

動画クリエイターとして年収を上げるには、転職も選択肢の1つです。

正社員の年収でも解説しましたが、大手の制作会社か中小規模の制作会社かによって、年収は変わります。

また、現在の会社以上に、あなたのスキルを求める会社に出会えるかもしれません。

将来的に年収アップを見込めない会社に勤務しているのであれば、転職を検討するのも1つの手です。

動画での発信が増えてきた今が年収を上げるチャンスです

この記事では、動画クリエイターの年収について、働き方による違いや、年収を上げるための方法を解説しました。

動画クリエイターには、正社員、派遣・アルバイト、フリーランス、副業の4つの働き方があり、正社員では中小企業に比べて大企業の社員のほうが年収が高い傾向にあります。

また、スキルのある動画クリエイターであれば、フリーランスとして独立すると年収1,000万円超えも可能です。

働き方の違いはありますが、動画クリエイターとして年収を上げるには、スキルを身につけること、キャリアアップすること、転職を検討することの3つが重要といえます。

動画での発信が増えている状況を見ても、動画クリエイターは将来性の高い仕事です。

このチャンスを逃さず、スキルのある動画クリエイターとして、年収アップを目指しましょう。

なお、おかねチップスの求人機能「サクサク仕事探し」には、様々な職種の募集が掲載されています。

動画クリエイターの仕事も掲載される場合がありますので、是非ご覧になってみてください。

文／おかねチップス編集部
監修文／おかねチップス編集部