【企業を支える仕事】バックオフィスの年収相場はいくらくらいなの?!
仕事を選ぶ大切な基準の1つとして年収があると思います。
「このままでいいのかな」「今の年収で今後生活ができるかな」といった不安を感じ悩む方も多いのではないでしょうか。
仕事をするなら少しでも年収が高いほうがいいですよね。
そこで今回の記事では、バックオフィスの平均年収についてまとめてみました。
これからバックオフィスの仕事を考えている方や現在バックオフィスで仕事をされている方に参考になる内容になっていますので、ぜひチェックにしてみてください。
バックオフィスの平均年収額は?
バックオフィスの平均年収について見ていきましょう。
一般企業と外資系企業でそれぞれ分けて紹介していきます。
バックオフィスの平均年収の確認をする前に、年収を比較しやすいよう全国の給与所得者の平均年収を記載します。
国税庁が公表している『令和3年分 民間給与実態統計調査』によると全国の給与所得者の平均年収は443万円となっています。
この数値と比較をしながら見ていきましょう。
一般企業
一般企業でのバックオフィスの平均年収を調査したところ、約511万円ということがわかりました。
このデータはindeed(インディード)を参考にしたものになります。
全国の給与所得者の平均年収443万円よりも、バックオフィスの平均年収が高いことがわかったと思います。
しかし、バックオフィスの平均年収は働く地域によって異なり、都心部で働いている方と地方で働いている方の年収は変わってきます。
都心部だけで見ればさらに平均年収は高く、都心部以外で絞れば平均年収は下がることもあり、職種によっても変わってきます。
一般的には、専門スキルが必要ないと言われる総務や一般事務、人事などがありますが、中には専門的な知識やスキルが必要となる経理や財務、法務などもバックオフィスに含まれます。
バックオフィスの中でもこのような専門スキルを有する部署に関しては平均年収が高く、管理職になれば年収1,000万円以上を目指すこともできるでしょう。
外資系企業
次に外資系企業のバックオフィスの平均年収を見ていきたいと思いますが、残念ながらバックオフィスだけの平均年収を表している情報はなかったため、外資系企業全体の平均年収で見ていきます。
外資系企業の平均年収は800万円と言われています。
この数値はマイナビAGENT(エージェント)を参考にしています。
外資系企業の平均年収は全国の給与所得者の約1.8倍と高水準となっています。
外資企業の年収が高い理由として4つありますので見ていきましょう。
まず1つ目は成果型であることです。
外資系企業の多くは成果に応じて給料が変動するといったことが関係しています。
2つ目は、企業規模が大きいことが理由に挙げられます。
企業規模が大きい=資金力があるということになります。
資金力が大きければ、当然社員の給与水準は高くなります。
3つ目は、退職金制度を設けていないということ。
4つ目は、終身雇用という考え方がなく、より優秀な人材を確保するため年収を高くしているということです。
このような理由から外資企業の平均年収は高いとされています。
バックオフィスの仕事で年収を上げるには?
ここまでバックオフィスの平均年収についてお伝えしてきました。
この記事を読んでいる方の中には、「自分の年収のほうが低い」と感じた方もいると思います。
今バックオフィスで働いており、年収を上げたいと考えている場合は、いくつかポイントがありますので紹介していきます。
スキルの向上
バックオフィスには様々な職種があります。
前章でも少し触れていますが、専門的なスキルを必要とされる部署もあり、スキルを身に着けることで年収アップに繋がります。
スキル向上のために、資格を取得することも有効な手段となり、高いスキルを身に着けることができれば役職に就ける機会も多くなるでしょう。
資格手当や役職手当により年収を上げることができます。
コミュニケーション能力の向上
バックオフィス業務において、コミュニケーション能力は必須になります。
バックオフィスは他部門と関わることも多いため、仕事をスムーズに進めるためにもコミュニケーション能力が求められます。
職場で報告や連絡をしっかり行える人は仕事ができますし、周りから信頼される人材になるでしょう。
積極的にコミュニケーションを取ることで、上司に気に入られ昇進しやすくなるといった話しもめずらしくありません。
そのようなことからコミュニケーション能力は必要と言えます。
会社への貢献度を上げてインセンティブを狙う
企業によって異なりますが、目標を達成した際に報酬としてもらえるのがインセンティブになります。
インセンティブは、個人の成果や成績が会社に評価されることでもらえる報酬になるため、会社に貢献ができるような仕事をする必要があります。
インセンティブがあることで社員のモチベーションを向上させる効果も期待できます。
基本給とは別に支払われるため、インセンティブを積み上げることで年収をアップさせることができます。
転職する
転職をして年収を上げる方法があります。
一昔前までは生涯同じ企業で働き続けることが当たり前とされていましたが、最近では、転職をしながらキャリアアップをするといったことが当たり前になりつつあります。
同じ職種でも、企業によって年収が変わるので、年収が上がらないと悩んでいるなら転職も視野に入れて見てはいかがでしょうか。
転職を有利に進めるポイントについては、次章で解説をします。
年収を上げるための転職で活かせる資格
バックオフィスへ転職をする際におすすめの資格についてお伝えしていきます。
TOEIC
資格とは少し違うかもしれませんが、TOEICは英語能力をスコアで確認できるため、高得点であれば書類審査や面接時にアピールできます。
特に外資系企業に転職する場合には英語は必須なので学習をしておきましょう。
秘書検定
秘書検定の資格を取得することで、一般常識や敬語の使い方、ビジネス文章の作成、電話対応などビジネスシーンで使えるスキルが身に着けることができます。
バックオフィスに限った話しではありませんが、ビジネスマナーは仕事をする上で基本中の基本になります。
ビジネスマナーはどこの企業でも使えるので、秘書検定を取得しておくと転職に有利になるといえます。
MOS
MOS(Microsoft Office Specialist)の資格は、バックオフィスの仕事で欠かせないExcelやWord、PowerPointといったMicrosoft製品で使える資格になります。
例えば、面接時に口頭で「ExcelやWordが得意です」と言ってもどのくらいできるのか面接官には伝わりにくいです。
しかし「MOSの資格を取得しています」と伝えれば、面接官も納得してくれることでしょう。
つまりMOSの資格は、ExcelやWordなどを使えますということを可視化してくれます。
この資格はバックオフィス業務にとって強みになるので、必ず取得しておきたい資格の1つになります。
バックオフィスの仕事探しはサクサク仕事探しで!
バックオフィスの平均年収についてお伝えしてきました。
今回紹介したバックオフィスの平均年収についてあなたはどう感じたでしょうか?
もし「自分の年収は低い」と感じたなら、上記で紹介した年収を上げる方法を実践してみてください。
時間はかかるかもしれませんが、スキルを高めていけば必ず年収は上がります。
もっと早く年収を上げたいと考えるなら転職がおすすめです。
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転職したいと思っているなら是非参考にご覧になってみてください。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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