【需要あり!】エンジニアの将来性が高い理由と今後生き残っていく人の特徴
近年エンジニアを目指す人が増えていますが、「今後エンジニアの需要がどれだけ拡大していくのか」「どんな分野のエンジニア人材が求められているのか」など、エンジニアの将来性に関して不安を持つ人も少なくないでしょう。
ここではエンジニアの将来性が高い理由と、エンジニアが需要過多になったとしても今後生き残って行く人の特徴をご紹介していきます。
この記事では、求められるエンジニアになるために知っておくべきことがわかりますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
エンジニアに将来性はあります。その理由とは
就職難の時代でも、エンジニアという職業には将来性があります。
どうしてエンジニアは将来性のある職業なのか、ここでいくつか理由をご紹介していきます。
AIに仕事を取られる可能性が低い職種である
AIの進化により、「近い将来、AIに多くの仕事を取られてしまうであろう職種が多くある」というのは誰もが耳にしたことがあるかと思います。
例えば、一般事務職やお店の店員、銀行の受付窓口やバスや電車の運転手など、もう既にAIロボットが活躍し始めている仕事もあります。
AIがこのような活躍ができるのは、ITの進化によるもの。
そのAI分野の開発には、多くのITエンジニアが関わって作り上げているのです。
開発の一部の仕事はAIによって将来不要となる可能性がゼロではありませんが、エンジニアが不要になるということは考えられないというのが大きな理由です。
技術の進歩が速い
どんな仕事でも、同じ繰り返しならばその作業をAIに学習させ実行させることが可能となっていきます。
しかしIT業界に関しては、技術は常に進歩しており、その進化はとても早く、その最新技術を常に取得しながら新しいものを開発していくのがエンジニアの仕事となります。
そのため、常に最新技術を得たエンジニアが必要不可欠。
おのずとエンジニアが人手不足になり、これからも仕事がなくなる可能性がとても低い状態が続いていくでしょう。
フリーランスシステムエンジニアを目指す
もし企業に就職できなかった場合でも、フリーランスでシステムエンジニアの仕事をすることは十分可能です。
社内システムの開発や保守など直接契約で仕事が取れれば、会社に雇われていてもフリーランスでも仕事内容はほとんど変わりません。
働きたい時間、働きたい場所、休暇など、自分で自由に決められるため、会社に縛られたくない人はフリーランスシステムエンジニアになるという選択肢があり、「企業に就職できなかった」という理由で失業することがなくなります。
在宅SEを選ぶという選択肢
エンジニアの仕事は、他の一般的な職種に比べて在宅勤務が可能な場合が多いです。
地方に住んでいたり、近くに働きたい企業がない場合でも、在宅SEなら仕事を見つけることが容易になりますね。
選択肢が増えるということは、失業しにくいことに繋がりますので、エンジニアは住む場所や会社選びに妥協することなく仕事を見つけられる職業ということになります。
将来性の高いITエンジニアは?
ITエンジニアは細分化されており、多くのエンジニアが存在します。
では、中でも将来性の高いITエンジニアは何なのかご紹介していきます。
ネットワーク通信エンジニアセキュリティエンジニア
ネットワーク通信エンジニアは、社内ネットワークの設計・構築・管理・保守を行います。
実際にネットワーク機器をつなげる作業も含みます。
セキュリティエンジニアは、情報セキュリティの知識を持ち、セキュリティに関するコンサルタント、ネットワーク経由での外部からの侵入を防御するための設計・設置・保守を行います。
プロダクトを作るエンジニアではありませんが、様々な社内システムの導入や運営に必須のエンジニアとなります。
どちらもインフラ系エンジニアになります。
クラウドエンジニア
最近では多くの企業が社内にサーバーを持たず、クラウドサービスを利用するようになってきました。
クラウドエンジニアはクラウドの知識に精通したエンジニアのことで、クラウドサービスを利用したシステムの開発設計・運用・保守をします。
現時点ではまだクラウドエンジニアは多くない上に、今後益々クラウドサービスを利用する企業が増えてくると予想されるため、需要がさらに伸びると思われます。
Web・モバイルエンジニア
Web開発やモバイルアプリ開発に携わるエンジニアで、Webサイトやモバイルのアプリなど様々なプロダクトを作ります。
既に利用者も多いWeb・モバイルでの開発は、作成するプロダクトも多岐にわたります。
Webでの開発は今後需要が減るのではという意見もありますが現時点ではまだまだ需要も多く、モバイルに関してはまだまだ伸びしろが十分にあると予想されます。
Webとモバイルの両方のスキルがあると有利になるでしょう。
AI・機械学習エンジニア
AI・機械学習エンジニアとは、AI・機械学習開発に特化したエンジニアを意味し、主にデータ分析やコンピューターに学習させたデータをもとに最適化された動きを検証・運用するエンジニアです。
今後、幅広い分野でAI技術が普及していくと予想されるため、かなり注目されている分野のエンジニアとなります。
IoT(組み込み)エンジニア
IoT(組み込み)エンジニアとは、家電や機器などにシステムを組み込むエンジニアのこと。
近年、様々なものにシステムを組み込むことで、冷蔵庫や掃除機などの家電にインターネットを介して接続できるようになりました。
そのため、組み込みの技術に精通したエンジニアは、今後さらに需要が高まると予想されます。
あなたが将来性のあるエンジニアになるためにすること
あなたが将来性のあるエンジニアになるには、技術力以外にも大切なことがあります。
企業が求めるエンジニアになるために、以下の3つの行動を参考に取り入れてみてください。
最新の実用化された技術をすぐ身に付ける
エンジニアにとって大切なことは、常に最新の技術についていくことです。
中でも、最新の実用化された技術はすぐに身に付けるようにしましょう。
実用化された技術は情報も多くあるため、取り入れることはそう難しくありません。
人より先に最新情報をキャッチしていける体制でいるよう心がけましょう。
コミュニケーション能力を上げる
エンジニアは、クライアントやチームメンバーとのコミュニケーションは避けて通れません。
コミュニケーション能力は必須のスキルといっても良いでしょう。
良いコミュニケーションを保つことで、メンバー同士の信頼性も高まり、効率よく作業が進みます。
メンバー同士が協力し合える体制であれば、トラブル対策もスムーズに行えるでしょう。
笑顔で挨拶・人の話をよく聞く・聞くときは相槌をうつ・たくさんの人と話すなど、普段から心がけておくことが大切です。
どうしてもコミュニケーションを取るのが苦手だという人は、書籍を参考にしたり、講座を受けるのも良いでしょう。
柔軟性を持って仕事に取り組む
エンジニアの仕事は、システム開発の中でエラーを見つけては改善する繰り返しです。
どんなに対処が難しいエラーが出たとしても、柔軟に対応できなければいけません。
頭のカタイ考えでは、柔軟に考え・行動ができないので、いざという時に最善の対応ができない可能性もあります。
自身のこれまでの経験やメンバーの意見など、柔軟性をもって取り込み対応できるようなエンジニアを目指しましょう。
あなたに仕事を頼みたい!そんなエンジニアになろう
これからの時代は、技術力だけのエンジニアでは生き残れません。
企業が求める「あなたに仕事を頼みたい」と思われるようなエンジニアになるために、高い知識と技術力はもちろんのこと、クライアントからの信頼を得て、チームメンバーが一眼となって良いものを作り上げるようなエンジニアを目指してください。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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