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【時は金なり】会社設立の期間ってどれくらいなの?

【時は金なり】会社設立の期間ってどれくらいなの?

起業したい、独立したい、そう思っている方は必見です。

あなたが思っている以上に、会社設立するのは簡単なんです。

どのくらいの期間があればできるのか、手続きの方法は、設立時の注意点などを解説していきます。

会社設立にかかる期間・日数

株式会社を設立する場合は3週間。合同会社を設立する場合は2週間。

すでに書類や印鑑、資金など会社設立に必要となるものが揃っていれば、最短3日で完結することもできます。

承認後、資本金を振り込んで、登記申請をすれば完了となります。株式会社と有限会社の違いは以下の通りです。

■有限会社
・資本金300万円以上
・社員数50名以下
・取締役の任期期限なし
・決算公告の免除

■株式会社
・資本金1000万円以上(現在は1円~)
・取締役任期2年
・株主総会がある

ただ、登記申請をしてから登記完了までは1〜2週間かかりますが、この期間を短縮することはできません。

では、会社を設立するまでの流れや手続きは、どうすれば良いのか?その答えを解説していきます。

会社設立の流れ・手続き

会社設立するためには、「設立前の準備、設立手続き、設立後の各種届出」などが必要になります。

すごい難しそう…そう思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。簡単に理解できるよう、順番に解説していきたいと思います。

設立前の準備

設立前の事前準備としては、主に5ステップとなります。

①個人の印鑑登録

②会社実印の発注

③事業内容の準備

④発行株式の決定

⑤1株あたりの株価設定

となります。

1:個人の印鑑登録

会社を設立する際には、会社を設立する方の個人の印鑑が必要になります。

登録したい印鑑、顔写真付きの身分証明書を持って、管轄の区役所に届け出をします。

申請は当日中に登録が完了し、印鑑登録の証明書が発行されます。

2:会社実印の発注

個人の印鑑だけではなく、会社用の実印も必要になります。

事前に作成しておくことで、会社登記をスムーズに進めることができます。ただ、印鑑登録は登記後になります。

この段階で作成しておくと、会社設立をスムーズに行うことができます。

3:事業内容の準備

何をやるのか?事業内容を決めておくことが重要になります。

書類作成や融資などの様々なシーンで、事業内容を記載することがあります。

そのため、事前にきめておくとスムーズに会社経営を進めることができます。

4:発行株式の決定

株式会社を設立する場合、どのくらいを発行するのか決定する必要があります。

この発行株式数は、発起人が自由に決めることができます。

1度決めると、定款(会社のルールのようなもの)を変更しない限り、発行可能株式総数を超えた株式を発行することはできません。

5:1株あたりの株価設定

1株あたりの株価設定については、法律の規定はありません。

この時に注意するのは、設立後の株式発行も意識することです。

既存株主が、設立後の株式発行で不利益にならないようにすることが重要です。

設立手続き

設立の手続き時には、「定款作成・資本金振込・登記申請」が主にやることになります。

定款作成:
定款は、「会社の憲法」とも呼ばれている書類です。

会社を設立する際に必ず必要な書類です。

しかも、公証役場で公証人の認証を受けるという手続きが必要になってきます。(合同会社の場合は不要)

定款には、「会社名(商号)・事業内容・住所」といった基本情報に加えて、会社のさまざまな規則を記載する必要があります。

資本金振込:
最低資本金は1円からでOKです。出資者名義の銀行口座から可能となります。

誰がどのくらい支払うか明確にしておきましょう。

登記申請:
登記申請すると初めて会社設立が公に認められることになります。

登記をしない限り、法律的には認められていない状態になりますので、必ず早めに登記申請するようにしましょう。

設立後の各種届出

登記申請が終わったから安心!というわけにはいきません。会社設立後には各種届出が必要になります。

①税務署へ法人税の届出
②法人事業税、法人住民税を税務署や役場に届出
③雇用年金、健康保険の加入手続きを年金事務所に届出
④労働基準監督署に労働法等に関する届出を提出
⑤ハローワークへ雇用保険に関する届出
⑥法人口座開設

を届出する必要があります。

会社設立時の注意点は?

注意点としては、「売上」にフォーカスした設計にすることです。

そのためにも、会社に最適な機関設計をすることが重要になります。役員任期を定めないことや、資本金や発行株式数を考えて設定する、会社がキチンと動くような定款を作成することが重要です。

まずは売上を上げることだけを考えて、そこから社員のことなどを考えるようにしましょう。

会社設立はあくまでもスタート!どんどんチャレンジを!

会社設立したからといって経営が順調になるわけではありません。

あくまでも会社設立が完了したという合図です。どんどんチャレンジしていきましょう。

もし、そこから分からないことがあれば、このサイトで解決することができます。

それでは、また!

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