【取っておきたい】WEBデザイナーにおすすめの資格5選
WEBデザイナーは未経験・無資格からでも始められる仕事ですが、WEBデザインに付随する資格を取得しておけば、仕事の幅はさらに広がります。
資格を持っておくことは「知識がある」ことの証明にもなるため、就職・転職においても有利にはたらくでしょう。
そこで今回は、WEBデザイナーが取っておきたい資格試験をご紹介します。
WEBデザイナーが資格を取得するメリットや資格以外に備えておきたい素養についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
WEBデザイナーに資格は必要なの?
WEBデザイナーになるためには、基本的には資格は必要ありません。
IT系企業に就職してWEBデザインに携われば、誰でもWEBデザイナーとして働くことができます。
しかし、WEBデザイナーとしてスキルアップを検討する際は、本人の実力や実績が問われます。
高収入・高待遇で働きたいのであれば、WEBデザイナーとしての実務経験や知識・技術を証明する必要があるでしょう。
その証明方法の1つとして、資格の取得が挙げられます。
公的に開催されているWEBデザイン関連の資格試験を受けて合格した実績があれば、紛れもなく本人の知識・技術の証明として、他者からの評価に繋がるでしょう。
また資格試験の勉強そのものがWEBデザインの勉強にもなるため、WEBデザインにおけるスキルアップを目的に資格試験を受ける方もいます。
WEBデザイナーにおすすめの資格
ここではWEBデザイナーにおすすめの資格試験を5つご紹介します。
WEBデザイナーとしてスキルアップしたい、資格試験を受けたいと考えている方は、まず以下の試験から挑戦してみてください。
ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン検定は厚生労働省主催の検定試験で、WEBデザイナーの仕事に役立つ唯一の国家試験でもあります。
WEBデザイナーに役立つ資格試験を受けるなら、まず検討したい試験です。
試験は3級〜1級まで3段階あり、初心者であれば3級の試験から受けていくことがおすすめです。
1級になるとWEBデザインに関する専門的で深い知識・技術が問われるだけでなく、デザインセンスも問われるため、より広い範囲を網羅しなくてはいけません。
ある程度WEBデザイナーとして実務経験がある方も、念入りに準備して挑みましょう。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力認定試験は、IT分野におけるクリエイティブ技術が問われる資格試験です。
WEBデザインをはじめコーディングなど、基本的なプログラミング技術も問われるため、より仕事の幅を広げたい方におすすめします。
試験は「スタンダード」「エキスパート」の2種類があり、それぞれに難易度が異なります。
いずれのコースも受験資格は必要なく、誰でも受けられるため自分の力量に合わせて選びましょう。
ITパスポート
ITパスポートはWEBデザインに限らずIT知識全般を問われる資格試験で、SEやプログラマーの受験者も多く存在します。
試験では基本的なIT知識に加え、WEB管理やIT技術を用いた経営知識まで広く問われます。
そのためWEBデザイナーとしてステップアップしたいのであれば、ぜひ受けておきたい資格試験だといえるでしょう。
マルチメディア検定
マルチメディア検定とは、デジタル技術やメディアの扱い方を問われる検定試験です。
受験者はIT技術に携わる学生からビジネスマン・技術者まで幅広く、移り変わるIT技術に合わせて定期的に資格を受け直す方もいます。
難易度は「ベーシック」「エキスパート」の2種類があるため、まずはベーシックから勉強を始めていくのも良いでしょう。
アドビ認定アソシエイト
アドビ認定アソシエイトは、アドビ社が主催するアドビのソフトを使用する技術が問われる資格試験です。
試験は「ビジュアルコミュニケーション」「グラフィックデザイン」が問われる試験で細分化されており、目的に合わせてコースを選べます。
また特定のアドビソフトを使用する技術を磨くのであれば「Photoshopクリエイター能力認定試験」「Illustratorクリエイター能力認定試験」を受験するのも選択肢の1つです。
WEBデザイナーが資格を取るメリットは
WEBデザイナーは資格なしでも働けますが、資格を取得しておくことにはメリットも存在します。
ここではWEBデザイナーが資格を取るメリットについて2つご覧ください。
WEBデザインの知識が身に付く
資格試験の勉強は、WEBデザインに関する知識を身につけるきっかけになります。
基礎的なデザイン・WEB開発技術のほか、最新の知識まで網羅した試験もあるため、資格試験の勉強を通じて現場で使える新たな知識も吸収できるでしょう。
知識を備えれば現場でのWEBデザイン技術を磨くことにも繋がり、試験合格を目指しながらスキルアップも叶うことが資格を取る大きなメリットです。
仕事の幅が広がる
資格試験に合格すれば、「一定の知識・技術を備えている」ことの証明になり、就職・転職の幅が広がります。
履歴書にWEBデザイン関連の資格に合格した旨を書ければ、選考で有利にはたらくでしょう。
特に入社したい企業が求めるスキルに合致した資格に合格していれば、採用に大きく近づけます。
また仕事に関する資格を自主的に取得したことは、「仕事に積極的」であることのアピールにもなるため、企業からの信頼を得ることにも繋がります。
WEBデザイナーは未経験でもできるの?
WEBデザイナーは未経験でもなることはできます。
企業によっては独自の教育制度を備え、自社内でWEBデザイナーを育てる仕組みが用意されているところもあり、やる気さえあれば未経験でもWEBデザイナーを採用しています。
しかし採用において実績や能力が問われることは多く、実務経験はなくても基本的なデザイン知識やソフトの操作方法は、覚えておくに越したことはありません。
その「勉強した証明」として資格試験の取得を目指すのも良いでしょう。
WEBデザイナーに関する試験は受験資格が無いものも多く、実務経験がなくても受けられるものが多く存在します。
そのため未経験からWEBデザイナーになるなら、資格試験の勉強から始めることがおすすめです。
WEBデザイナーが資格以外に身に付けておきたいこと
WEBデザイナーに求められるスキルはIT知識やソフトを活用する能力など、資格試験で測れる能力だけではありません。
ここではWEBデザイナーが資格以外で身に付けておきたいことについて解説します。
コミュニケーション能力
依頼者との打ち合わせや開発チームでの情報伝達など、規模の大きな仕事に携わるWEBデザイナーほど、コミュニケーション能力が問われます。
人とのやりとりを円滑に進められる能力が備わっていれば、仕事での評価も上がりやすく、出世や年収アップのきっかけにもなるでしょう。
またコミュニケーションを通じて、依頼人の伝えたい要望を汲み取るなど、ヒアリング能力も備えると、WEBデザイナーとしての手腕をさらに伸ばせます。
マーケティング知識
WEBデザイナーは多くの人が訪れるきれいでわかりやすいサイトをデザインすることが求められます。
そのためにはマーケティングの知識も必要で、WEBサイトのアクセス数を伸ばすにはどうすれば良いか、依頼人の満足度がより高まるサイトを構築するにはどうすれば良いのか検討しなければいけません。
そのためにはSEO対策やマーケティングなど、デザイン以外のIT知識や技術を伸ばすことも大切です。
ディレクションスキルやリーダーシップ
WEBデザイナーとしてさらに仕事の幅を広げるには、ただWEBデザインができるだけでなく、ほかのメンバーを取りまとめるポジションを目指すことも大切です。
WEBサイト構築に向けて企画進行を考えたり、開発チームを引っ張っていったりと、ディレクターやリーダーとしてのスキルを磨くこともスキルアップの一環です。
人をまとめ統率する能力も備えられれば、WEBディレクターをはじめ管理側のポジションにキャリアチェンジする道も拓けるでしょう。
資格を取得してWEBデザイナーとしてスキルアップしよう
WEBデザイナーに役立つ資格試験にはさまざまな種類があります。
種類によって試験範囲や求められる知識が異なるので、自分に必要な知識・伸ばしたいスキルをもとに資格試験を選んで受験しましょう。
WEBデザイナーになるには資格は必要ありませんが、資格を持っているとキャリアアップや転職に有利にはたらきます。
WEBデザイナーとして就職したい、収入アップのため転職したいと検討している方は、資格取得とWEBデザイナーの求人チェックから始めましょう。
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文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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