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バックオフィスの役割とは?企業にとって大事な部門の重要性を紹介します

バックオフィスの役割とは?企業にとって大事な部門の重要性を紹介します

働き改革やDX化に伴い、多く企業は業務効率を重視するようになってきています。

企業の中でも、会社を内側から支えていると言われるバックオフィスの効率化を進めている企業も多いのではないでしょうか。

その一方で「バックオフィスってどんな役割なんだろう?」と考える方も少なくないはずです。

そこでこの記事では、バックオフィスにおける役割や業務内容、重要性などわかりやすく解説をしていきます。

バックオフィスについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。

バックオフィス業務とは

バックオフィスと一口に言っても様々な職種があります。

一例を述べると、庶務や経理、法務などが含まれます。

それぞれの詳細については次章で解説をします。

バックオフィスは一般的に会社の利益に直接関わらない職種になります。

そのため「バックオフィスってどんな役割なのか?」「バックオフィスは重要じゃないのでは?」といったような疑問を持っている方も少なくないでしょう。

バックオフィスの役割を簡単に言うと、営業などのサポート業務や社内活動が円滑にできるような役割があります。

仕事内容には派手さはありませんが、企業にとってはなくてはならない職種と言えます。

バックオフィスの仕事内容やメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

バックオフィス業務とは何か?仕事内容や重要性とメリットについて

バックオフィスの役割

バックオフィスの役割について見ていきます。

バックオフィスの役割や業務内容は多岐に渡り全て解説をするのは難しいので、ここでは4つの職種に絞って解説をしていきます。

・庶務

・経理

・法務

・一般事務

詳しく見ていきます。

庶務

バックオフィスの役割、1つ目は庶務になります。

庶務の役割として、社員がスムーズに働けるような環境を整えることが主な仕事になります。

「総務と何が違うの?」といった疑問も出てくると思います。

庶務と総務どちらも、社員が働きやすい環境を整えることが仕事になりますが、業務範囲が異なります。

総務の場合では、会社全体に関わる業務範囲になります。

一方、庶務は部門や事業所ごとに配属され、部署ごとに担当します。

このような違いが総務と庶務にはあります。

主な業務内容としては、電話対応や来客対応、備品管理、資料作成、ファイリングなどが一般的になります。

業務範囲は、会社や部門の規模によって異なり、経費精算や伝票処理といった業務がある場合もあります。

経理

バックオフィスの役割、2つ目は経理になります。

経理を一言でいうと、お金を管理する部門になります。

日々の売上や利益、税金や給与計算など、お金の出入りを記録します。

その記録を元に決算書の作成・申請手続きを行う業務になります。

会社の経営方針を決める上で欠かせない業務になるので、責任がある仕事と言えます。

経営陣と近い立場で仕事を進める機会があることから、刺激がありモチベーションを高く持ち仕事に取り組めることでしょう。

また似たような職種で財務があり、経理と財務を混同しがちになりますが、業務内容が異なります。

簡単に説明をすると下記の通りになります。

経理・・・会社が使ったお金の管理

財務・・・これから会社が使うお金の管理

経理に関しては上記で触れていますように、会社での日々のお金の管理をする業務になります。

一方の財務では、銀行との融資交渉やM&Aなど、資金の調達が主な業務内容になります。

会社の規模によっては、経理と財務の担当社員が兼任することもあります。

法務

バックオフィスの役割、3つ目は法務になります。

法務は名前の通り、法律や司法についての業務になります。

業務内容は大きく3つに分けることができます。

1つ目がトラブルが発生した際の対応になり、クレームや不祥事、損害賠償請求などの対応が挙げられます。

2つ目は、トラブルを未然に防ぐための業務になります。

契約書作成時の内容確認や社内規程の制定などが当てはまります。

社内外でのトラブルを防ぐ役割と言えるでしょう。

3つ目は、収益を高めるため経営陣からの新規事業や会社買収などの相談対応です。

経営陣に対し、法的リスクを考慮しながら戦略を提案をしていく業務になります。

このように法務の中にも様々な仕事の役割があります。

一般事務

バックオフィスの役割、4つ目は庶務になります。

一般事務の主な仕事内容は、電話やメール対応、データ入力、書類作成、ファイリング、備品管理、来客時の対応などがあります。

「庶務と何が違うの?」と思った方もいるはずです。

実は、一般事務と庶務は同じ職種になります。

企業によって名称が異なることがありますが、基本的には同じ職種と理解して問題ありません。

ECサイトのバックオフィスの場合はサイト運営に関わる

ECサイトにおけるバックオフィス業務は、直接売り上げに関わりませんがサイト運営に欠かせない重要な役割があり、バックオフィス業務は”バックエンド業務”と呼ばれることもあります。

バックオフィスの業務は、在庫管理や商品登録、受発注業務、システム運用などサイト運営に関わる作業が数多くあります。

このことからサイト運営をする際にも、バックオフィス業務はなくてはならない存在と言えるでしょう。

バックオフィスの重要性

バックオフィスが重要な役割であるのは間違いありません。

しかし、バックオフィスは企業の売り上げに直接貢献しないことやサポートの役割が多いことで、重要性を低く見られることが多い傾向にあります。

もし、バックオフィスが会社から消えてしまったらどうでしょう。

会社の利益や売上以前に、おそらく運営することは難しいのではないでしょうか。

会社の運営はもちろんですが、会社を成長させていくにはバックオフィスの力が必要不可欠で重要と言えます。

最近では働き改革やコロナウイルス拡大の影響もあり、多くの企業がバックオフィスの重要性を認識し、効率化を進める動きが多く見られます。

バックオフィスを強化することで会社全体が成長するだけでなく、社員の満足度も向上しモチベーションを高く維持し業務に取り組むことができると言われています。

しかし、言葉では効率化と簡単に言えますが、実際にバックオフィスを効率化するとなると膨大な費用や時間のコストもかかります。

バックオフィスの効率化は、今後も企業の課題になっていくことになるでしょう。

バックオフィスの効率化を考えているならこちらの記事をご覧ください。

バックオフィスの効率化を図ろう!具体的な成功方法やポイントを公開

バックオフィスの役割を認識して会社を支えよう!

バックオフィスの役割について解説をしてきました。

バックオフィスは企業にとって、必要な役割であることを理解できたのではないでしょうか。

バックオフィスは、ルーティン作業が多く、やりがいを感じにくいと言われることがありますが、企業にはなくてはならない存在になります。

バックオフィスの役割をしっかりと認識し、会社を支えていきましょう。

もしバックオフィスに興味を持っている方はおかねチップスの求人機能「サクサク仕事探し」で、バックオフィスに関する仕事が沢山掲載されています。

バックオフィスとして働きたい、転職したいと思っているなら是非参考にご覧になってみてください。

文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部

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