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販促情報をFAXからデジタルに。デジタルチラシ配信サービス「BookLink」がリリース!

販促情報をFAXからデジタルに。デジタルチラシ配信サービス「BookLink」がリリース!

日々の業務が忙しい個人事業主やフリーランス、起業家のみなさんに向けて、いま話題のお役立ちニュースをサクッと週刊でお届け。

メディア向け業界専門紙「The Bunka News(文化通信)」を発行する株式会社文化通信社が、出版社が書店向けに配布している販促チラシをニーズに合わせて閲覧できる、デジタルチラシ配信サービス「BookLink」を企画し、株式会社エルボーズの技術協力を得て開発。これまでFAXでやり取りされていた販促情報をデジタルシフトすることで経費を削減し、出版業界を持続可能なビジネスへと導きます。

出版社から届く膨大な販促情報を効果的に選別

毎日200冊もの本が発売され、各出版社より書店には出版物の新刊・重版など、あらゆる販促情報(販促チラ)がFAXで配信されています。書店は受け取った情報から、自店で販促に注力する商品を選別する必要があり、情報を取得するためにFAXの印刷費用を負担してきました。

書店にとって販売を大きく左右する重要な情報である一方、販促チラシの確認作業に多くの人的リソースがかけられているにもかかわらず、不要と判断されたチラシはほとんど読まれずに廃棄されています。エコの面からみても、多量の紙を使うことは時代に逆行しているともいえます。

そうした状況のなか、文化通信社は、書店と出版社をデジタルでつなぎ、販促情報を効率的に配信・受信・選別できるツールの設計が急務であると考え、販促チラシに特化したWebサービス「BookLink」を企画・開発。出版社は販促チラシをPDFでアップロードし、重版やパブリシティなど出版物の情報を「タグ」として登録します。これらの付帯情報を入れ込むことで、書店側は受信したい情報を「フォローリスト」に設定するなどして、必要な情報を効率的に抽出でるように。

「BookLink」公式サイトhttps://book-link.jp/service/

持続可能なデータエコシステムにシフト

「BookLink」は出版社と書店、双方に大きなメリットがあるWEBサービス。FAX送信費・受信費といったコストの削減だけではなく、自社・自店のニーズに合致した情報を選別することで、スムーズな受発注を可能にします。出版社は低コストで効率的に販促チラシを発信し、販促情報を必要とする書店にとっては魅力的な棚作りが実現できる、まさに“データエコシステム”です。

【書店・出版社 利用状況】
■登録書店:1,150アカウント
紀伊國屋書店、くまざわ書店、有隣堂、大垣書店、ふたば書房全店舗をはじめ、北海道から九州まで主要ナショナルチェーン、主要リージョナルチェーンが利用しています。


参加出版社:60社
講談社をはじめ、岩波書店、幻冬舎、PHP研究所、双葉社、NHK出版、サンマーク出版など多くの出版社様にご利用・トライアルをしています。

■書店にとってのメリット
1.サービスは完全無料! FAXの紙代・印刷代などの費用がゼロに!
2.販促チラシの仕分け作業がWeb上で効率的に可能に
3.「フォローリスト」機能で、自社・自店に合った商材情報の収集が可能になります
4.発注サイトへのリンクもページに掲載、発注までの流れがスムーズに
5.「保存リスト」で気になった情報をまとめることが出来ます
6.「BookLink」で書店員同士がチラシ情報を共有、発注の効率化が見込めます(近日実装予定)
7.スマートフォン対応で、空いた時間や通勤時間での確認が可能になり、より便利に!(9月実装予定)

出版社にとってのメリット
1.書店に販促チラシを送る送信費などコスト削減が可能です
2.今までリーチできていなかった書店にも情報発信が可能になります
3.書店員が時間・場所を問わずチラシを確認できるので視認率が向上します
4.本部・店長のみならず、ジャンル担当者にもフルカラーで的確にアピールできます
5.掲載ページから発注サイトへの誘導で、発注率の向上が見込めます
6.各チラシのPV・UU数などが把握でき、マーケティングツールとしても有効です

販促チラシの現状
大手出版社:書店2000軒ほどに一ヶ月間で50回以上FAXを送付。中小出版社でも20枚近くのFAXを各書店に送付しています。
書店:大手書店では多いところでは1枚に100枚、地方書店でも1ヶ月に1000枚程度の販促チラシを受け取ります。

「BookLink」を利用すると
出版社:送信費用削減のみならず、送れていなかった書店にも情報が届く、今までモノクロでしか送れなかった販促チラシがフルカラーになり、書籍の魅力をより伝えることが可能になる、など効果は多大です!
書店:出力費用、分別の手間が一気になくなり、それぞれのジャンル担当者が見たい情報を効率的にみることが出来るようになり、「売りたい本」「売れる本」を確実に仕入れることが可能になります!

費用対効果が高くなれば、ビジネスの持続性が高まる

「BookLink」を利用することにより、より多くの販促情報が書店員の皆さんにスムーズに届き、出版社にとって販売機会の拡大が可能になるだけではなく、書店にとっても購買機会の損失を防ぐことが出来るようになります。

それぞれの立地にあった魅力的な本が多く並べば、書店で本と手に取る人がこれまで以上に増えるはずです。

書店が”本“と”人“の出会いの場になってほしい

文化通信社は「BookLink」を通して、引き続き出版業界の発展に貢献していきます。

BookLink」のサービス概要

出版社が販促チラシを投稿する際にタグ付けされた附帯情報をもとに、双方の情報をマッチングし、受発注の効率化・最適化を実現します。

・ログインすると、出版社がアップした販促チラシが一覧で表示されます
・左サイドに商品属性があり、出版社は投稿する際にチェックし、書店はチェックした情報にマッチングした販促チラシを見ることが出来ます(書籍情報のタグ付け)

◆注文締切日を設定
・商品形態のチェック
・書店陳列にあったジャンル設定
・書店が知りたい情報の用途に合わせた詳細なタグ設定が出来ます

◆重版指定の注文締切設定
◆メディア化も詳細に設定
・注力したパブリシティ情報(メディア掲載に合わせた効率的な発注が可能に)
◆パブリシティ情報は全国紙のみならず、地方紙・地方局までカバー
・販促チラシの詳細ページでは、書誌情報が見られ出版社が指定した発注サイトに移動が可能です。
・保存したチラシは“保存リスト”でまとめて見られます
◆後で探す手間が省け、忙しい書店員には嬉しい機能です!

「フォローリスト:お気に入りページ」で、よく見る情報をタグ付けすることにより(例:新刊/文庫/文芸/京都)、自動的にフィルターされ、欲しい情報を効率的に取得することも可能です。

また書籍の販売実績や、今どのチラシが最も見られているのかがわかるサービスも順次、追加予定。
トップページの上段では、今後、PVランキングや特集、広告なども予定しています

株式会社文化通信社

1946年創業。新聞業界、出版業界、電子メディアなどメディア業界の情報を扱う週刊専門紙「The Bunka News(文化通信)」、唯一の書店向け情報紙「BBB(Bunkatsushin Book Business)」を発行する。昨年度より地域紙を対象にした「ふるさと新聞アワード」を開催。他にも大型キャンペーン「ギフトブックキャンペーン」「こどものための100冊」を毎年書店・図書館で実施するほか、出版事業やセミナー事業などを手掛けている。

株式会社エルボーズ

Lbose(エルボーズ)は、「”誰と、どこで、何をするか”を、もっと自由に。」をミッションに掲げ、働き方に関する課題解決を目指し、2017年に創業しました。多様な働き方や契約形態のメンバーが混ざり合うフレキシブルなチームの可能性を信じ、創業時からフルリモート×フルフレックスの働き方を導入。メンバーの90%以上がフリーランスとして働くチームの強みを活かし、新規事業立ち上げ支援「ATTEND biz」などの事業を展開しています。

出版業界を熟知する専門紙が提供するDX推進ツール「BookLink」のリリースによって、販促情報のやり取りが紙主体だった出版業界に新たな風を吹きこむことになるかもしれません。詳しい内容は、プレスリリースでご確認ください。

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