【2021年最新】フリーランスで働きながら保育園は入れづらい？保活のポイントを解説！

「フリーランスだから保育園に入れづらい…」そう思っていませんか？

フリーランスとして現役活動しながら、保育園に預ける“やり方とポイント”を徹底解説していこうと思います。

フリーランスは保育園に入りづらいの？

事実、「フリーランスの方は子供を保育園に入れづらい」という現状があります。
なぜなら、育休の有無が入りやすさに大きく影響するからです。当然、フリーランスには育休がないので、入りづらいという結果になってしまいます。また、保育園に継続して通わせることができるのか、「所得や労働時間・保育園に入れる必要性」を証明する必要があります。

所得や労働時間を証明するためには、確定申告を行って証明する必要があります。

労働時間に関しても、所得が低いと労働時間を長めに申告するのが難しくなり、最低時給を下回る申請は認められないこともあります。駆け出しフリーランスだと、最低賃金以下になってしまうことも多々あるかと思いますが、その場合労働時間を短く申告する方法があります。また、保育園に入れる必要性を証明する必要もあります。

フリーランスとして在宅ワークをしていると、どうしても不利に働きやすいです。なぜなら、会社員の場合は勤務時間は育児との両立が物理的に不可能なため、在宅ワークだと必要性が劣ってしまうことがあるからです。ですが、そのような取り決め自体はどの自治体もありませんので、しっかり説明すればフリーランスの子供も保育園に入れることができます。

フリーランスで保育園に入る際に必要な書類とは

保育園に入る際に必要な書類は主に3つあります。それが、「勤務証明書類・開業証明書類・所得証明書類」です。基本はこの3つですが、各自治体によって必要な書類が異なることがありますので念のためホームページで確認しても良いでしょう。

勤務に関する書類

勤務に関する書類は、勤務証明書のことです。

勤務証明書は企業に在職していること、または在職していたことを証明する書類で、各企業によって呼び名が異なり、「在籍証明書、就業証明書、就労証明書、雇用証明書、在職証明書」など様々な呼び名があります。フリーランスの場合、提出先から指定された用紙を自分で作成するのが通例です。

開業していることを証明する書類

開業していることを証明する書類は、開業証明書のことです。

開業証明書は、「どの住所で、どのような個人事業を開業した」ということを国に証明する書類で、確定申告をするためにも必要となります。開業証明書があると、きちんと開業されていることが証明できるので、保育園からの信頼度も上がります。

収入に関する書類

収入に関する書類は、所得証明書類のことです。

給与以外で収入を得ているフリーランスの場合は、「確定申告書の写し」が所得証明書になることがあります。確定申告時に作成した書類をコピーして自身の収入を証明する公的書類を提出しましょう。提出先によっては所得証明書として認められない場合があるので、保育園側に確認しておくのが大切です。

フリーランスで保育園に入園するポイント

フリーランスの方が保育園に入園しやすくするためには、5つのポイントがあります。

・最低賃金以上で就労時間を多めに申請する

・0歳児のクラスから入園を狙う

・認定外保育施設を利用する

・入園しやすい自治体で暮らす

・企業に常駐する

「自分は子育ての時間が取れないので保育園が必要！」ということを必死にアピールすることが重要です。それでも通らない場合は、0歳児のクラスから入園を狙ったり、企業に常駐したりして対策をとりましょう。保育園は審査に通ると一年間は継続して通うことができますが、年度が替われば再度審査が行われます。大きな変化がない場合、翌年の再審査は通りますのでご安心ください。

ただ、もしあなたが会社を辞めてフリーランスになった時、3つの必要書類を用意できなければ、退園させざるを得ないこともあります。すでに子供が保育園に行っている場合、独立などは避けた方が良いでしょう。ただ、どうしてもという場合は、「勤務証明書類・開業証明書類・所得証明書類」にプラスして「退職証明書」が必要になることが多いです。子供を第一に考えて行動しましょう。