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WEBデザイナーの仕事内容、1日の流れを紹介します

WEBデザイナーの仕事内容、1日の流れを紹介します

WEBデザイナーとはWEBサイトのデザイン・構築が主な仕事内容です。

しかしデザイン制作では依頼主のヒアリングやほかの開発メンバーとの連携など、デザイン構築以外にもさまざまな業務が発生します。

そこで今回は、WEBデザイナーの仕事内容について解説します。

企業で働くWEBデザイナーの1日の流れを順を追ってご紹介するので、WEBデザイナーを志している方はぜひ参考にしてください。

WEBデザイナーの仕事内容とは

WEBデザイナーは、WEBサイトのデザインなどが仕事の中心ですが、実際の仕事内容は「ただデザインを考案・構築するだけ」ではありません。

ここではWEBデザイナーの主な仕事内容を5つのポイントで解説します!

ヒアリングする

WEBサイトのデザインを構築するには、まず「どのようなWEBサイトを作りたいのか」を依頼主と相談する必要があります。

そのためまずは、WEBサイトを作りたい理由や目的・デザインや機能の要望などを丁寧にヒアリングします。

ただしヒアリングは「ただ要望を聞くだけ」ではなく、コミュニケーション能力や話を引き出す能力が必要です。

デザインの要望は簡単に言語化できる分野ではなく、依頼主によっては「なんとなく」でしか構想が固まっていない場合もあります。

そのためWEBデザイナーは、言語化できない依頼主の要望を汲み取り、制作イメージを言葉やデッサンで伝えながら、具体的なイメージを作り上げていくことが重要です。

コンセプト設計

依頼主のヒアリングが済んだら、その情報をもとにコンセプトを設計していきます。

どのようなテイストのWEBサイトに仕上げるのか、デザインの雰囲気やサイトに実装する機能・構成を想定し、WEBデザインを作り上げる材料を揃えましょう。

コンセプトの設計は依頼主と話し合いながら選定していく場合もあれば、SEをはじめ他の開発メンバーと話し合いながら方針を決定する場合もあります。

サイト構成とレイアウト作り

WEBデザインのコンセプトや方針が決まったら、実際にサイトの構成やレイアウトを設計します。

大まかなページ構成やサイト内に設定するコンテンツの配置を考え、必要な要素をパズルのようにはめ込んでいきます。

構成は制作したいサイトのコンセプトに合わせて作り上げることはもちろん、使いやすさ・わかりやすさも重視しなくてはいけません。

構成パターンをいくつか考案し、SEや依頼主と相談しながら最終的なサイト構成・レイアウトを決定していくことが主な流れです。

デザイン

具体的なサイト構成やレイアウトが決まったら、構成をもとにWEBサイトのデザインを制作します。

デザインはillustratorやPhotoshopなどの制作ソフトを使用して作成することが基本で、ヒアリングの内容をもとに配色やロゴの配置を考えていきます。

こうして作成されたWEBサイトのグラフィックデータは「デザインカンプ」と呼ばれ、WEBデザイナーであれば必ず押さえておきたい工程です。

このデザインカンプをもとにほかの開発メンバーや依頼主とデザインの最終案を決定する必要があるため、綿密に話し合いながらデザインを調整・修正しましょう。

コーディングする(HTMLとCSS)

デザインが決定したら、作成したデザインカンプをもとにコーディングします。

WEBサイトの場合はHTMLとCSSを使ってコーディングしていくことが基本で、作成したデータをもとに画像やロゴ・ボタンを配置していきます。

デザイン情報は1px単位で画像やボタンの配置位置を調整したり、カラーコードを入力する必要があるため、わずかなミスがデザインの大きなズレに繋がる場合もあるため、注意が必要です。

PhotoshopなどCSSを自動抽出できるソフトを活用したとしても、コードの細かなチェックや調整は必要なため、調整を重ねながら完成を目指しましょう。

また実務に当たりながら、業務を効率化できるポイントがないか検討したり、煩雑な業務の負担を減らせる部分はないか考えていくことも、より良い業務に繋げる上で必要なことです。

WEBデザイナー1日の流れ

WEBデザイナーの仕事は依頼主との打ち合わせや開発チームとの連携など多岐に渡ります。

パソコンに向かう以外の時間も多くあるため、WEBデザイナーになる際は1日の仕事の流れについて知っておくことも大切です。

ここではWEBデザイナーの1日のスケジュール例をご覧ください。

9:00:予定共有と1日の作業方針の決定

企業に務めるWEBデザイナーの場合、始業してまずは開発チームのメンバーとともにその日の予定共有から始めます。

1日で開発をどこまで進めるのか、各メンバーはどのような業務を行うのか情報共有し、実際の業務に入ります。

ポジションによってはメールや報告が来ていないか確認したり、伝達事項をほかのメンバーに通達してから実際の業務に入りましょう。

業務が始まったら、業務時間中に予定している作業を終えられるようペース配分を意識しながら業務を進めていくことがポイントです。

時間が掛かりそうな業務は最も集中力を維持しやすい朝のうちに済ませるなど、工夫しながら業務を進めてください。

12:00:昼食休憩

12時に差し掛かったら昼食休憩です。

昼食は持参したものをオフィス内で食べるほか、外や食堂に食べにいくなどさまざまな過ごし方ができます。

また食事のほか、午後の業務効率を上げるため仮眠を取ったり、読書など好きなことに時間を使うのも良いでしょう。

思い思いの過ごし方を選んで、最も自分が午後の業務に集中できるよう心身を整えることが大切です。

13:00:打ち合わせ・コーディング

昼食休憩が終わったら、午後の業務に入ります。午後からは午前中の業務同様にコーディングやデザインなど、制作に戻ります。

またスケジュールや開発の進捗具合によっては、依頼主との打ち合わせが入る場合もあるでしょう。

打ち合わせでは業務の進捗を依頼主と共有するほか、制作中のシステムやデザインを依頼主に共有し、修正や要望をヒアリングする場合もあります。

打ち合わせした内容は開発チームにも共有され、さらに業務の修正案や課題を確認して以降の業務に繋げます。

午後からは長時間の業務になるので、15時に短時間の休憩を取って糖分を補給するなど、合間に脳を休めながら集中して業務に当たれる環境を整えましょう。

18:00:終業・帰宅

18時の終業時刻にその日予定している業務を済ませたら、業務を終了して帰宅します。

業務報告や締めの作業、翌日のスケジュールを確認して帰宅しましょう。

ただし進捗やスケジュール進行によって、業務が残っていれば残業する場合もあります。

次の日の業務に響かないよう調整して、心身を休める時間を確保することが大切です。

帰宅したら好きなことをしたりリラックスして過ごして、次の日の業務に備えましょう。

仕事内容を把握してWEBデザイナーの仕事に挑戦しよう

WEBデザイナーの主な仕事内容についてご紹介しました。

WEBデザイナーはデザインやコーディング業務をはじめ、1日の大半をパソコンの前で過ごす寡黙な仕事だと思われがちですが、打ち合わせなど人と話す機会も多く存在します。

そのためWEBデザイン技術はもちろん、コミュニケーション能力や臨機応変な対応能力も磨いておくことが重要です。

現場で求められる能力を磨いて、即戦力として重宝されるWEBデザイナーを目指しましょう。

WEBデザイナーを志しているのであれば、実際に求人をチェックして働きたい企業を探すことも大切です。

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地域や給与・年収など気になる情報をまとめてチェックしながら、サクッと求人検索できるので、WEBデザイナーのお仕事を探している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部

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