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つみたてNISAはいつまで続く制度なの?今からじゃ遅い?運用法を説明します

つみたてNISAはいつまで続く制度なの?今からじゃ遅い?運用法を説明します

つみたてNISAは少額から始められて、運用益が非課税であることで魅力の投資制度です。

しかし制度には期限が付きものなので、つみたてNISAはいつまで利用できるのか、気になる人は多いのではないでしょうか?

また、2024年からは新NISA制度が始まるため、いつまで今の制度を利用できるのか、新しい制度ではどのような点が変更されるのかも気になるところです。

今回はつみたてNISAはいつまで利用できるのか、期間を踏まえた運用方法について解説します。

これからつみたてNISAを始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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つみたてNISAはいつまで続くのか

現行のつみたてNISAは、2042年まで利用でき、利用した年から20年間の運用益が非課税で設けられています。

つみたてNISAは2018年に始まった制度で、制度の解禁当初は2037年までの予定でした。

しかし2020年に法改正され、期間は5年間延長され2042年まで利用できることとなりました。

さらに2022年12月には、NISA制度の恒久化が決定しています。

引用:金融庁|新しいNISA

2022年12月の法改正では、つみたてNISAの期限を設けず、つみたてNISAへの投資総額に上限を定める形で制度が変更されました。

これにより、投資年間上限額は120万円、非課税投資の累計の上限額は1800万円と、大幅に上限が解放されます。

新制度の施行により、2024年度からつみたてNISAでの資産運用の幅はさらに広がるでしょう。

つみたてNISAの非課税期間はいつまで?

つみたてNISAの非課税期間は、証券口座を開設しNISA制度を利用してから20年間と定められています。

この期間はつみたてNISAが始めた年からカウントされます。

つまり2022年11月に証券口座を開設しつみたてNISAを始めたとしても、残り2ヶ月の2022年分は1年とカウントされ、20年の非課税制度は2041年までです。

現行のつみたてNISAは年間投資額40万円と定められているため、期間・上限額を最大限利用する予定であれば注意が必要です。

なお、NISAは年間2回までボーナス積立が可能で、年の途中でつみたてNISAを始めた場合、年間投資枠の余剰分を別途積み立てることができます。

投資に回せるお金に余裕があり、さらに非課税投資枠が余っていた場合は、ボーナス積立も活用しましょう。

つみたてNISAの期間が終了したらどうしたらいいか

現行のつみたてNISA制度は2042年が期限で、20年の非課税期間が満了を迎えれば、課税口座に移されます。

つまり20年後に発生した運用益には、およそ20%の納税義務が発生するため、課税される運用益についてはよく検討する必要があります。

以下ではつみたてNISAの期間が終了した際の運用方法について3つの選択肢をご紹介します。

売却する

最も簡単な方法は、つみたてNISAで保有してきた金融商品をすべて売却することです。

売却すれば、20年間で得られた運用益は非課税ですべて自分の手元に入ってきます。

さらに課税による確定申告や納税の義務も発生しないため、手続きや税務処理の必要がない点も、魅力の1つです。

税務について何も考えたくない、20年で十分な運用益を獲得できた場合は、非課税期間が終了したら売却してしまうのも良いでしょう。

資産を移動させて引き続き運用する

つみたてNISAで保有できる金融商品は、長期運用を前提に長く堅実に利益を出せる銘柄が揃っています。

非課税期間が終わったあとも、運用を続ければさらなる利益を出し続けることも可能です。

そのため資産を課税口座に移動させて、引き続き運用するのも良いでしょう。

もちろん確定申告や納税の義務は発生しますが、運用益が大きくなればなるほど、手元に残せるお金も大きくなります。

つみたてNISAを再投資する

つみたてNISAの枠を1人が同時に複数個持つことはできません。

しかしつみたてNISAは2042年まで利用できる制度で、そこまでに20年の期間が終了すれば、枠を取り直しつみたてNISAに再投資できます。

そのため期間に余力が残っていれば、つみたてNISAに再投資するのも良いでしょう。

さらに2022年12月の法改正により、2024年からのつみたてNISA恒久化が決定しています。

2024年から始まる新NISA制度では、非課税期間は恒久化しており、20年の非課税期間を気にすることなく積立投資を始められます。

そのため現行のNISA制度を利用しており、2024年からの新NISA制度も利用する場合は、現行NISAで得られた資産を新NISA口座での運用資金に回すのも良いでしょう。

つみたてNISAが恒久化する?新しい制度と現行制度の見方を詳しくチェック

今からでも遅くない。つみたてNISAを始めてみよう

つみたてNISAはいつまで利用できるのかについて解説しました。

現行のつみたてNISAは2042年まで、20年の非課税期間を利用できます。

つまり20年間で得られた運用益はすべて自分の手元に入ってくるので、投資による資産運用をさらに有意義なものにできるでしょう。

そのためつみたてNISAは、今から始めたとしても決して遅くはありません。

また、2024年からは新NISA制度が始まり、非課税期間が恒久化されます。

現行NISAと新NISAは移管できず、別枠で積立投資する必要があるため、合わせて押さえておきましょう。

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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部

おかねチップス編集部

おかねチップスは、毎月30件以上の記事配信と業界人へのインタビュー記事等を多く取り上げており、創刊1年で月間25万PVと22万UUの購読者数へと成長。
20代後半から40代後半にかけた、ビジネスマンがメインであり、フリーランス、パラレルワーカー、スタートアップ等の読者層が多数。数多くの著名人にも登壇頂いていると同時に各種専門記事については、記事の信頼性を最新性を担保するために、税理士や各業界のプロフェッショナルを監修に迎えたうえで、各記事を編集・校閲・確認を経て制作。

おかねチップス:https://okanechips.mei-kyu.com/

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