エンジニア未経験で新卒でもITに就職できるのか?なるための必要準備と採用のコツ
「エンジニア未経験だと新卒で採用されるのは難しいのかな」
「文系だけどエンジニアとして働きたい」
このように考えている学生は多いのではないでしょうか。
これからIT業界は伸びると言われており興味がありますよね。
そんな学生のためにこの記事では、未経験エンジニアとして新卒でも就職ができるのかについてお伝えしていきます。
エンジニアに興味がある人に読んでいただきたい内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新卒未経験でもエンジニアになれるの?
結論からお伝えをすると、エンジニア未経験でも就職は可能です。
というのも、学生の頃からエンジニア経験者のほうが少なく、ほとんどの人がエンジニア未経験だからです。
ただし、専門学校や大学で情報学科を専攻している人はエンジニアとしての専門知識やスキルを身に着けていることがほとんどなので、就職に有利になりやすいと言えます。
「エンジニア未経験だからあきらめる」と考えている人にもチャンスはあります。
記事後半では、未経験エンジニアとして新卒採用されるコツなどをお伝えしています。
人材不足について
IT業界は人材不足と言われています。
これは経済産業省が公表しているデータ『IT人材需給に関する調査』でも明らかになっています。
この調査報告によると、2022〜2023年現在においてもおおよそ32〜34万人のIT人材が不足していると記載してあります。
現状でもエンジニアの人手が足りていない状況ですが、2030年には49〜79万人とさらに人手不足が深刻化すると算出しています。
この先も、ITエンジニアが足りない状況が続くことから、エンジニアとして高いスキルを身につけることができれば将来的にも安定する職種と言えるでしょう。
【79万人も不足?!】エンジニアが人手不足になっている現状と理由を解説
AIについて
「今後はAIが発展しエンジニアの仕事がなくなるのでは?」と考える方もいると思いますが、AIがすべての仕事をできるかと言えばそうではありません。
そもそもAIを作るにはエンジニアが必要になりますし、AIにデータをインプットさせる作業や動作確認などはエンジニアが行わないといけません。
しかし、エンジニアの職種によってはAIに任せる部分も出てくると思うので、これからエンジニアを目指す場合には職種の選定がカギになってきます。
今後ますます発展すると言われているAIやビッグデータ、IoTといった先端ITに関するエンジニアを目指すことで、AIに仕事を奪われるといった不安をなくすことができるのではないでしょうか。
新卒を積極的に採用してくれるのはどこ?
エンジニア未経験でエンジニアとして働きたいと思ったとき、どんな企業に入社したいと考えるでしょうか。
おそらくほとんどの人が、大手企業や話題のベンチャー企業のような有名企業を想像するはずです。
ですが、大手企業のような誰もが知っているような有名企業の場合は、大学で情報学科を専攻しているような知識やスキルがある人を募集していることが多いです。
人気の企業ほど、スキルを持っている学生が応募するため、未経験エンジニアを採用する理由がありません。
ただしエンジニア未経験者を応募している可能性もあるので、一度気になった企業は調べてみるといいでしょう。
では、どのような企業が採用してくれる見込みがあるのか?については、上記でも少し触れていますが、IT関連のエンジニアは不足しています。
システム開発やアプリ開発といったエンジニアを募集している企業では、文系出身の方も多く、学歴問わず募集をしていることもあります。
そういった企業では、高卒出身者がマネージャーとして活躍している人もめずらしくありません。
もし、第一希望の企業に入れなかったとしても、エンジニアはキャリアアップしていくのが当たり前の業界になるので、数年後に転職するといったことも可能でしょう。
未経験の場合は、まずはエンジニア業界で働き、スキルや経験を積むことが大切です。
【どうしたらなれる?】エンジニアになるためのロードマップ解説!
新卒でもエンジニアになるために必要なスキル
新卒でエンジニアになりたいと考えるなら、まずは自分でスキルを身につける努力が必要です。
未経験でエンジニアを目指す学生はたくさんいますが、その中でもエンジニアとしてスキルや知識があるとないでは状況が変わってきますし、自ら学習をしている場合には企業へアピールすることもできます。
「エンジニアとして働きたい」と考えるなら、最低限のスキルを身につけましょう。
この章では、新卒でエンジニアになるための必要なスキルについてお伝えしていきます。
コードが書ける
エンジニア未経験の場合でも、最低限のプログラミングの知識が求められる可能性があります。
エンジニアの種類によって覚えるプログラミング言語は異なりますが、基本となる言語はHTMLやCSSといった言語になります。
もしプログラマーとして働きたいなら、Python、C言語、C++、Java、C#など、Webデザイナーとして働きたいと考えるならJavaScript、PHPといった言語を勉強すると強みになります。
勉強方法には、様々な方法があります。
書籍やネットで独学で学ぶ方法や、本気で学びたいと考えるならプログラミングスクールに通うという手段があります。
独学では費用を抑えながら学ぶことができる反面、挫折しやすい傾向にあります。
プログラミングスクールの場合は、費用が高額になりますが指導者がいるのでしっかりと学べるメリットがあります。
それぞれメリットデメリットがあるので、自分にあった方法で学習をしてみましょう。
独学でエンジニアになるには何が必要なのか?スキルと学び方を解説
コミュニケーション力
エンジニアとして仕事をするならば、コミュニケーション力は必須になります。
理由としては、エンジニアは1人でサービスをつくることができないからです。
そのため、チームで仕事をするうえで、コミュニケーションがうまく取れないと仕事が進まなくなってしまいます。
場合によっては、クライアントと接する機会もあるため、エンジニアはコミュニケーション力は必ず必要になってきます。
人と接するのが苦手と感じるなら、まずは身近な人と積極的に会話をし『伝える力』や『聴く力』を養ってみましょう。
未経験からエンジニアになれるの?積んでおくべきスキルや知識をお話します
エンジニアは不足している。新卒でも積極採用の会社を探そう
エンジニア未経験の新卒でも就職できるのかについてお伝えしていきました。
結論としては、エンジニアとして就職はできますが、未経験の場合は希望通りの就職先に着けないこともある。
というのが答えになります。
しかし、エンジニアはスキルを成長させてキャリアアップをしていくのが当たり前になってきています。
そのことから、未経験でエンジニアを目指す場合には、最初の企業ではスキルを学ぶためと考えれば意外と多くの就職先が見つかることもあります。
まずは、どんな企業がエンジニア未経験でも募集しているのか調べてみましょう。
おかねチップスの求人機能「サクサク仕事探し」では、エンジニアに関する仕事が沢山掲載されています。
未経験エンジニアとして働きたいと思っているなら是非参考にご覧になってみてください。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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