pippinが2億円の資金調達を実施、クリエイターとサプライヤーへのサービス強化へ

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ソーシャルコマースの新たな可能性を拓く「pippin(ピッピン)」を運営する株式会社EC-GAIN（本社：沖縄県那覇市、代表取締役：村田薫）は、SIG Asia Investment, LLLPをリード投資家とし、FFGベンチャービジネスパートナーズ、Coral Capital、Headline Asia、GxPartners、及び個人投資家からの資金調達2億円を実施しました。

資金調達により、サプライヤーとクリエイターに向けたプロダクトのさらなる進化と、クリエイターの集客及び販売拡大サポートの強化を行う予定とのことです。

編集部がクリエイターを見てみたところ、様々なジャンルのYouTuberが参加していることが確認できました。インフルエンサーに商品を紹介してもらう仕組みはありますが、ショッピングアプリを用意しているという切り口は新しいと感じました。

インフルエンサーを起用した販促は伸びつつけていますので今後にも期待です。

今回の資金調達について

pippinは、クリエイター、ブランド、そしてユーザー全員に利益をもたらす新たなソーシャルコマースの可能性を作るプラットフォームです。クリエイターが知識を活用して収入を得ることを支援し、サプライヤーが新たな顧客と出会う機会を創出し、一般ユーザーの賢いお買い物の手助けをすることを目指しています。

https://www.pippin.social

pippinは現在、4000人以上の動画クリエイターをはじめとする専門的なクリエイターが販売を行っており、累計注文件数も20万件を突破しました。今回の資金調達により、さらにpippinのプロダクトの進化を図り、クリエイターやサプライヤーとの関係をさらに強化し、プラットフォーム全体の成長と発展を継続し、クリエイターやブランドにとって最高のパートナーとなることを目指します。

今後の事業展開・強化

pippinではクリエイターの集客支援のために商品紹介メディアの開発と検索ユーザーの獲得に注力します。さらに、現在実装済みの「AI商品説明文生成」に加えて、最新のLLM技術「GPT-4」を活用したサービス強化を進め、クリエイターやブランド、そしてユーザー全員に対して、より良い販売体験と買い物体験を提供します。

プロダクト開発・営業の強化

今回の資金調達では、ソーシャルコマースプラットフォームの開発加速に伴い、プロダクト開発チームと営業チームを中心に組織を強化していく予定とのことです。

投資家コメント

SIG Asia Investment, LLLP 幹亜幸

SIGは株式会社EC-GAINの株主として、pippinの発展に参画できたことを大変嬉しく思います。pippinは、クリエイター、ブランド、そしてエンドユーザーに対して新しい価値を提供するというビジョンのもと、市場のニーズに適切に対応し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるものと考えられます。私たちはpippinの将来の成長に注目し、その成功を全力でサポートします。

Coral Capital 創業パートナー CEO James Riney

私たちは初めて投資の機会を得たときから、村田さんとそのEC-GAINチームが推進するソーシャルコマースプラットフォームの可能性に深く感銘を受けています。商品に詳しい専門家と相談しながら買い物ができるこの革新的なアプローチは、従来のECでは提供できなかった新たな価値を市場にもたらします。全世界で見ても、ソーシャルコマースの台頭は消費者行動の新たなパラダイムを生み出しており、その成功例は特に中国で明らかです。私たちはEC-GAINがこれらの成功事例を参考に、日本のソーシャルコマース市場に革新をもたらし、顧客体験をさらに向上させる未来を見据えています。

GxPartners Managing patner&COO 中原健

前回、前々回のラウンドに引き続きEC-GAIN社に出資させていただきました！
クリエイターエコノミーが注目されるようになって久しいですが、pippinはクリエイターのみなさんが輝ける場所を作ろうと早くから取り組み、これまで成長してきました。今後もクリエイターが活躍し、結果サプライヤーの皆さんのお役に立てるソーシャルコマースのプラットフォームとして大きく飛躍していくことを期待しています！

株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ　松田優

EC-GAINには、GxPartnersとFFGベンチャービジネスパートナーズが共同運営するファンドから、以前より出資させて頂いておりましたが、今回、FFGベンチャービジネスパートナーズが単独で運営するファンドからも、あらためて出資させて頂きました。私自身、「pippin」との出会いは投資家としてではなく、ユーザーとしての出会いが最初でした。サービスを拝見した当時から今まで変わらず、「pippin」は『誰もが活躍することができる世界』になるサービスだと感じており、ものが溢れるこの時代において、真に良いものを購入する体験は益々必要になっていくと確信しています。今回の調達により、もっと多くの方に「pippin」が届くことを願っています。