つみたてNISAの運用期間は何年なの?
つみたてNISAは投資で得た運用益が非課税になる制度ですが、非課税になるのは一定の期間のみです。
投資自体は無期限で続けられますが、つみたてNISを始めるなら、非課税で資産運用できる期間を踏まえて資産運用計画を立てましょう。
またつみたてNISAは政府方針により制度の姿を大きく変えようとしています。
そのためつみたてNISAを利用している方、利用を検討している方は、新たな制度についても注目してください。
今回はつみたてNISAの運用期間とともに、新制度により変わるつみたてNISAの運用期間や制度の内容について詳しく解説します。
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つみたてNISAの運用期間は?
つみたてNISAの運用期間に制限はなく、利用したい場合は数十年単位での資産運用も可能です。
しかし現行の制度では、つみたてNISAによる運用益の非課税期間が開始後20年までと定められています。
そのため非課税期間を有効活用して資産運用するのであれば、運用期間は20年を目処に考えると良いでしょう。
20年の非課税期間が終了したら、課税口座に移して資産運用を継続するほか、売却して非課税の運用益だけを利用するのも選択肢の1つです。
つみたてNISAの20年の非課税期間が終了したら解約や休止を検討しよう。
つみたてNISAの運用期間は無期限になるかも
2022年までは、つみたてNISAの非課税運用期間は20年でした。
しかし2022年12月に入り、つみたてNISAの新制度が提案され、つみたてNISAの非課税期間が無期限になる可能性が浮上しました。
非課税期間が無期限ということは、つみたて期間に限りがないため預金口座にお金を預ける感覚で30年、40年単位で投資を続けることも可能です。
それだけでなく、つみたて設定を途中で休止しても、今までの積立額で購入した金融商品が運用益を生み出し続け、放置しておくだけでも長く資産を育てることもできるでしょう。
もし現在提案されている法案が可決されれば、つみたてNISAを運用するメリットもさらに大きくなるでしょう。
2024年から変わる!新NISA制度とは?
現在提案されている新たなNISA制度が可決されれば、新制度は2024年より利用できます。
2022年段階ではまだ検討段階ではありますが、もし法案がそのまま可決された場合、つみたてNISAは以下のように変わります。
・年間投資額:40万円→120万円+成長投資枠240万円
・生涯投資額:800万円→1800万円(うち成長投資枠は1200万円)
・非課税期間:20年→無期限
・投資可能期間:2042年まで→無期限(恒久)
以上のように、つみたてNISAにおける期間・上限額ともに大幅に引き上げられており、つみたてNISAによる運用益をより出しやすい制度へと変わります。
年間120万円・月々10万円と聞くと満額投資は非常に難しく見えるかもしれませんが、年間投資額を必ず使い切る必要はありません。
無理のない範囲で少しずつ長期的に積み立てして運用額を増やしていくことが、新NISA制度のポイントとなるでしょう。
以上の制度が可決されれば、2024年より新制度として利用できるようになるため、新制度の利用を視野に入れて資産運用計画を立てるのもおすすめです。
旧つみたてNISAと新つみたてNISAの違いはあるの?
現行のつみたてNISAと2024年からの新たなつみたてNISAの制度にはさまざまな違いがあります。
年間投資額はもちろん、非課税期間や投資可能期間など、さまざまな違いがあるため、新しい制度ができた際は、その特徴について正しく理解したうえで利用することが大切です。
特に新つみたてNISAは運用期間に制限がなく、一度保有すれば売却するまで非課税で運用益を育てられます。
課税口座に移行される心配がないため、手元に残せるお金が多いことが魅力です。
ただし、新つみたてNISAには生涯投資額として1800万円の上限が設けられています。
長期運用が可能であるからこそ、上限額を超えた額を積み立ててしまわないよう計画的に運用していくことが、意識しておきたいポイントです。
もちろん新つみたてNISAは、今後制度内容が変更される可能性もあります。
新つみたてNISAの利用を検討しているのであれば、新たな制度の今後の動向についても注目しながら、自分に合った資産運用方法を見つけてみてください。
つみたてNISAは益々目が離せません
つみたてNISAの期間や新制度について解説しました。
つみたてNISAは2022年12月に大きな動きを見せ、このまま法案が可決されれば無期限の非課税制度・大幅な投資上限アップを期待できます。
新たなつみたてNISAを利用すれば、資産運用による運用益をさらに育てやすくなるでしょう。
もちろんつみたてNISAは、2024年の新制度から始めるのではなく、現行制度を今から始めるのもおすすめです。
金融商品は長く保有すればするほど高い運用益を期待できます。
今から現行のつみたてNISAを始めて金融商品を保有することから始め、2024年に新制度が導入されたらそちらを利用していくのもおすすめです。
資産運用を検討しているのであれば、現行のつみたてNISA制度を利用することはもちろん、新たな制度の動向についてもチェックしていきましょう。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
おかねチップス編集部
20代後半から40代後半にかけた、ビジネスマンがメインであり、フリーランス、パラレルワーカー、スタートアップ等の読者層が多数。数多くの著名人にも登壇頂いていると同時に各種専門記事については、記事の信頼性を最新性を担保するために、税理士や各業界のプロフェッショナルを監修に迎えたうえで、各記事を編集・校閲・確認を経て制作。
おかねチップス:https://okanechips.mei-kyu.com/
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