プロジェクトマネージャーの面接対策！あなたがPMを目指す理由

プロジェクトマネージャーの志望動機の書き方が知りたい、面接での評価基準にはどんなものがあるの？と気になっている人は多いのではないでしょうか？

この記事では、プロジェクトマネージャーの志望動機の書き方や面接官の評価基準について説明します。

プロジェクトマネージャーとして面接を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

プロジェクトマネージャーの志望動機の書き方OK例

プロジェクトマネージャーの志望動機を書く時のOK例にはどのようなものがあるのでしょうか。

こちらでは、プロジェクトマネージャーの志望動機で書くと良いアピールになることについて説明します。

会社への貢献度をアピールする

志望動機には、入社後に会社に貢献できることを具体的に書くことが重要です。

プログラマーやSE、プロジェクトマネージャーとしての経験や実績があれば、具体的な数字を使ってアピールしましょう。

また、自分を採用した時のメリットを伝えて、仕事への熱意や意欲があることをアピールしてください。

職種未経験の場合は、実務経験がなくてもプロジェクトマネージャーと関連のある実績や経験をアピールすると面接官に良い印象を与えることができます。

どうしても御社がいいという志望理由をきちんと書く

転職活動の志望動機で重要となるのは、応募企業を選んだ理由をしっかりと伝えることです。

他にも競合他社がある中、応募した理由は面接担当者が特に知りたい情報なのです。

応募企業を選んだ理由を考える時には、企業のホームページなどで企業研究をして応募企業独自の事業や特徴を知ることが重要です。

また、理念や社風なども確認して、自分がやりたいことが応募企業の社風であれば叶えられることや独自の事業で自分の実績やスキルを活かして貢献したいといった内容で志望動機を書くといいでしょう。

入社後にやりたいことをアピールする

採用され入社した後にやりたいことを具体的に伝えると、仕事への意欲や長く働く意思があることをアピールすることができます。

企業が用意可能なキャリアパスと自分が入社後にやりたいことが一致していれば、適性があるとみなされて面接でも印象が良くなります。

5年後、10年後にどんなことをやりたいのかを具体的に書いて応募し、企業で長く働きたいということを伝えることが重要です。

プロジェクトマネージャーの志望動機の書き方NG例

プロジェクトマネージャーの志望動機を書く時には、待遇面のみについて伝えたり、退職理由を他責にした書き方はしないようにしましょう。

こちらでは、プロジェクトマネージャーの志望動機の書き方のMG例について説明します。

待遇や給与面ばかりに拘る

プログラマーやSEをマネジメントするプロジェクトマネージャーは年収が高めに設定されています。

そのため、年収アップを考えてプロジェクトマネージャーに転職する人も多いのではないでしょうか。

実際の志望動機が待遇や給与面であったとしても、年収や待遇面ばかりにこだわって志望動機を書くのはやめましょう。

条件面ばかりが志望動機になっていると、他に良い待遇や年収の企業があれば、採用してもすぐに辞めてしまうのではないかと思われてしまうので注意しましょう。

待遇についてまったく触れてはいけないということではありませんが、企業の魅力の一部として伝えるだけにとどめておきましょう。

受け身の書き方でやる気が伝わらない

第二新卒など社会人経験が少ない人が転職する場合にはそれほど即戦力が求められませんが、プロジェクトマネージャーなどマネジメント業務を行う職種では即戦力が求められます。

特に主体的に働く即戦力がある人材を採用したいと考える面接官が多いため、入社後に教えてもらいたいといった受け身の姿勢は歓迎されません。

すでにある実績やスキルを活かしてどれだけ貢献できるのか、未経験のことでも自発的に勉強をして役に立つ姿勢があるのかといったことをアピールすることが非常に重要となります。

退職理由が他責

志望動機で退職理由や転職理由について書く場合は、企業が悪かったから転職したいなど企業のせいにした志望動機を書くのはやめましょう。

企業の悪口や不満ばかりを志望動機で書いてしまうと、採用しても同じように不満を言ってすぐに退職してしまうと思われてしまいます。

ネガティブな理由で転職をしたと面接官に思われてしまうと良い印象を与えないため、応募企業に入社してやりたいことがあるから転職をしたなどポジティブな内容にすることが重要です。

実際に前職での人間関係や年収などに不満があって転職をするとしても、転職理由をそのまま伝えるのではなく、ポジティブな理由で転職するということをアピールできるようにしましょう。

プロジェクトマネージャーの面接官の評価基準は？

主体性があるかどうかやコミュニケーションスキルがあるかどうかがプロジェクトマネージャーの面接での評価基準となっています。

こちらでは、プロジェクトマネージャーの面接で面接官が評価基準にしていることについて説明します。

主体性があるか

プロジェクトマネージャーは覚えるべき業務や知識が多く、プロジェクトの予算管理や品質管理、メンバーマネジメントを主体的に行うことが主な業務です。

そのため、主体的に課題を見つけて自分で解決ができるのか、周りにうまく指示をしながらプロジェクトを進められるのかといった主体性を重要視しています。

システム開発の経験と知識技術（即戦力）

プロジェクトマネージャーは実際の開発業務を行わずマネジメント業務が主な仕事ですが、少人数のプロジェクトではプロジェクトマネージャーもwebシステムやアプリの開発業務を行います。

最新技術について勉強をしているか、どの言語やツールの使用が得意かなどを見られます。

コミュニケーションスキル

プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体を管理し、チームメンバーとうまくコミュニケーションを取りながらプロジェクト完了を目指します。

コミュニケーションスキルが低いと判断されるとマネジメント業務は難しいため採用される可能性は低くなるでしょう。

思慮の深さやロジカルシンキングができるかどうかでコミュニケーションスキルがあるかどうかが見られています。

分かりやすく話す、要約して話すなど、専門外の人でも理解できるように伝えるスキルがあることをアピールしましょう。

今後のキャリアプランを考えてるか

プロジェクトマネージャーとしてのキャリアプランをしっかりと考えているかということを面接官は確認しています。

応募者のキャリアプランに合ったポジションがあるかどうかが重要となるので、より具体的なキャリアプランを伝えることが重要です。

キャリアプランをかなえるために、自発的にプロダクト開発をしていたり、勉強会やセミナーに参加したりといった自己学習についても面接官はチェックしています。

スキルアップに努めているか

新しい技術を積極的に学ぼうとしてるか、資格取得の勉強をしてるかなどスキルアップにつながる行動をしてるかどうかも面接官はチェックしています。

スキルアップになる行動を具体的に伝えるようにしましょう。

やる気を押し出してプロジェクトマネージャーの面接に備えよう！

志望動機を書く時には、応募企業を選んだ理由や入社後に貢献できることなどをアピールすることが非常に重要です。

また、受け身の姿勢でいたり、ネガティブな退職理由を志望動機に書いてしまうと、面接官の印象が悪くなってしまうので注意しましょう。

プロジェクトマネージャーの面接では、主体性があるか、コミュニケーションスキルがあるか、キャリアプランを考えているかなどポジティブに行動できることを評価されます。

プロジェクトマネージャーとしてのキャリアプランを伝えることで仕事へのやる気をアピールし、面接で良い印象を与えるようにしましょう。

文／おかねチップス編集部
監修文／おかねチップス編集部